オクで入手したマイクロフォーサーズ機であるOLYMPUSのE-PL1sが未だ手元にある。201111LXa-009

XZ-1用のライブビューファインダーが目的だったのだが、E-PL1sとレンズとのセットで激安だったので‥‥さっさと本体・レンズは売るつもりだったのだが、手の大きさにしっくりくるサイズ、そしてPanasonicの14mm単焦点レンズも気に入ってしまった。そしてXZ-1につけるはずだったライブビューファインダーはそのままE-PL1sに。完全に目的が変わってますね。分かってます。(^^;)

こうなるとマイクロフォーサーズの世界にどっぷり‥‥ミイラ取りがミイラになるというパターンは今まで何度も経験しているわけだが、今回は魅力的なレンズが見あたらず、幸いレンズ沼にはハマっていない。かわりに過去のマニュアルフォーカスレンズをつけるアダプタを3000円弱で購入、いままで絶賛お蔵入り中だった小学生の頃から使い続けていたPENTAXのマニュアルレンズが息を吹き返した。(ちなみに本体であるPENTAX-MEとかSUPER-Aなどはシャッタ201112XZ-019ーが押せなくなって人知れず壊れていた。LXとME-superはちょくちょく空シャッターを押していたためか無事、機械ものは使わないとダメだね。)

E-PL1sでマニュアルフォーカスが使えるのは、ピント合わせの際にライブビュー画面でクローズアップしてくれるから。完全にピント合わせができる。もともとマニュアルフォーカスのPENTAXを使わなくなったのは、近視のためちゃんとしたピント合わせができていないと感じるようになったためだからこれはデジタル時代の朗報だ。

昔ながらの、絞り優先による露出決定、ピント合わせ、シャッターという手順で写真を撮ることになる。

 

手軽ではない。

しかし楽しい。

これは、一昔前、写真が今のように子どもでも簡単に撮れてしまうものではなかった時代の優越感だ。露出を自分の意志で決定し、ピントを合わせ、タイミングを合わせてシャッターを切る、それが快感。そういったものが沸々とよみがえってきた。(あとはフィルム現像とか焼き付けとか‥‥あぁ昔は手間だったなぁ)今のカメラは手軽で日常の記録にはもってこいなんだが、作品づくりというか過程を楽しむ部分がざっくりと削られている、いや巧妙に隠されてしまっている。そんなことに気づかされただけでもE-PL1sを入手した価値があったのかもしれないな(と後付けで正当化してみる)。

201112PL1s-040

201112PL1s-051

E-PL1s+RIKENON 45mmF2.8(35mm換算90mm)

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