さて、今回の富士登山のルートは須走ルートである。

前回の高山病体験を経て、今回は低い山小屋で一泊・翌日登頂というプランを考えた。

ルートとしては激混み・吉田ルートは避けたかった。

今となっては世界遺産登録の影響で登山客が殺到らしく論外である。

御殿場ルートは低い位置に山小屋がないし、そもそも家族で利用するルートではない。

富士宮ルートは練習登山も含め、2度体験している…。

消去法的に須走ルートルートが浮上した。また子どもたちが砂走りをもう一度体験したいと言っていたのも須走ルートに決定する要因となった。

ということで須走ルート本6合目の「瀬戸館」に五月中旬に予約を入れた。

ちなみに須走ルートの特徴は、

・6合目あたりまでは樹林地帯を歩く唯一のルートである

・スタート地点(5合目)が標高1980mと低く、距離も長いため人気がなく(利用者14%)、空いている。

・下りは砂走りの区間がある。

・本8合目で吉田ルートに合流するので、時間帯によっては渋滞する。

今回は標高の低い本6合目(2630m)で宿泊するので、寝ている間の高山病を避けることにした。またご来光も山小屋で見てから出発することで、吉田ルート合流後の渋滞を避けることにした。

ルート1

さて、御殿場ICに9時前に到着、須走ルートのシャトルバス乗り場を目指したが、5合目に向かう「ふじあざみライン」に直接入れてしまった。「ふじあざみライン」の規制は昨年よりも緩くなっていたのだが、調査不足であった。言い訳をするようだが、旅行前日まで39.3度の発熱を伴う風邪を引いていて、前日まで旅行を中止するか悩んでいた状態だったのだ。まぁそれまでに調べられなかったわけではないので本当に言い訳なのだが。10時に5合目の無料駐車場にも無事駐車できた。ちなみに宝塚からの距離は440km。

車で5合目まで入ることができたのは、荷物や時間短縮のこと・シャトルバス代201307XZ-003のことを考えると本当に嬉しい誤算であった。

駐車場から5合目のお土産や通りに向かう途中ではシカのお出迎えがあった。

お土産屋で昼食・金剛杖を買う。

5合目の焼き印には早速「世界文化遺産」の文字がある。

tue9

過去の記事