お土産に買ってきたシュークリームの原材料に「アンモニア」の記載があった。
あとになって食べていた上娘もこのことに気づき、質問されたので、ネットで調べてみた。
~ すぐに解決、本当に便利な世の中だ ~
どうやら膨張剤に使われているらしい。
「でも、他に膨張剤もかいてあるから、何でかな、と思って。」
なかなか鋭い上娘。わたしも膨張剤以外の役割を疑っていた…
どうやら一般に膨張剤として使われる重曹は「縦方向」に膨らみやすいのに対して
「アンモニア」は「横方向」に膨らみやすいらしい。
で、原料としては「アンモニア」ではなく正しくは「炭酸水素アンモニウム」。
これが分解して二酸化炭素や水蒸気がでて(膨張剤としてはたらき)、アンモニアが残るので、「アンモニア」と書かれているようだ。
そういえば重曹も「炭酸水素ナトリウム」、似たもの同士であるが、膨らます方向に違いが出るということか。ちなみに重曹を分解すると、二酸化炭素と水蒸気以外に「炭酸ナトリウム」という水にとけるとアルカリ性の物質ができます。多すぎると苦くなるので、普通はクエン酸などを加え、中和しています。