今年から全学年の家庭科の担当もしている。調理・保育は実生活である程度は経験済みなわけだが、裁縫は40年前に小学校で習って以来である。そして実生活でも避けてきた分野であり、これに関してはイチから勉強することとなった。
この連休は、1年生の実習でつくるクツ袋を作成した。
まぁ材料などワンパックになったキットなので、説明書通り作ればよいのだが、基本的な言葉の意味が分からないこともあり、相棒さんに教えてもらいながら、そしてネット動画も参照しつつ作っていった。
1.必要なサイズに切り | 2.袋状にするために重ねて | チャコペンで設計 |
3.半返し縫いで縫っていく | 3歩進んで1歩戻る、半返しだ! | 4.布端をかがり縫いする |
5.ひっくり返して表面 | ヒモ通し部の周囲を本返し縫い | 裏側 |
6.上端部を2つに折って | まつり縫い | まつりだまつりだまつりだ豊年… |
7.ヒモ通し部の下を並縫い | 8.ひもを通して | 9.完成! |
できるにはできたが、教えるレベルにはまだまだ。失敗したときのリカバリーなど学ぶことは山積みだ。
一方で、できなかったことができるようになるというのは、この年になっても何だか嬉しいものだ。
実は4月から相棒さんに、まつり縫いやボタン、スナップ付けなどを教えてもらっていて、実際に衣服の補修をしたりしていたわけだ。大げさかもしれないが、人間的な成長?丸というか完全体にすこし近づけたような、そんな喜びがある。