さて、端末であるが、2年前のGalaxyNoteから、Note2、そしてFujitsuのF-01Fと中古端末を乗り換えてきた。そして昨年末、楽天モバイルのセールでカメラ機能に定評のあるHonor6Plusを購入した。購入したが、カメラ機能のテストだけして、けっきょく使わずF-01Fに戻した。そして現在、後継であるF-05F(これまたヤフオクで落とした中古品)を使っている。ここでは約2年前の製品であるF-01F,05Fの端末としての魅力について書いてみる。

image一番の魅力は、屋外での画面の見やすさだ。一般に携帯の画面は日中の屋外では輝度を最大にしても十分に見えないことが多く、手で直射日光を遮ったりして見ることになる。しかしF-01FとF-05Fの2機種fのみは、SonyのWhiteMagicという液晶が使われており、日中屋外でも明るく見える。そんなに屋外で使う機会があるわけではないが、写真を撮ることが多い私にとって、屋外で使うときは画面がしっかり見えるというのは大きなアドバンテージなのだ。

次に大きさだ。5インチ1080×1920のディスプレイでありながら、幅70mm程度と,今のスマホの中ではわりと小ぶりなサイズ。胸ポケットにも入るというのは携帯する上で大切なことである。

そして指紋認証はやはり便利である。電源スイッチ付きのタッチセンサーが本体裏側にあるため、支える指でセンサーを押してスイッチオン、そのままスライドしてロック解除と一連の動きがスムーズにできる。ピクチャーパスワードやPINコードの入力のように、もう片方の手で画面を操作する必要がない。また、このタッチセンサーはログインだけでなく、アプリごとに設定することができるのも便利である。つまりLineやメールなどの秘匿性のあるものは指紋認証に設定、電卓やカメラなどは設定無し、などと使い分けることができるのである。

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背面にはフェルトなどのシールを貼っている。これは滑り止めの目的以外に触感で向きを確認するためである。

またカメラも地味に高性能である。画素数云々はどうでも良いのだが一応1300万画素(05Fは2080万画素)ある。高性能と評価したのは、数台のスマホを条件を揃えて取り比べた結果、もっとも細部がしっかり映っていたのが、このスマホのカメラであったからだ。

最後に前述のWhiteMagic液晶は、一般のRGB(赤緑青)の3色の液晶に白の液晶を加えたことで、明るさだけでなく省電力も実現している(例えば白を表現するのにRGBを使わないで済む)。3200mAhという大きなバッテリ容量と相まって、3日間電池が持つと謳われている。まぁ実際毎日充電する必要はない程度には電池が持つ印象である。これも地味にポイント加算である。

以上、F-01F、後継のF-05Fの魅力を書き上げてみた。

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