メインで使っているPCが今年で5年になる。メインPCで5年も変更しなかったのは初めてかもしれない。さて2年前に電源を交換して以来、変化のなかったPCだが、このたびシステムのドライブをHDDからSSDに変えてみた。グラフィックアプリ(PaintShopPro X6)の起動時間を長く感じることが主な理由だが、250Gの大容量SSDが7000円足らずと安くなったことも大きい。image
SSDはやはり速い。ベンチマークなど取るまでもなく実感できる速さである。ちなみにマザーボードのSATAソケットは6つあり、そのうち2つが高速のSATA3対応のものである。そのSATA3スロットに別途購入したSATA3ケーブルでSSDを接続した。OSはwindows7をクリーンインストールしてwindows10にアップグレードした。当初はシステムの入ったHDDの内容をSSDにクローンしようとしたのだが、バックアップアプリがうまく作動しなかった。1TBから250GBへのクローンなので、難しい面はあったと思うが(もちろんHDDの使用量は200GBを切っていて容量的な問題はなかった)、ネット上で成功例の多かった複数のバックアップアプリがうまく動作しなかったことは残念であった。何にしてもHDDの内容まで破壊しては大変なので安全第一である。まぁ結果としてクリーンインストールすることで、不要なアプリやオンラインソフトの整理ができて、すっきりしたことは良かったかもしれない。
今回、以前に比べると気軽にシステムの入れ替えをすることができた。入れ替えで一番気をつかうデータの移行について、あまり悩む必要がなかったからである。以前から、作成した文書やデータはすべてDドライブ(別のHDD)に入れていたことに加え、最近では多くのデータ(ブックマークやメールデータ、FEPの学習辞書など)がクラウド上に保存されているからだ。つまりシステムの入れ替えは、アプリを再インストールする程度で元の環境に戻すことができるようになっていたのだ。システムの入れ替えが容易にできるようになったのは良いことである。

参考までに、今回の入れ替えに伴うドライブの変更である。

 

作業前

     

作業後

1Tbyte HDD

c:ドライブ

システム・起動

元システム参照用

b:ドライブ

250G SSD

新規

システム・起動

c:ドライブ

2Tbyte HDD

d:ドライブ

データ

データ

d:ドライブ

DVD-RAM

q:ドライブ

DVD

DVD

q:ドライブ

b:に割り振った元のシステムHDDは、当面は元の環境の参照用として使い、いずれはバックアップドライブとして使う予定である。(SSDはHDD以上に耐久性に問題があるため)

過去の記事