私はma-2.comというドメインを取得し普段使いにしている。ほかにもma2.pwやwbf.pwといったドメインも取得していて、それぞれに用途がある。これらのドメインは世界中で私(と私が許可した人間)しか使えないものである。

ma-2.comというドメインを取得したのが2010年だった。当時はまだGoogleAppsが無料だったので、それに乗っかってメール運用を始めた。その後自宅サーバーも開設したがメールサーバーは踏み台にされるとたいへんなのでGoogleAppsで継続運用することに決めた。

そうこうするうちにGoogleAppsは有料となってしまった(既存利用者は無料のまま)。独自ドメインでメールを運用しようとするとレンタルサーバーを借りて、ホームページやブログとセットで運用という形が一般的になった。

ところが最近メール運用だけに特化したサービスが「お名前.com」からリリースされた。とくに宣伝では無いのでリンクも貼らないが、年額500円で独自ドメインのメールアドレスが無制限に取得できるというサービスだ。年間かかる費用としてはドメイン維持費(1200~1500円くらい)とメール運用サービス費500円、つまり年2000円にも満たない額で、自分でつくったメールアドレスが使用できるということだ。

メールアドレスやホームページアドレスは何かと目につく機会が多い。また独自ドメインはリリースしない限りユニークな存在なので、今後も利用価値の高いアイテムだと思う。

ドメインの取得は早い者勝ちで、一人でいくつ所持してもかまわない(その分維持費がかかるが)。そのため少ない文字数や名字・地名などのドメイン名はおおかた刈り尽くされている。世界中で使われるトップレベルドメインである.comなどは、セカンドレベルドメインが「ma-2」のように4文字のものですらかなり空きが少なくなっている。逆に新しいトップレベルドメインである.pwとか.bizなどはまだ3文字ドメインも取れることがある。私が所属している遊び集団はかなり以前からWOO.jpというアドレスを取得し維持している。これは先見の明があったと言えるだろう。

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