ペットボトル 20190525

| 物理, 生活 |

コンビニで「おーいお茶」を2つ買ってみた。

一つは通常の冷蔵用、もう一つは冷凍用だ。

P5190376

ペットボトルといえば容量は500mlと思っていたが、通常版は600ml、冷凍版は485mlだった。通常版は少しでも量を増やして他社製品との差別化を図るため、冷凍版は冷凍したときの体積増加(約1.1倍)を考慮してのことだと思われる。

面白いのは、体積やキャップの色以外に、ボトルの形状も違うということ。通常版は中央部がややへこんでいるものの全体としては寸胴型をしているが、冷凍版は斜めにねじったような形になっている。冷凍の際の体積増加で横方向へ加わる力をこのねじりによって生じた強度で打ち消しているものだと思われる。ペットボトルを握る際にもこのねじり型の方が手にしっくりくるので、もしかしたら水滴によって滑りやすくなったボトルの落下を防ぐ目的もあるのかも知れない。

過去の記事