長岡京市を中心に阪急バスの路線網がある。まったく乗ったことがないエリアでけっこう路線数があるので、2日に分けて乗りに行くことにした。

路線図を見ると、併走する阪急とJRの各駅を丁寧にまわっていくようだ。

また一番下の新山崎橋停留所だけは、直通するバスはなく、路線番号が両側できれいに分かれている。

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では、ひたすらバスに乗り続ける旅の始まりである。

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一日目

第1便 阪急水無瀬駅 08:10発、JR島本駅経由 若山台センター行き 完乗

スタートは路線図の左下にある阪急水無瀬駅である。前述の新山崎橋で路線が切れるので、まずは左端を制覇することに。

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阪急水無瀬駅 上の高架は新幹線 阪急水無瀬駅  第1便 若山台センター  第2便

平行するJRの島本駅に立ち寄って、バスは山手へ。途中に島本町役場・大阪青凌中・高校があった。

若山台センターはURの団地群の中心にあった。

 

第2便 若山台センター 08:23発、新山崎橋行き 完乗

来た道をたどって阪急水無瀬駅に戻り、バスはそのまま国道171号に出る。ほどなく大阪・京都の府境を越える。地図上では右手に桂川・木津川・宇治川が流れているが、灌木も多く水面はほぼ見えない。国道がすこし川から離れると、終点・新山崎橋である。ここは阪急バスの大山崎営業所があり、バスも所内に停車した。ちなみに水無瀬駅から新山崎橋まで私以外の乗客はいなかった。

次の乗り継ぎ便まで70分もある。この後の行程はほぼ分刻みであることは分かっているので、ここで唯一の周辺散策を楽しむことにする。

といっても目の前にマクセルの工場があり、淀川三川の河川敷はその向こうにある。まぁ地図を見る限り、1キロあまりのようなので、歩くことにする。

国道を渡り、新幹線をくぐり、桂川に注ぐ小泉川の築堤を歩く。

振り返れば新幹線の向こうに天王山、向かう先には淀川三川、その先に男山、いわゆる山崎の合戦のまっただ中である。

桂川河川敷公園にある野球場の先まで行った。川まであと少しだったが暑さと時間的な制約もあり引き返した。草野球のおっちゃんたちが楽しそうだった。

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大山崎営業所/第3便のバス 築堤のどかだ/河川敷公園で野球 竹林の影に入ると涼しい 
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第3便 新山崎橋 09:53発、JR長岡京駅行き 西陣町まで乗車

バスのエアコンが嬉しい。再び171号線を進む。小畑橋・落合橋と小さな川を渡りつつ、サントリーのビール工場を眺め、阪急西山天王山駅へ。小休止して、次はJR長岡京駅へ。そして阪急長岡天神駅へ。バスはそのまま長岡天満宮の北端を通って、光風台・美竹台など山手の住宅街へ。くるりと一周して、次のバスに乗り継ぐため長岡天満宮の北西端にあたる西陣町で下車。1時間13分のロングドライブだった。

 

第4便 西陣町 11:09発、JR長岡京駅行き 長岡京駅まで乗車

金ヶ原を経由して阪急西山天王山駅へ向かう。ここだけではないが、この地域の竹林はとても整備されていて美しい。

長岡天満宮の東端を通って、再び阪急長岡天神駅、JR長岡京駅へ。

長岡京駅って昔の神足駅だったんやね。

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第4便 JR長岡京駅 11:09発、JR長岡京駅行き東和苑循環 長岡京駅まで完乗

東口に渡って、小さな循環系を2つ乗り潰す。マイクロバスによる運行である。

駅東口には村田製作所の本社がある。

まずは「芝本・東和苑方面行き」。駅の東側を走る171号線まで進み、住宅街の狭い生活道路を反時計回りに回って、JR長岡京駅へ戻った。ちなみに全線170円である。

第5便 JR長岡京駅 11:32発、JR長岡京駅行き城の里循環 長岡京駅まで完乗

事前の調査でこの地区の2つの循環系は乗り継ぎが良いと思っていたが、同じバスが順番に循環しているためだと分かった。

次は「勝竜寺公園前・芝本行き」線路沿いに走り、勝竜寺城跡の公園を眺め、やはり住宅街の狭い生活道路を時計回りに回って、JR長岡京駅へ戻った。やはり全線170円である。

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第4便 東和苑循環 車内 通園バスより小さいか 第5便 城の里循環

第7便 JR長岡京駅 12:54発、JR長岡京駅行き今里方面循環 長岡京駅まで完乗

昼食を取るために長岡天神駅へ往復して、午後の旅スタート。

小畑川を渡る一文橋は、西国街道の一部だったが何度も洪水により橋が流されたため、橋の架け替え費用として通行人から一文ずつ徴収したという由来がある。

「あかね」停留所。ひらがなの停留所名は珍しいか。

 

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第8便 JR長岡京駅 13:32発、JR長岡京駅行き光明寺方面循環 阪急長岡天神駅まで

だんだん落ち穂拾いのようになってきた。光明寺方面循環バスに乗る。次のレアバスに乗り継ぐため阪急長岡天神駅で降車。

第9便 阪急長岡天神駅 14:07発、南平尾経由JR長岡京駅行き奥海印寺方面循環 阪急長岡天神駅まで

南平尾を経由するバスは午後のみ、1日7便である。逆ルートは午前のみで1日10便。どういう理由でこのような運用になっているのか謎である。

午前便は南平尾を経由しないので、なるべく完乗を目指すため、この路線は午後回しになっていた。

20分ほどで阪急長岡天神駅へ戻る。

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光明寺方面循環 南平尾経由奥海印寺方面循環 阪急東向日駅行き

第10便 阪急長岡天神駅 14:33発、阪急東向日駅行き 終点まで

雨がぱらついてきた。夏の熱気の中さらに湿度が上がったようで息苦しく感じる

東向日行きは、予想外のマイクロバスだった。

 

その2に続く

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