その1で乗車した区間をグレーにしてみた。

阪急長岡京地区

残っているのは、

 1.路線図の上方、洛西地区の2路線

 2.路線図の下方、JR山崎駅へ向かう路線

 3.路線図の右方、JR長岡京駅を起点とする3路線

である。

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二日目は阪急東向日駅からスタートする。

洛西地区の善峯寺へ行く路線は、午後3時以降は便がないので、まず最初に乗りに行く必要があるためだ。

 

第1便 阪急東向日 09:00発、JR向日町行き JR向日町まで 

最初にJR向日町へ。1停留所の旅である。乗り潰しをしている以上しかたないし、どうせ次に乗る便の始発駅になる。

阪急東向日もJR向日町も鉄道駅の停留所名に「駅」がつかない。まぁ鉄道名を冠しているので不要なのだが。

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JR向日町~洛西バスターミナル行き のどかな里山風景 からの高層マンション群

第2便 JR向日町 09:05発、洛西バスターミナル行き 完乗 

東向日を経由して、西へ進み洛西方面へ。西山の端に当たる里山・南春日町に立ち寄り、少し戻って洛西バスターミナルへ。実に里山らしい景色から一変して、ニュータウン地区である。ちなみに運賃は南春日町よりも先の洛西ターミナル方面の方が安い。南春日町がかなり離れた地区にあって距離が洛西バスターミナルより長いせいかと思ったが、実際に乗ってみるとそれほどの寄り道ではなかった。どうやら洛西バスターミナルに出入り京都市営バスとの競合による戦略的な運賃ではないかと想像するに至った。

終点の洛西バスターミナル、降りてみて面食らった。大型商業施設や高島屋百貨店まである。これまでのバス旅の中でもっとも大規模な終点である。ここには京都市営バスが京都市内の各方面から多数乗り入れており、「バスターミナル」を名乗るだけの規模である。ここでは阪急バスがマイナーな存在で、その路線図だけ見ていたは、辺境の地であるかのようであるが、ここは洛西ニュータウンの中心地であったのだ。

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洛西バスターミナル 洛西ニュータウン・高島屋 同じ経路を戻る

第3便 洛西バスターミナル 09:52発、JR向日町行き 寺戸下車 

つぎは善峯寺へ行く。直接向かうバスはなく、阪急東向日まで戻り、善峯寺行きに乗ることになるのだが、途中の寺戸で降車した。寺戸で降車した理由は、往路で激安スーパーを見つけていたからだ。ここで安弁当やら氷菓やらを買い込んだ。そして一つ先の向日市役所前まで歩き、待ち時間でアイスを食す。ちなみに南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が出ていたらしく(知らなかった)スーパーがやたらと混んでいたのはコレが原因だったのかと。

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立派な向日市役所 役場横には向日町競輪場 触らず食べれる氷菓って便利やね

第4便 向日市役所前 10:45発、善峯寺行き 善峯寺まで 

第2便とは一部違う経路で西へ進み洛西の里山地区を通り、さらに山中に分け入る。厳寒期は途中まで運行となる善峯寺路線である。運転士以外に乗務員さんがいて、最初は研修か何かと思っていたが、どうやら車掌さんだったようだ。終点に着いて、バスが方向転換するときに働いておられた。

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善峯寺バス停 橋を渡ると急勾配 あっという間にバス停が眼下に

善峯寺は、西国三十三所第20番の寺社である。橋を渡って急な山道を登る。膝がポキポキ鳴る。5分あまり登ってようやく山門。入山料500円。

国指定天然記念物の「遊龍の松」があることから、別名「松の寺」ともいわれている。

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起伏に富んだ境内を案内板を参考に巡る。所々にある展望所から京都市内の眺めが良い。

絵図の14番あたりの木陰のベンチに腰掛け、買っておいた安弁当を食べる。今日も猛暑であるが、風もあり心地よい。

そして本当に人がいない。まぁ桜や紅葉の季節でないためであろう。サルスベリも美しいのだが。

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1時間ほどで境内を見て回って、バスに戻る。バスはけっこう傾いた状態で停車しているようで、車内に入って通路で蹌踉めく。見た目の床がある方向と実際の重力方向がかなり異なっているのだろう。

 第5便 善峯寺 12:24発 JR向日町行き 向日市役所前まで 

向日市役所前で降車。終点まで乗っていても良いのだが、バス定期の料金範囲で抑えるためだ。次に乗るバスが来るまで役場で涼んでいれば良いかと思っていたが、ちょい先にコンビニを発見。ここで氷菓を買って、バス停でクールダウン。2時間前にも同じバス停で氷菓を食っていたのが可笑しい。

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2度目の氷菓 JR山崎駅行き マイクロバス車内

 

第6便 向日市役所前 13:19発 JR山崎駅行き JR山崎駅まで

次のバスは阪急東向日始発で終着がJR山崎駅である。途中でJR長岡京駅・阪急長岡天神駅・阪急西山天王山駅・阪急大山崎駅に立ち寄る路線である。この地区のバス路線は、近くの阪急とJRの駅を含む形で山手と街中を結ぶ循環路線が多いのであるが、この80番路線だけは、南北を縦に繋ぐ特異な形である。中心にある長岡京市域は他の路線と被っていて、両端(向日市域と大山崎町域)だけが被りがない。両端だけを別々の路線にしても問題ないのだろうが、多少はあるかもしれない市域をまたぐ需要にも応えているのだろう。しかし実際には通して乗る客は私だけだったが。そして需要がないことはマイクロバスで運用されていることからもうかがい知れる。

終着のJR大山崎駅では、一般の観光客さんが何組もおられた。先の善峯寺でもほぼ観光客0だったので、すこし新鮮である。

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JR大山崎駅着 この周辺だけ観光客が多かった 80番路線で

第7便 JR山崎駅 14:13発 阪急東向日行き JR長岡京駅まで

往路のマイクロバスに再度乗車して、80番路線を戻る。ただ若干、経路が異なる。往路で通った西法寺・里ノ後などは通らず、逆に往路には無い小泉橋を通る。

阪急西山天王山駅からは、往路を辿り、JR長岡京駅で降車。

第8便 JR長岡京駅(東口) 14:54発 菱川方面循環・JR長岡京駅(西口)行き JR長岡京駅(西口)まで

地下通路で東口へ。JRの改札階に上がるより楽である。一日目の乗ったプチ循環2系統以外に菱川方面の反時計回りの循環がある。

菱川方面の循環路線は単純では無い。具体的には、JR長岡京駅(西口)発で、時計回りで菱川地区を循環しJR長岡京駅(東口)が終着というルートが1日6便、逆の東口始発で菱川地区を反時計回りで循環し、西口に戻るルートが1日4便となっている。そして西口発着となるバスは、そのまま金ヶ原地区循環ルートの運用と連続している。つまり2つの循環系統がJR長岡京駅(西口)に立ち寄る形でつながっているのである。ややこしいが金ヶ原地区と菱川地区の直行客には便利な運行なのだろう。

さて東口に移動したのは、1日4便の反時計回り循環に乗るためである。

一日目に乗った芝本・東和苑循環と同じルートで、国道171号に出て、そのまま北上して京都外環状線で左折、一文橋で南下して、戻ってくる路線である。

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菱川方面循環のあと金ヶ原循環となる   ようやく桂川の水面を拝めた

第9便 JR長岡京駅 15:35発 京阪淀駅行き 完乗

次は京阪淀駅へ。淀駅は桂川と宇治川の間にあり、この旅で初めて桂川の向こう側へ行くことに。

 

京阪淀駅の周辺には淀城趾や京都競馬場がある。今日は向日町競輪場の真横(向日市役所前)まで行っているので、とりあえず京都競馬場を眺めに行く。開催日でもないので、近寄ることもできず、その後、淀城趾に軽く立ち寄って帰路のバスへ。

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京都競馬場 淀城 石垣 最後は阪急西山天王山駅

帰路は阪急西山天王山駅まで乗車し、そこで二日目の旅を終了した。

免許センターへ向かう路線だけ残ってしまったのだが、廃止になる可能性は低そうな路線なので、そのうち、何とかなるであろう。

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