宝塚北部の山間の集落を結ぶ路線がある。
2021年に縮小されたとはいえ、それなりに距離もあり経路も複雑、そして便数が少ない。
乗りごたえのある地区である。
期間運行である長尾山霊園線を除くすべての路線に乗ってきた。
元々は、西谷地区と武田尾駅を結ぶために作られた西谷バス、それが阪急傘下に入り阪急田園バスとなり、最終的に阪急バスに吸収された路線である。
ひたすら車窓が続く60分超え動画を作ってみた YouTube https://youtu.be/PpADaytjtSM
基本はJR武田尾駅をハブとして、波豆と上佐曽利を結ぶ路線。
だが、少ない運行で点在する集落を結ぼうとするため、経路が複雑である。
これらの全ての路線(経路)を一通り巡るためには、けっこう頭を使った。
まず本数の少ない波豆行き、そしてこれも本数の少ない切畑経由に乗るために、朝一番のバスに乗ることに。
1便 JR武田尾駅 → (切畑) → 波豆
2便 波豆 → (玉瀬辻) → 出合橋 …徒歩… 大岩稲荷前
3便 大岩稲荷前 → (西谷小学校・大東) → 上佐曽利 …徒歩… 下中橋
4便 下中橋 → (長谷公民館前) → JR武田尾駅
日生中央駅と上佐曽利を結ぶ便は、平日のみ1便なので、後日、午後休みの日を利用して乗ってきた。
5便 パークタウン中央 → 境野 …徒歩… 西谷夢プラザ → JR武田尾駅
JR武田尾駅バス停 | JR武田尾駅バス停にて | 切畑経由 波豆行き |
30分後、波豆に到着。2021年3月までは,この先の三田駅まで運行されていた。
バスの回転所まで行って、千刈水源地を眺める。
千刈水源地 | 波豆(回転所)にて | 玉瀬辻経由の武田尾駅行き |
運転士さんと話をするうちに、反対行きのバス停は狭い歩道で待つことになるので、ここから乗っても良いとのこと。
また30分近く乗って、出合橋で下車。
武田尾まで戻って次の目的地の上佐曽利まで乗ると、定期の利用枠を越えてしまうためである。それに降りて散策する方が知見が広がって良い。大岩稲荷前まで歩く。
出合橋バス停 | 新名神・宝塚SA・IC入口に近い | 新名神の橋梁と橋脚 |
大岩稲荷前バス停 | 大岩稲荷 鳥居 | 大岩稲荷への参道 |
大岩稲荷前から本日3便目に乗車。玉瀬辻・西谷小学校・大東経由の上佐曽利行きである。これまた30分ほど乗車。
この路線も2021年3月までは西にある三田市の波豆川までの運行があった。
上佐曽利では、未乗の長谷公民館前経由のバスに乗るために、乗ってきたバスを見送る。
目的のバスまで1時間以上あるため、途中のバス停まで散策する。これまた定期の料金範囲に収める目的もある。
まずは上佐曽利地区
上佐曽利バス停 | 電気柵電源(太陽光+バッテリ) | 畑のまわりには獣害対策の電気柵 |
素蓋鳴神社 | 参道 | 本殿 |
上佐曽利バス停から武田尾駅に戻る形で歩く。寒いのでどんどん歩いて、下中橋バス停に到達。
下中橋バス停横にある民家(今は人がいないようだが)には、十数年前にはツリーハウスがあった。子どもたちを連れて見に来たことを思い出す。
ヒメオドリコソウ | 三蔵山(戦国時代の三蔵城跡) | 立派な厠だ |
立派なカヤの木 | 椎茸の原木か? | 下佐曽利バス停 |
めずらしく走行写真 | 下中橋バス停 | 長谷公民館前経由JR武田尾駅行き |
下中橋バス停からは長谷公民館前経由のJR武田尾駅行きに乗り、一応は乗れる範囲は全て乗った。
後日、第5便として、猪名川町・日生中央駅発上佐曽利行きに乗ってきた。
この便は、西谷地区の住民の買い物の利便を図るために2022年4月に設定された路線で、平日限定一日一往復である。
往路が午前中に西谷地区を出発し日生中央駅へ、帰路が夕方である。しかしまぁ当然ながら、今回の乗車での利用者は0。
ちなみに西谷バスの時代は、ルートは違うものの同じ猪名川町の川床口までの路線があった。
パークタウン中央から境野まで乗車 | 途中にある大池(釣り堀) | 境野から西谷夢プラザまで歩いた |
未乗の範囲である切畑まで乗ったことで完全乗車を達成。
切畑で降りてしまうと帰りが大変なので、定期の料金範囲である境野まで乗った。帰りは西谷夢プラザまで歩いて、JR武田尾駅行きに乗車した。
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