04:00 起床
05:00 沼津
ムーンライトながらが停車していた。
またしてもロングシート、もう慣れた。真ん中に座り大きな窓の正面に富士山を見る。朝日を浴びた雲をまとい神々しいばかり。
身延線も初乗車。
2時間48分のロングランなのに、まさかのロングシート。徹底してるなJR東海。
まぁ空いているから両側の景色が見えてイイかも。
身延線といえば、塗装が普通の湘南色ではなく、ワインレッドに白の細線という独自カラーの115系というイメージだったのだが‥‥、いったいいつの記憶やねんというツッコミが入るところです。自分の中の20年以上古いイメージがそのままであるということにそれなりに長い人生を感じるよ。
富士山が見えなくなったところで昨夜買ったエビ天弁当980円、誰よりも豪勢な朝食であろう。一晩おいたせいか、天つゆがいい感じに飯になじんでいる、熟成の味かも。
身延で16分待ち、駅前散策、一軒だけ開いている店があったのでおみやげの信玄餅を買い、弁当ガラを捨ててもらう。最近一般のゴミ箱が少なくて旅行者は困ってしまう。
08:06 甲府 08:16
下車した4番線と乗車する1番線がつながっていることに気づかず、一度コンコースにあがって2/3番線の隣にあるはずの1番線を探すが見あたらず焦った。
中央東線の甲府~小淵沢も初乗車。中央東線は予想以上の山岳路線だった。
10:17 松本 10:54
松屋の牛飯280円で早い昼食、短時間で十分な食事、都会は便利だ。
車窓を見ていて、外から虫が窓に当たり気づいたのだが、今まで乗った列車すべてにエアコンが入っている。当たり前のようだが、昔に比べると快適な旅だ。
夏の旅だというのに、一日目の早朝以降では汗一つかいていないように思う。季節感がかなり薄くなり物足りなさを感じるというのも事実。
姨捨駅はスイッチバックとともに風光明媚で有名な駅である。
待ち時間があったので駅風景を撮影した。
12:20 長野 12:45
普通列車「妙高3号」は189系特急車両である。6両のうち、1両だけが指定席。
関山駅は線路が分かれていくような跡があったのでネットで調べてみたらスイッチバックの駅だった(1985まで)。
そして続く二本松駅はスイッチバックのままだった。
二本松駅停車中に初めて車内でトイレに行く。昔は停車中に使うなとか注意書きがあったなぁ。今はタンクにためている屎尿も昔は垂れ流しだったから、線路を歩いているとトイレ紙やブツが落ちていたりしたもんだ。
14:17 直江津 14:51
駅から出てそばを食べる(月見そば340円)。
暖かい食べ物が嬉しいって、どれだけエアコンtoエアコンなのか。まるでチルド便の荷物のようだな。
3両編成475系という交流区間も走れる電車だ。北陸本線は敦賀~糸魚川間は交流区間なのだ。
ここからはこの旅の帰路となる。9時間あまりかけて戻る旅だ。
ここからはまるで押し戻されるように大阪方面へ短時間接続が続き9時間ですむが、けっこうな距離である。
黒部で10分停車の間に下車、駅トイレ、10分あれば駅外に出るようにしている、エコノミー症候群になりかねん。
魚津が近づくと富山湾を挟んだ対岸の七尾が見えてくる。ただし西日の方向なので実にうっすら。
16:54 富山 17:14
富山駅は改築工事中(北陸新幹線対応だろう)でホームから改札までが遠くて大変だった。
だが後は短時間乗り継ぎが多いので、ここで食料を調達しないと大変。おにぎりや鱒のすしを買う。
457系、エンジとクリームの旧塗装車に乗る。
隣のホームからサンダーバードが先発、アレにのったら20:30過ぎには大阪かぁ。その時間にはまだ敦賀にも着いてないよ。
18:12 金沢 18:23
2時間40分の今日2本目のロングラン。
乗車率100%超え、かろうじて座れました。何か買いに行ってたらアウトだった。
途中で日没、きれいだったので席を立って扉付近で撮影。小松を過ぎても金沢から通しで乗っている人も多い、また小松からも高校生などが新たに乗ってきたので乗車率は100%弱だが、短距離客は座らない人も多い。
大聖寺でかなり降りる。30%くらいになり、空いている感じになった。ここで富山で買った夕食スタート。
福井15分以上停車時間があったので、駅前に出て見るも特にすることもナシ。敦賀まで1時間を切った。
21:02 敦賀 21:10
ここでまさかの乗車率200%、花火大会だと。はじめて立ち乗車となる。
しかも2両編成って。JRも全く対応する気ナシというのが何とも。40分とは言え、直前寝ていたので、ダメージでかいわ。
途中、湖西連絡や木之本やそれなりに降りるかと思ったがほとんど乗降ナシ。
21:51 長浜 21:58
新快速8両に乗り継ぎ。長浜発車時はガラガラだったが、米原から東海道線乗り継ぎでけっこう埋まり、そのまま京都へ。
出入りがあるものの大阪までほぼ100%。ほとんど寝ていたが。
こんな遅い時間の列車でもけっこう混んでいることは意外だった。さすがアーバンだ。
00:02 川西池田
やっと帰ってきた。
青春18きっぷは0時を超えて初めて停車する駅まで有効なので、下車予定の川西池田直前で0時を回るこの列車に乗ることも酔狂の一つだった。
二日目 810.9km 乗った列車11本
二日間合計 1493.2km 26本
ひたすら列車に乗る旅でした。
よく汽車に乗って旅をしていた30年前を思い出しつつも、変わっていることもたくさんあり、当然自分自身も変わっているということにも気づく旅でありました。
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