外出時のデータ通信用に、docomo回線を利用するIIJ-mioをサービス開始より契約している。

これはLTE回線が利用できる3枚のSIMを月額2940円で10Gまで、それ以降も200kbpsで利用できるというもの。

仕事中はメールすら見る余裕はないし、通勤も車なのでネットは使わない。外出も滅多にしない。なので相棒さんと2人合わせても一月400M程度しか使用しておらず、10Gを使い切ったことは一度も無い。もったいないと思っているが、サービス自体はたいへん使い勝手が良いと思っている。

さて今までモバイルルーターにこのSIMを入れ、iPad-miniで利用したり、SIMが直接入るdocomoのタブレットを利用したりしていたわけだが、さすがに携帯を含め3台も持ち運ぶのが億劫に思えてきた。

かといってdocomoのパケホーダイなどバカ高くて加入できるものではない(中学生に聞いてみると一人あたり5000円程度の通信費は今や常識!らしいのだが)。来年には上娘も高校入学となり、一家の通信費を極力抑える準備に入ることにした。

で、IIJ-mioのSIMを、ネット端末で使うだけでなく電話も使う方法を探ってみた。image

まずはモバイルルーターに代わり、テザリングのできるケータイを用意する。うちの場合は、2年前に契約して(すでに解約した)イーモバイルのS41HWがある。こいつはSIMフリーであり、テザリングもできる神機である。ちなみにdocomoのスマートフォンも基本的にはSIMフリーなのだが、テザリング時にSPモードに接続する仕様となっており、IIJ-mioなどのMVNOのSIMはテザリングできないようになっている(悪さをしない限り)。

このS41HWでテザリングすればiPad-miniなどのタブレット類を用いることができる。もちろん、この端末だけでもネット検索やメール程度ならできる。

残りは通話である。image

ここでIPフォンで出番だ。050プラスが有名だが、今回はフュージョン・コミュニケーションズのFUSION IP-Phone SMARTを契約した。050プラスに比べ、固定電話への通話料は高いが、月額使用料0円が決め手である。使わなければ無料。通話料も30秒8.4円なので、私のようにたまの外出時に使うだけなら実に格安である。ただ問題もある。110など緊急通信が利用できない。これでは電話としては不安が残る。当面docomoなどのキャリアも残さないといけないか…。

まぁしばらく通話品質を調べるために使ってみることにする。

0505で始まる電話がかかってきたら、それは私かもしれません。

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