便乗値上げ 20140420

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消費税の増税から今日で20日目。

今まで税込みの商品が、消費税増税に伴う外税表示許可に便乗して、税別・同価格で販売される例が目立つ。

たとえば2000円だったものが、外税で2000円で売られている。これは消費者側からすると、増税分3%上昇どころではない。8%の値上げになっているのだ。

内税2000円⇒外税2000*1.08=2160円

 

店側の販売価格を計算すると

内税2000円の本体価格は2000÷1.05=1905円 これが外税で2000円で販売されると

2000÷1904.7=1.05 5%の上昇

つまり店は今までより5%高く販売しているということになる。

こんな機会でもないとデフレスパイラルから脱却できないといわれれば、店側の理屈も分からないでもないが、もう少し消費者目線での価格設定にしてもらいたいものだ。

 

いままでは1980円とか97円とか、大台の一歩手前の価格表示が多く、概算もしやすかった。

しかし今のように単体価格が大台手前で表示されると、税込み価格(支払い価格)を求めるのに位上がりの計算が増え、しかも8%とややこしい。

せめて外税8%を加えるとちょうど大台(2000円とか100円とか)になるような価格設定にできないものか。

 

さらに細かい話だが、ネットでの買い物で良く付くポイントも、今まで内税価格に対してつけられていたのに、今では本体価格のみを対象に付くものが多く、地味に損してる感があるのも癪である。

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