CIMG0013WBFの早朝ボウリングのあと、そのメンバーでリニューアルした梅田三番街のフードホールへ。各自が買ってきたものをシェアして昼食。私は「矢場とん」のみそかつ。

そして夕方までの飲み会までの間、阪急阪神リアルすごろくをやってみた。

 

ルールは前回と同じ。「阪急阪神1dayチケット」の範囲内で、スマートウォッチが出すランダムな数字分、離れた駅を目的地として巡る旅である。

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最初のダイスの数字は28。三番街から阪神梅田へ向かい、特急に乗り込む。御影駅で普通に乗り換えて4駅。

1つめの目的地:阪神「西灘」駅

神戸が間近なので海も近い。とりあえず南に向かって進むと、すぐに国道2号、続いて43号に当たる。大きな歩道橋を通って、国道の反対側に渡ると、もう灘の浜である。向かいに摩耶埠頭が見える。

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大きな歩道橋

歩道橋を渡ると

灘の浜。向かいが摩耶埠頭

進路を西に変えて、灘の浜に沿って歩く。街路樹の新緑が美しく爽やかな風が心地よい。しばらく歩くと県立美術館。ジブリ展をやっているらしく家族連れやカップルなどで賑わっている。入ろうかとも思ったが時間が惜しいのでやめた。進路を北に変え、再び国道を越えて、緩やかな坂道を上り、阪神「岩屋」駅に入る。

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新緑!

県立美術館

モニュメントのある岩屋駅

岩屋駅はホームは半地下にあって改札から階段を下る。先の西灘駅は高架上にあったので、かなりの高低差だ。これは阪神電車がここから神戸に向かって地下に潜ることに起因する。また両駅のベースの標高の違いも関係するのだろう。

次の目的地を決める数字は6。西に向かい新開地駅を目指す。

2つめの目的地:神戸高速「新開地」駅

岩屋駅からの普通電車は、目的の新開地駅まであと1駅である高速神戸駅まで。ここで次の列車を待たずに歩いて新開地駅を目指すことにする。両駅は地下道でつながっていて「メトロこうべ」という地下商店街になっている。奥行きの短い店舗や卓球場、バーチャルゴルフ練習場などがある。飲食店が増えてきたら新開地駅である。

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メトロこうべ 古本屋などがある 壁画

次のダイスの数は5。新開地から西へは3駅先の西代駅までしか行けないため、折り返してくると隣の大開駅となる。あまりに近すぎるので、ここは梅田方面に戻ることにする。

さて梅田方面へ向かう列車は阪急電車と阪神電車があるのだが、面白いことに高速神戸駅から分かれてそれぞれの神戸三宮駅まで、阪急は2駅、阪神は3駅である。このため今回のすごろくでは、阪急電車に乗ると目的地は王子公園駅となり、阪神電車に乗ると目的地が春日野道駅となる。先発の電車は…阪急電車だったので3つ目の目的地は王子公園駅に決まった。

3つめの目的地:阪急「王子公園」駅image

地図を見てみると、最初の西灘駅と岩屋駅の山手に戻ってきた形になっている。

ここでは無難に王子動物園でも見学しようかと思っていたのだが、王子スタジアムで大学アメフトの試合をやっていたので、こちらを観戦することにする。試合は追手門学院大学と京都産業大学の交流戦である。初めて見るスポーツでルールも知らないが、攻守がはっきりしていて野球好きなら入りやすいと聞いたことがある。確かに一つのプレーが終了するごとにハドル(作戦タイム)が入る。これが短時間で頻繁にあるので、大体の流れがすぐにわかり、写真も撮りやすかった。どうやら最後の第4クォーターの終盤だったようで試合は14-14の同点で、そのまま引き分けた。

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さて時刻は午後3時過ぎ。次のダイスの数は13。これはなんとぴったり梅田駅となる。しかし梅田での集合時間にはまだ多少の時間があるので、ここはあえてもう一カ所。

4つめの目的地:阪神「尼崎センタープール前」駅

これまでこの駅を通るたびに「そっか、水泳のプールではなくて競艇場なのか」と気づいては、次通る時には再び忘れていて、ということを繰り返していた。今回もプールは時季外れだから何もあるまいなぁ、などと思い違いをしていたのだが、阪神電車内のポスターでようやく競艇場であることを思い出した。我ながらなかなかのオトボケぶりであるが事実である。そしてネットで調べてみると、これまた今日は競艇の開催日で、今からなら最終レースに間に合うという絶妙な時刻である。

尼崎センタープール前駅の改札を出ると、屋根付きの広い連絡通路を通って、尼崎競艇場まで直行できる。競艇場に来るのも人生初経験である。競馬は若いころ北海道旅行中に「ばんえい競馬」に行ったことがあり、結婚してからも子どもたちと馬を観に仁川競馬場に行ったことがある。競艇は3年前のリニアカードごっこの際、新開地にあるボートビア神戸(場外舟券発売所)に行ったのだが舟券を買うには至らなかった。今回はリアル競艇場に行き舟券も買ってみる。

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連絡通路

尼崎ボートレース場

舟券自販機

競艇場は入場無料。はじめての舟券購入だが、マークシート用紙を記入する台の近くに記入例が書かれており、迷うことなく購入できた。1番人気から3番人気までの連勝複式3通りを購入してみた。今回の小旅行内で初めての出費である。

到着から20分ほどでレーススタート。初めて見る競艇は、ボートの爆音とスピードに驚いている間に終わってしまった。けっきょく何周したんだ?

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まぁ何とか一枚、それっぽい写真が撮れた

結果は1番人気-2番人気のワン・ツーで、1000円が570円になって返ってきた。払い戻しは舟券を買った自販機に突っ込むと返金される仕組みであり、まったく無人のシステムである。その一方で構内では予想屋さんがお立ち台でリアルに対人商売をしているのが不可思議な光景であった。

さて、頃合いの時刻になったので梅田へ向かう。いちおうダイスを振ってみると10。これがまた梅田ピッタリ。

でき過ぎである。

ちなみに飲み会の後、酔い覚ましも兼ねて京都河原町駅まで往復して帰った。どれだけ電車乗るのが好きなんだって話だな。

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