夕方、西の空に明るく見える星が2つ。惑星の木星と土星である。
2020.12.20撮影 |
この2つの星が日に日に近づいていき、21日には視野角0.1度まで接近した。
久々に望遠鏡を取り出し、アダプターを付けてカメラで撮影してみた。
天体撮影の場合、露出(絞りやシャッター速度)はマニュアル、ピント合わせは望遠鏡側で行う。
ピント合わせやシャッターを押すだけで望遠鏡が揺れるので、10秒のセルフタイマーを用いて撮影した。
素人が買える望遠鏡では、下の写真程度である。
何とか土星の形が見える? | ガリレオ衛星を写すと木星は露出オーバーとなる |
撮影をしているうちに、西の稜線へ没していったので、上弦の月も撮影。
こちらは惑星と違って、大きく明るいので撮影は楽である。
ちなみに月の直径は地球の1/4、木星は地球の10倍で、40倍の差があるのだが、距離が圧倒的に違うため、見た目の大きさはご覧の通りである。
上弦の月は、横から光の当たるのでクレーターの凹凸が分かりやすい。