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1/31の皆既月食から2週間。月は地球の周りを半周して太陽の方向にある。

写真は明け方に東の空を写したもの。月の光っている向きから太陽の位置を想像できる。

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P5170535

↖↙1/14朝撮影 ↗1/19夕撮影

両方の舟型の月を撮影してみた。1/14と1/19の間に新月をはさんでいる。

うちのベランダは南に向かって眺望があるのだが、これらの月が冬期は両方見ることができる。その理由は、舟型の月が冬期は南寄りで出没するためである。舟形の月は太陽と同じ方向にあり、冬期の太陽の日周運動が南寄りで出没することと連動している。そして冬期の太陽が南寄りで出没するのは、地軸が公転面に対して傾いていて、冬期はのけぞるような状態になっていることが原因である。

逆に太陽と反対の位置関係にある満月は、冬期は北寄りで出没し高度が高くなる。ちなみに次の満月は久々の皆既月食である。

P5100016明け方東の空に3惑星が並んで見える。

金星は西方最大離角明るさが-4.4等

左隣にあるのが木星で明るさ-1.9等

下にあるのが火星で明るさ1.7等

 

3wakusei

3惑星が更に接近 2015.10.29

P5100028a

Panasonic DMC-G6

PENTAX-A 100mmF2.8(トリミング)

F2.8 1/8秒 ISO6400

火星と金星が接近し、木星から離れていく 2015.11.1

P5100031b午前3時8分撮影 東の空

11.29と同じレンズで撮影したが、木星と火星の視距離(角度)が離れたので、2枚に分けて撮影し合成している。

Panasonic DMC-G6

PENTAX-A 100mmF2.8(2枚の写真から合成)

F2.8 1/8秒 ISO6400

この日は久々に天体望遠鏡を持ち出し観察した。

オリオン座大星雲を観察。ただし図鑑のような色とりどりの絵を期待してはいけない。ぼんやりとした雲のようにしか見えない。

また木星の縞模様(のようなもの)とガリレオ衛星を確認。

しかしRFT望遠鏡のデメリットであるにじみがひどく、見せられる写真にはならず。

一月ほど前にWOOの取材に行った貝塚市。そこで宗次郎のコンサートがあると知り、今回家族で行ってきた。

その後、りんくうタウン「シークル」にてサンセットディナー。そして観覧車に乗った。

 

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日が暮れてから貝塚市に戻り、善兵衛ランド天文台で、天文観察。上弦の月をはじめ、金星や木星、冬の大三角の各恒星などを観察した。そして江戸時代に望遠鏡製作で一名を馳せた「岩橋善兵衛」さんの解説を学芸員さんにしてもらった。

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職場の人が「今日の月はとてもキレイらしいですねぇ」などと話しかけてくる。なんでもミラクルムーンとTVで騒いでいたらしい。

スーパームーンは聞いたことがあるがミラクルムーン???

調べてみたら、旧暦の9月13日の月を「後の十三夜」といい、旧暦の8月15日の「中秋の名月」とセットで名月であると。で今年は閏(うるう)9月があるので、この「後の十三夜」が2回あると。

名月が3回あるということが珍しい(171年ぶりらしい)ので「ミラクル」ということのようだ。

つまり月が地球に接近して大きく見えるスーパームーンのような天文現象ではなく、日本ローカルの暦の上での「遊び」を捉えて騒いでいるというのが真相であった。

こんなことを大々的に報道することに何の意味があるのだろうか。

よほどニュースが無かったのか、逆に目をそらしたい何かがあったのだろうか。

20141026

大きな黒点ができていると情報があったので、撮影してみた。

ND100000フィルタをつけて撮影(中心部トリミング)

 

下は一昨年5月の太陽。確かに今回の黒点は大きい。

201205g2-013C

 

季節的にも時間的にもそして天気も良く絶好の観察機会でした。

職場を定時退勤して観察しました。

欠け始め

欠け~皆既

 

 

 

 

 

 

左は、マイクロフォーサーズの一眼レフに、フィルム時代のレンズをつけて撮影したもの(400mm相当)

右は、途中から天体望遠鏡に付け替えて撮影したもの(600mm相当 縮小しています)

 

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左から 18:40 19:00 19:20

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201409XZ-006月に叢雲

今年の中秋の名月(旧暦8月15日)は、満月から若干過ぎた状態でした。

中秋の名月に限らず、十五夜が満月となるとは限りません。

「旧暦の15日」とは、新月を迎える日を「1日目」とした場合の「15日目」です。

単純に考えれば満月になるような気もしますが…。

新月の定義として新月になる日(太陽と地球の直線上に月が入る日)を「1日」としている、ここがポイントになります。

たとえば深夜0時過ぎに新月を迎えた場合、その日が「1日」となり、その日の夜に眺める月は(細くて見えませんが)、すでに新月ではありません。逆に深夜0時前に新月を迎えた場合は、その日が「1日」となるわけですから、前例の場合とすでにほぼ24時間分の違いが表れてきます。

さらに新月から新月までの期間が29.5日であること、つまり新月から完全な満月までは約14.8日であって、1日~15日の時間差である14日間ではないことや、月の軌道が必ずしも真円ではないことなども加わって、「十五夜=満月」という図式は成立しないことも多いということです。

月出帯食の月食20140415

| 地学, 天体, 理科 |

月食自身は皆既月食なのだが、日本では月食の終了間際の部分月食の状態でようやく月の出という条件だった。今回は全く興味なく、職場で月を見上げたときはすでに部分月食すら終わっていた。

アイソン彗星

| 写真関連, 地学, 天体 |

今世紀最大の彗星かも!と期待されている彗星。

イラストは国立天文台のHPより転載。

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追記 2013.12.01

11月中旬からずっと明け方は東の空を観察していましたが、まず天気が悪かった。

そして天気が良くても肉眼では観察できず。

まぁ12月の太陽を回ってからに期待していたのですが。

どうやら熱によって自壊した模様。あらららら…。

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