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HPのSlate2のデスクトップ。短い縦寸を節約するためタスクバーは左端です。

 

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OneNoteを使った自作の週間予定表。見えている範囲以外に右にも下にもいくらでも拡張できる。

学期予定表

これは学期ごとの予定表。縦長にずらーと続く予定表は紙では作れない電子「手帳」のメリット。

 

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授業の計画書。計画書は自宅のデスクトップで作成し、Slate2のOneNoteに同期させ、教室に持っていく。

授業中に生徒の発言をメモったり、修正したことなどをメモることができる。

 

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計画書に授業後の板書も撮影して残しておくことができる。

この写真はEye-fiカードを入れたデジカメで撮ったものを使ったが、Slate2のカメラでも同様のことができる。

 

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花子で作成した生徒配布プリント。

この画面をプロジェクターや大型TVに映しておいて、色や太さを変えた文字や図形を書き加えていく。図を黒板に描く手間が省け、何度でも使えるのは便利。

 

OneNoteというメモソフトと、Slate2というデバイスと、デジカメやプロジェクタ・大型TVなどの脇を固める役者がそろい、ようやく理想的な環境が整った感がある。

 

12月、しかも夜半という非常に月の高度が高くなる→観測に適したタイミングでの皆既月食です。

昨日の3年生の授業では20分ほどマニアックな講座をいたしました(^_^;)

今朝、うちの子どもたちにも説明しました。

教室では黒板を使いましたが、家ではiPad。

(下の図は、iPad上で動くNoteshelfというメモソフトに書き込んだものです。)

iPadを使うと描き直しや色使いなど便利な点が多いことを再確認しました。

そして何といっても本体ごと回転させることができること、月の満ち欠けなど地球側からの視点で考える場合などに抜群の効果があります。

 

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〔左〕月の満ち欠けの説明 〔右〕月食になる理由の説明

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月食時の満ち欠けの形の説明

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〔左〕皆既中に赤く月が見える理由 〔右〕冬の満月の南中高度が高い理由

 

 

今回は、recoloでインターバル撮影をし、天体望遠鏡で写真撮影、フィールドスコープで観察と万全の体制で臨みます。

あとは‥‥天気しだいです。

いま勤めている町には中学校の理科の先生は10人もいない。

その中の一人の先生と同教関係の仕事でこの一年おつきあいをしていたのだが、今日、その先生が同じ大学の同じ研究室の出身であることが、雑談をしていて偶然わかった。

ちょうど私が卒業した年に入学してきた形なので、もちろん接点はなかったのだが、共通の知人がいたりして、20年以上昔にタイムスリップしたような、懐かしい話ができた。

校区の小学校で授業をしてきた。

中学校理科への興味付けという目的で、テーマは「何が電流を通すのだろうか」とした。

演示形式で様々な物質の紹介と電解質水溶液を約30種類、これは電流を通すかな?という一問一答にした。

始めてしばらくして金属が電流を通すということは共通認識としてできたように思う。子どもたちは水銀を見るのは初めてで興味を示していた(電流を通すことはもちろんだが、表面張力の強さによる振る舞いに驚いたようだった)。またアラザン(銀でコーティングされたチョコの粒)も電流を通すことも興味を引いたようだ。 CIMG5640

その後、電流を通さない、水・食塩・砂糖・アルコールのうち、水+食塩の組み合わせ(水溶液)が電流を通すことを確認して、他にも塩化銅水溶液やサイダー・果汁、石灰水などが電流を通すことも確認した。濡れた手は汗などで塩分が溶けているので感電することがあるという生活実感と今回の実験が結びついたなら嬉しく思う。

本当はそのあとに、アルカリ性水溶液を酸性水溶液で中和する実験を予定していたのだが、時間切れとなった。子どもたちが活動できる場面が持てなかったのは残念だったが、テーマに対する内容としてはむしろまとまっていて良かったかもしれない。

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