小春日和の休日、久々にバス旅に行ってきた。
そのバスは豊能町・余野から阪急茨木市駅までを1時間以上かけて結ぶ路線である。料金は830円。私は定期券特典の100円乗車である。
出発は池田駅。昔のバスセンターがなくなっていて、駅前ロータリーのバス停から乗車する。
YouTube動画 1時間あまり長々と乗車風景が流れます…https://youtu.be/5XU7Oi0q6gwhttps://youtu.be/PFpZ5wqTHKM
小春日和の休日、久々にバス旅に行ってきた。
そのバスは豊能町・余野から阪急茨木市駅までを1時間以上かけて結ぶ路線である。料金は830円。私は定期券特典の100円乗車である。
出発は池田駅。昔のバスセンターがなくなっていて、駅前ロータリーのバス停から乗車する。
YouTube動画 1時間あまり長々と乗車風景が流れます…https://youtu.be/5XU7Oi0q6gwhttps://youtu.be/PFpZ5wqTHKM
大阪楽遊パスとは、大阪市内の20か所以上の観光スポットに入場できるデジタルチケットである。似たような切符に大阪周遊パスというものがあり、そちらは大阪メトロや大阪シティバスが乗り放題なのに対し、こちらは交通機関のチケットは付いていない。1日券が2000円、2日券が2500円である。ただ観光スポットは1カ所につき一度しか利用できない。
今回、WOOの取材でこのチケットを利用した。「大阪クルーズ」と題した取材は、大阪アクアライナーに始まり、キャプテンライン、サンタマリア、とんぼりクルーズと水上の観光施設を利用した。
私は2日券を買っていたので、2日目の単独行について記していく。
2日目は紀勢線をひたすら時計回りに進む旅である。
松阪駅前には駅鈴のモニュメントがあった。駅鈴は奈良時代、律令制度の下で地方に出かける官吏に持たせた印である。これをもとに人足や馬などの交通手段の招集などを行う権利を示した。
また三十三銀行があった。三十三銀行は、第三銀行と三重銀行が合併したモノで、3+30=33というしゃれの効いた行名である。
青春18切符は今年発売40周年である。ちなみに発売当初に利用した高校生だった私がニセ切符扱いされたという事案があった。
今年はまとまった休みが取れたので、青春18キッパーになって小旅行を楽しむことにする。第1弾は紀伊半島一周の旅である。ついでといっては逆なのだが、今年から就職のため一人暮らしの上娘が、高熱で籠もっているとのことで、その見舞いのため三重県の上野市へ行く。これを皮切りにする旅である。
最寄りのJR川西池田駅から出発。みどりの窓口で18切符を買うつもりだったのだが、営業時間外で開いていない。いきなりピンチだったが、駅員さんに聞くと券売機で買えるとのこと。良かった。
福知山線・東西線・片町線で木津駅へ。木津駅から1駅・加茂駅へ。単行ディーゼルカーに乗り換えて伊賀上野駅へ。
夏らしい暑く晴れた日。海を見に行くことにする。目的地は西宮浜。
いつものように川西能勢口から尼崎へ。阪神の国道バスに乗り換える。阪神バスに2台しかない先進の電気バスだった。
JR西宮駅で乗り換え。南に進み西宮大橋を越えると人工島・西宮浜である。
南端のヨットハーバー前で下車。近くのコープで水分を購入。ちなみにこの日は家からピザサンドを作ってきているので、昼食は買わずにすんだ。
新西宮ヨットハーバーは西日本最大級のヨットハーバーとのこと。センターハウスには堀江謙一氏のマーメイド号が展示されている。
新西宮ヨットハーバーセンターハウス |
新西宮ヨットハーバー全景(HPより) |
マーメイド号 |
ヨットハーバー沿いに西の端までみて、西宮マリナパークシティ内にある西宮市貝類館へ。小さな施設だが、貝類(というか軟体動物)について展示があり学習できる。学芸員さんがいたので、40年以上疑問だった海沿いの岩石に穿たれた無数の穴について質問してみた。下右写真のように貝類が岩石を少しずつ穿って拡げてできるらしい。
西宮市貝類館 | ここにもマーメイド号が | 貝類の生態模型 |
西宮浜の緑地帯で昼食 | 西端から見えるこの建物は「芦屋ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」 |
その後、阪神甲子園駅へ出て、国道バスで尼崎、そして川西へと帰路についた。
台風に刺激された梅雨前線による大雨の翌日。晴れ。本当の意味の五月晴れである。
今回は、能勢の宿野にある「豊中センター前」に行ってみた。
「豊中センター前」行きのバスは、一日に2便(途中の宿野までは5便)のみ。始発は能勢電鉄・山下駅だが、山下駅へ自宅から向かうルートがない。
そこで山下駅から来たバスを途中から乗ることにして、日々の通勤経路を通って「日生中央駅」をスタートとした。
まず北東部へ広がる住宅街に向かう循環バスに乗り「カリヨンの丘」で下車。そこから住宅街の崖下に位置する国道173号へ下る。
10分ほどで「深谷」バス停に到着。ここで山下駅からやってくるバスを待つことにする。一庫ダムの知名湖を眺めたりして30分ほどの待ち時間を過ごす。
深谷バス停時刻表 |
知名湖 |
暇なんでセルフショット |
カブスカウトの子どもたちを乗せたバスは、一庫大路次川の右岸を遡上する。一庫大路次川は、上流が大阪府、源流が京都府にあり、上流の河川名は大路次川である。森上集落で国道173号線と別れ、能勢の中心地を通り宿野へ。さらに谷筋を辿って「豊中センター前」へ。田植えの始まった水田とさわやかな新緑を眺める30分の旅であった。
バス停名になっている豊中センターとは、豊中市立青少年自然の家「わっぷる」のこと。以前は豊中市野外活動センターという名前だったと思う。私も小学生の頃、カブスカウトの合宿で利用したことがある。
帰り便が出るまでの20分間を、真横を流れる大路次川を眺める。
大雨の後なので、轟音と飛沫を立てて流れている。 | 2度目のセルフショット、見つけられる? | 山下駅行き | 帰り便は休日は3便ある |
汐の湯温泉に立ち寄るつもりで「汐の湯温泉前」で下車、次の便まで1時間半あるので、この間に日帰り入浴を楽しむ。
…つもりだったのだが、無情にも日帰り入浴はコロナを理由に休止中とのこと。まぁコロナは体の良い言い訳で、日帰り入浴客では人件費や高騰している燃料費をペイできないというのが実情であろう。仕方がないので、近くの川沿いに座り込み、買っておいた弁当を食べた。
隣のバス停近くにある道の駅に向かって歩く。日帰り入浴代が浮いたので、途中の川沿いにあるジェラードの店・能勢倶楽部ジェラート工房に立ち寄る。
右にあるプレハブが販売所 | 川沿いのウッドデッキテラスで食べることができる。風が吹き抜けて心地よい。 | ビーツとヨーグルトの組み合わせ。ダブルで530円(ビーツは+50円なので、ノーマルなら480円)。 |
その後、道の駅に立ち寄り、「平野口」から「山下駅」行きに乗る。
そして最後は、週末のみ・一日1便(つまり週に2便のみ)の「日生中央駅」行きの乗って、この旅は終わり。
5月の爽やかな日曜日、ボウリング練習のついでの形で曽根駅からバス旅3回目をスタート。
曽根駅からは、豊中市内線で豊中/千里中央/桃山台方面と、吹田線で江坂・吹田方面、さらに豊中東西線で伊丹方面へ行くことができる。今回はあまり縁のない吹田方面に行くべく「吹田営業所前」行きに乗ってみた。
服部まで国道176号線を南に走り、そこから東へ向かい、地下鉄御堂筋線・江坂駅へ。小休止の後、阪急千里線・豊津駅を通って、JR吹田駅へ。当初は終点の吹田営業所前まで行くつもりだったのだが、近くに「アサヒビールミュージアム」があることを思いだした。せっかくのバス旅なのだからアルコールイベントがあっても良い。
JR吹田駅の地下食堂街でチープな定食を食べている間に、予約の電話を入れる。当日でも空きはあったのだが、スタート時刻が遅く、さらに90分かかるとのこと。逡巡したが週明けの仕事の重さを思い断念した。うーーん。
JR吹田からは帰路の旅。バスターミナルを探索していると、「阪急園田駅」行きのバスが入ってきた。こちらもあまり縁のない土地だったので、飛び乗った。園田行きは1時間に一本、日に10本しかないバスなので、まぁ乗れたのは偶然。また大阪府と兵庫県の県境を渡る路線は思っているより少なく、兵庫県に戻る身としては助かる。
おおさか東線の南吹田駅を経由して、江坂駅へ。また小休止の後、今度は阪急宝塚線の庄内駅、そして 阪急神戸線の園田駅へ。東西の移動は、梅田から放射状に伸びる鉄路を結ぶ旅になる。
さて阪急園田駅からは伊丹駅へ向かうつもりだったのだが、駅前で阪神バスが目に入った。バス停に行ってみると、JR福知山線の猪名寺へ向かうバスがあったので、こちらに乗車。均一料金のためか前扉から乗るタイプだった。前回のバス旅で阪神バスの運転の荒さを嘆いたが、このバスは阪急バスと遜色ないお上品な運転であった。
JR猪名寺から県立稲園高校(単位制普通科として非常に人気が高い高校)を横目に見て、「猪名寺西口」からバスに乗り、川西能勢口へ戻った。