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2011.05.18 20:57

 Finepix S3PRO- RFT-SE120Sに直接接続 

 

 

昨日は旧暦の4月15日でした。よって月は十五夜、満月でした。

 

満月は、夕方に東の空に現れ、夜半に南中し、明け方に西の空に沈みます。

与謝蕪村「菜の花や 月は東に 日は西に」 4月ごろの満月を詠んだ有名な句ですね。

逆に満月が西に沈む様子を詠んだ歌としては

柿本人麻呂「東の 野にかぎろひの 立つ見えて かへり見すれば 月傾ぶきぬ

 

さて季節によって満月の見え方はどのように変わるのでしょうか?

満月の高度は季節によって変わります。

それによって月の色や月照時間(そんな言い方はありませんが)も変わります。

いずれまた。

 

 

 

翌朝の様子

年に何回か、東を流れる猪名川の上流(北部)から大阪平野に向けて霧が流れることがある。

3枚の写真をパノラマ合成して若干HDRを効かせてみた。

2011年3月11日 午後2時46分発生 その後、余震多数

M9.0(観測史上最大,当初の発表8.4、当日8.8に修正、2日後に9.0に修正)

最大震度7(兵庫県南部地震・新潟県中越地震につぎ3度目)

 

昨日は卒業式でした。

そのあと、2時間ほど懇談をしていて、職員室に戻ってネットを見たら…大変なことに。

近畿地方はたいして揺れませんでしたが、高い建物にいた人は長周期の揺れを感じたようです。

また和歌山県には大津波警報が出ました(これは近畿地方としては初)。

 

東日本の太平洋側は津波の被害が甚大でした。

今回の地震はプレート境界型で、震源が「点」ではなく「線状に400km?」と広範囲だったため、津波が減衰せず、線状の津波となったようです。

 

被害に遭われ亡くなられた方、ご家族の方々へお悔やみ申し上げます。

 

何不自由なく生活できている我々ができることって何だろう?

子どもたちとも話をしていまして、とりあえずコンビニで募金してきました。

募金以外では、被害の現状を詳しく知り、教育の現場で地震の科学的なメカニズムや震災に関する対応方法を正しく教えることが使命だと思っています。

 

出勤途中で虹が出ていたので、車を止めて撮影

虹はどっちに出る?って質問を授業中にしてみたが、正答らしきものが出ない。

うちでも子どもたちに質問してみたが知らなかったようだ。

 

虹は太陽の反対方向に出ます。

 

雨上がりなどでは空気中に小さな水滴が浮かんでいます。

ここに斜めから光が差し込むと、内面で光が屈折を2回と反射を1回します。

このとき光の波長(つまり色やね)のよって屈折角が異なるので、光はプリズムのように分かれます(分光)。

そして、異なる角度でやってくるさまざまな色をみているのが、虹というわけです。

 

ですから虹はお昼の2時には出にくい(^^;)、朝方か夕方が出やすいわけですね。

 

めったに見えないけど環天頂アークってのもある、また機会があれば。

ようやく暖かくなってきた&仕事一段落&観察に適した月になってきたということで

朝から月の撮影をしてみた。

こちらは一眼レフデジカメ S3-PRO を直接望遠鏡に接続して撮影、トリミングと若干の色補正をした。

カメラ内で上下左右の逆転を変換してくれるので、見たままが撮れる。

 

 

 

こちらはコンパクトデジカメ LX-2 を接眼レンズに直づけしてマニュアル撮影、トリミングのみ。

直づけ撮影(コリメート撮影)のコツは、セルフタイマーを使うこと。手ぶれを防ぐことができる。

接眼レンズは天頂ミラーをかませているので上下は正しいが左右は逆転したまま。レタッチ時に反転させてもよかったが、比較用にあえてそのまま載せた。

 

コリメート撮影でもけっこう写るのには自分でもびっくり。

午後から天気は快晴に向かい、夕方からは晴れ。

夕方東の空には満月。

久々に天体望遠鏡を取り出し、月の観察。さすがに満月は明るくて、望遠鏡をキャッ プ大を付けた状態で観察した。

続いてオリオン座付近の星間観察。満月の夜ではあるが、空気が澄んでいるのかきれいに見えた。

FinepixS3PROをRFT-SE120Sに直接接続して撮影

地図画像

鹿児島県北部霧島近辺の航空写真です。上空から見ると穴ぼこだらけですな。

一昨年、鹿児島に日食を見に行ったのですが、現在噴火中の新燃岳はそのときに泊まった霧島温泉の近くでした。

大浪池というカルデラ湖があって時間があれば行ってみたかったのですが、行ってたら、なお実感を持ってニュースを見ることができただろうな‥。

2011.01.31明け方に撮影。Fuji Finepix S3PRO + Tamron 70-300(A17) 手持ち撮影

月は欠けている部分がうっすらと見える。

これは太陽光が地球で反射 し、また月にあたって返ってきたもの。

明け方に見える金星を明けの明星という。

金星は昨年の秋に最大光度を過ぎたがまだまだ明るい。

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