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さて、身近なものをいろいろと拡大しては写真に撮ることを楽しめるデジタル顕微鏡であるが、透過光撮影もしたくなるというものだ。
ということでさっそく改造(笑)だ!
必要なもの
1.光源
2.透過してきた光を通す穴
今回は、100円ショップのブツを中心に工作してみた。
まず1.の光源だが、これはLEDのクリップライトを改造。
写真の青色の部分をねじり取り、電池や回路・LEDが仕込まれている白色部分だけにする。
LEDが明るすぎるので、LEDが収納されている部分を開け、LEDの向きを逆にして、白いプラ越しに光を出すようにした。
2.の穴あけは力わざだ。
まず、顕微鏡のステージの部分を外す。
せまい部分のねじを緩める際には100円ショップで買っておいたラチェットレンチが役に立った。
写真の左はステージの下部分、中央がステージの上部分。
今回の工作では、上部分の中央に穴を開ける。
使用する工具…はんだごて。
まったくの目的外使用であるが、それなりに厚みのあるプラに穴を開けるのには、実はかなり有効。
穴を開けたい場所に熱したコテを刺していく。
このとき、身体に悪そうなガスが出るので、換気扇はフル回転で。
開いた→
カッターで出っぱった部分を削り取り、
やすりで形を整える。
光源部とステージを裏側でガムテープ留めする。
見てくれ的にも強度的にも、外したステージの下部分をつけたいところだが、まぁ実用十分なので良しとする。
しかし、このままではステージに穴が開いたまま。
・従来の反射光でステージ上の物体を観察
・穴の下からの透過光でプレパラートを観察
この両方を実現するために、ステージの上に、片側に穴の開いた板を置き、元からあったクリップで半固定した。
クリップで固定しているだけなので、穴の開いた部分と穴の無い部分を必要に応じて選択できる。
穴の開いた板は、これまた100円ショップで買った「ソフトミニまな板」の指を入れる部分を切り取った。
さらに梨地の半透明プラを貼り付け、直進性の強いLEDの光が多少、拡散するようにしている。
【 完成 】
← 透過光用
クリップライトのスイッチを入れると穴の下から光が差す。
→ 反射光用
ソフトまな板を左にずらすと穴がかくれる。
で、普通の顕微鏡みたいに透過光での観察も出来るようになったわけだが…、
← 食塩の結晶〔透過光〕
うーん、残念ながら透過光で観察するにはレンズの倍率が足りなかったようだ。
まぁ工作としては面白かったから良しとしよう。
→ シラスに入っていた
チリメンモンスター
(イカの子ども)
〔反射光〕
以前からPCに接続できる実体顕微鏡が欲しかった。
そしてようやく価格的にも良い感じなものが出てきたので購入。
NewerPoint社のLCD Digital Microscope である。
(上海問屋の商品番号はDN-82291)
身近なものでも見ようとしない限り見ていないものが意外なほど多い。
新しい発見もあるだろう。
実に面白い!これはおすすめである。
気に入った点
1.バッテリ内蔵のため、屋外などで使える。
ACアダプタなしでスタンドアロンで使えるのは手軽で良い。
2.接眼部が液晶画面になっていて、多人数で見ることができる。
3.画像や映像をMicroSDカードに保存できる。
4.USBケーブルでつなげば、PCの画面で見ることができる。
またストレージとして認識させれば、MicroSDカードのデータをPCから見ることができる。
5.コンポジットケーブルをつなげば、TVの画面で見ることができる。
残念な点
1.プラ製でいかにもオモチャっぽく、ピント合わせ後に若干レンズが動くので、ピント合わせにコツがいる。
2.ステージが不透明なので、反射光のみ。
つまりプレパラートなどを使った透過光の観察は出来ない。
3.PC接続時やTV接続時は液晶モニタが消えてしまう。
またデジタルズームが使えなくなる。
しかし残念な点は慣れや割り切りで納得できてしまうほど、使う上での楽しさがある。
ティッシュの端 |
じゃこ |
5円玉 |
ブラシの先 |
職員旅行で伊勢・鳥羽へ。
初日はお伊勢さん参り。ウケ狙いで金比羅さんの笠と富士山の金剛杖を持って行ってみる。貸し切りバスならではの無駄荷物だ。
初めて伊勢神宮に行ったのは小学校の修学旅行だった。ここでエラい目にあった話を。
人の話を聞かない児童だった私は、お土産として一括注文する赤福の代金を持ってきていなかった。
そこでお伊勢さんに着いたら速攻で土産の餅を買ったわけだが、これが赤福に似ているが異なる岩戸餅である。イケてない。
そしてそれを持ちバスに乗ったわけだが、その後、隣の席の女の子が車内で見事に口花火を炸裂、吐瀉物にまみれたお餅を持ち帰ることになった。
‥‥苦い思い出である。
さて、そんな思い出を秘め、車内で差し入れのビールを6缶あける。
あっという間に伊勢神宮に到着。運転してもらうってのもいいもんだね。
真夏の炎天下、血中アルコール濃度かなり高めで、御神域をへんてこな格好で歩く。
その後、本物の赤福を食べ、さらに餡を凍らせたという「おふくアイスマック」なるものを食べる。
宿泊は鳥羽シーサイドホテルである。海側の眺めの良い部屋。
鳥羽は6年前に青春18切符を使って訪れたことがある。
そのときは、JR鳥羽駅から歩いて、赤福のお店に立ち寄り、ミキモト真珠島や鳥羽水族館を横目で眺めながら、鳥羽港から伊良湖崎へフェリーに乗ったのだった。そのときのフェリーから眺めたであろう温泉旅館に泊まったわけだ。
翌日は鳥羽水族館へ。小学校の修学旅行以来か。
数日前に清水の東海大学海洋科学博物館にいったばかりだが。
さすが老舗の博物館。見せ方が上手である。
なんか情けないフェイスマークみたいだが、カブトガニが砂の中に潜っている様子である。
その後、海女小屋での漁師料理を堪能し、石神神社を参詣、お土産に赤福を買って帰路につきました。
以前はお土産の赤福なんて硬くて大して旨いとも思わなかったが、柔らかくておいしかった。賞味期限も2日だったし、偽装事件以降真っ当にやっているのだろう。名物に旨いものなしというが、赤福は安いし良いと思うな。
今日、職場からの帰り道での目撃談。
山の中の道を走っていると、こちらに向かって鷹が空を覆うように低空飛行してきた。
その脚にはしっかりと蛇が捕らえられていた。
こっちに向かって飛んでくる。
その間に「うゎ(蛇を)落として車に載ったらいやだなぁ(窓空いてるし)」なんて考えるくらいの時間はあった。
実際には何事もなく、鷹は車の上を通過していったわけだが‥‥。
今朝のNHKまちかど情報室より
キャベツを丸ごと保存する場合は、芯をくりぬいてしめらしたキッチンペーパーでふさぐと鮮度が保てる、と。
芯とは茎のことだから、生命活動を維持するために水分や養分を使用するんだろうと想像。
http://www.nhk.or.jp/ohayou/machikado/20120403.html
ちなみに キャベツはアブラナ科の植物です。