今朝のNHKまちかど情報室より
キャベツを丸ごと保存する場合は、芯をくりぬいてしめらしたキッチンペーパーでふさぐと鮮度が保てる、と。
芯とは茎のことだから、生命活動を維持するために水分や養分を使用するんだろうと想像。
http://www.nhk.or.jp/ohayou/machikado/20120403.html
ちなみに キャベツはアブラナ科の植物です。
今朝のNHKまちかど情報室より
キャベツを丸ごと保存する場合は、芯をくりぬいてしめらしたキッチンペーパーでふさぐと鮮度が保てる、と。
芯とは茎のことだから、生命活動を維持するために水分や養分を使用するんだろうと想像。
http://www.nhk.or.jp/ohayou/machikado/20120403.html
ちなみに キャベツはアブラナ科の植物です。
休日2日目。今日は単独行です。
子どもたちに電車に乗って京都でも行こうか、と誘いましたが、家にいる方が良いとのたまうので、一人でガッツリと電車旅です。
スルッとKANSAI 3Daysチケットを購入しました。今回は近鉄の未乗区間を地道に拾う旅であります。
朝のラッシュを避けるため、バスで尼崎駅へ。その後、阪神電車から近鉄へ。
大阪平野の端から生駒山の山腹にへばりつき、一気に高度を上げていく近鉄奈良線の車窓は相変わらず素晴らしいです。
今回、android端末を持っての移動です。現在地を含む地図、しかも縮尺の異なる地図をシームレスに切り替えながら見ることができるってスゴいことです。
生駒駅のホームに飛び込み乗車対策?のセンサーがつけられていました。生駒から学研都市登美ヶ丘駅へ。
ふたたび生駒駅に戻って、生駒線の電車待ちの時間を利用してケーブルカー乗り場を見てきました。
生駒線はWOOの取材で途中の一分駅までしか乗っていません。今回初乗車です。
生駒線は西に生駒山地、東に松尾山などの東生駒にはさまれた谷地です。どちらの山地も六甲山と同じように逆断層によって生じた山で片側が急斜面で反対側が緩やかな斜面となることが特徴です。今回、生駒山について西側(大阪平野側:急)と東側(奈良側:緩やか)の両面を電車に乗って観察したことになります。
てなことを考えながら、GoogleMAPで確認しつつ、車窓を楽しみます。元山上口駅あたりは、山が迫り、それまでゆったり流れていた竜田川も急にせまく深くなり一瞬だけ上流を思わせる急流となります。
その後、後で登る信貴山の反対側の登り口、信貴山下駅、そして大和川を渡って王寺駅に到着です。
生駒線の王寺駅と田原本線(たわらもと線)の新王寺駅は100mもなく、ほぼ直線上にあります。同じ近鉄なのだから、繋げてくれれば良いのにと思うのは旅行者だけなのでしょう。JR王寺駅というターミナルに両線がすり寄っているだけで、両線をつなぐメリットはないのでしょうね。
さて、また電車待ちです。今回はandroid端末を持っているので、発車時刻も調べられますが、都市近郊の電車だから頻度もあるでしょうし、時間的なゆとりもあるので、まったく調べることをせず、行き当たりばったり旅です。ここではのんびりと駅前の写真を撮っている間に、田原本線の電車が行ってしまったようです。約20分待ちとなりました。駅前の商業ビルの地下が食堂街になっているので、昼食にします。お好み焼き「風月」があり、店頭に持ち帰りモダン焼きがありましたので、それを買って、駅前のコンビニでビールも買って、新王寺駅のホームで昼食です。私的には南向きのベンチでうららかな陽光を浴びピクニック気分ですが、周りから見たらええ年のオッサンが昼間っからホームでビールかよ!って感じだったでしょう。
さて田原本線はなぜかスルッとKANSAIのカードに対応していないので、ここは別料金となります。あとで乗る信貴山ケーブルみたいに呈示することで乗せて欲しいものです。
終点・西田原本駅まで乗って田原本線完乗です。橿原線の田原本駅とは駅前ロータリーを共有するような関係で、目と鼻の先。これももうちょっとがんばって接続して欲しいところですな。
さて田原本は桃太郎発祥の地ということで町おこしをしているらしく、ゆるキャラも設定されております。駅前を少し歩いたところに観光案内所があったので解説をお願いしました。
・桃太郎のモデルとされている吉備津彦とその弟や父(孝霊天皇)が岡山や香川・鳥取に出かけて鬼退治をした
・鬼の金棒に象徴される鉄文化の争奪だったのかも
・卑弥呼(か壱与)も吉備津彦の姉妹かもしれない
・吉備津彦が育った田原本町こそ桃太郎発祥の地である
てなことを熱心に語っていただきました。
田原本駅から橿原線で橿原神宮前駅へ、今度は南大阪線で道明寺駅へ。
次は近鉄でもっとも営業距離が短い道明寺線に乗ります。ここもスルッとKANSAI非対応路線なので、別料金となります。
再び大和川を渡り、わずか2駅、2.2kmで終点の柏原駅に到着。柏原駅はJRの駅なので、そのまま3Daysパスでは出場できません。ちょっと心配になりましたが、あっさりJRの駅員さんが精算してくれました。まぁ日常茶飯事なのでしょう。
ここから今度は近鉄大阪線の堅下(かたしも)駅へ歩きます。小雨も降り出しましたが、たいしたこともなく、5分ほどで到着です。堅下駅は改札が地下にあり駅舎はないようです。
今度は信貴線と西信貴ケーブルに乗るべく河内山本駅へ。
河内山本駅でまたまた時間があったので駅前散策をします。
今回の小旅行は乗り降り自由なので極力改札外に出ることにしています。JRの大回り乗車だと改札外へで出られない反動かもしれません。
河内山本駅は絵に描いたような地方のターミナル駅です。バスターミナルがあり、駅前広場があり、踏切があり‥‥じつに模型的だと思いました。
小雨が降ったり晴れ間が見えたりめまぐるしく天気が変わるなか、河内山本駅から信貴線へ。信貴線もたぶん初乗車です。
信貴山口駅からケーブルカーです。生駒山系南端にある信貴山へ、西面の急斜面を登ります。東面(緩)は先ほど乗った生駒線の信貴山下(しぎさんした)駅からバスです。ケーブルカーとバスでは登れる斜面が異なるということでしょう。
ケーブルの終点・高安山は20年ほど前、車で来たことがあるのですが、ケーブルカーに乗ったのは初めてです。
みるみる高度が上がり、木々の向こうに大阪平野のビル群が見えるようになります。
ここから信貴山の社寺群までバスで5分ほど。ここの近鉄バスも3Daysの圏内なので乗ってみました。
そして信貴山門バス停に到着。せっかく来たのだから、信貴山の社寺群の見学に行くことにします。
平日とはいえ、ひとけが無く寂しい‥‥
途中には旅館数軒、半閉店状態のお土産屋さん二軒、観光センター一軒‥‥。
日本最古のカンチレバー橋を渡り、社寺群へ。信貴山門バス停から歩いて15分くらいでした。せまい山肌にゴチャゴチャッといくつかのお寺があります。
ここは聖徳太子が仏敵(!)物部氏を滅ぼす際に、寅の年・寅の日・寅の刻に毘沙門天が現れ、秘宝を授けられ勝利したとの由来から、「信ずべき、貴ぶべき山」として信貴山と名付けたとのこと。そのため巨大な張り子の虎をはじめ、虎グッズがたくさん見られます。
往路と逆順に河内山本へ戻ります。思えば今回の小旅行で往復したのは最初のけいはんな線(学研都市登美が丘)とここだけでした。
ケーブルカーは往路とは違う車両でした。ケーブルカーは単純に言うと二つの車両が一本のケーブルでつながれていて一方が下がればもう片方が上がるような仕組みです。エレベーターの籠とおもりの関係も似たようなものですね。
河内山本から難波へ。意外にもクロスシートの列車が来てちょっと嬉しかったのは鉄道マニアだけでしょうか。
HPのSlate2のデスクトップ。短い縦寸を節約するためタスクバーは左端です。
OneNoteを使った自作の週間予定表。見えている範囲以外に右にも下にもいくらでも拡張できる。
これは学期ごとの予定表。縦長にずらーと続く予定表は紙では作れない電子「手帳」のメリット。
授業の計画書。計画書は自宅のデスクトップで作成し、Slate2のOneNoteに同期させ、教室に持っていく。
授業中に生徒の発言をメモったり、修正したことなどをメモることができる。
計画書に授業後の板書も撮影して残しておくことができる。
この写真はEye-fiカードを入れたデジカメで撮ったものを使ったが、Slate2のカメラでも同様のことができる。
花子で作成した生徒配布プリント。
この画面をプロジェクターや大型TVに映しておいて、色や太さを変えた文字や図形を書き加えていく。図を黒板に描く手間が省け、何度でも使えるのは便利。
OneNoteというメモソフトと、Slate2というデバイスと、デジカメやプロジェクタ・大型TVなどの脇を固める役者がそろい、ようやく理想的な環境が整った感がある。
当日の夕方まで曇り空で、いざとなったら天気の良い地域へ移動してでも見るつもりでしたが、雲の流れが速かったのと、tenki.jpでの時刻予想が日没以降は晴れ予想だったので、自宅で待機しました。月食1時間くらい前からは雲が切れ始め、月食時間帯は見事に快晴となりました。
今回の観測は気合いを入れて、インターバルカメラ2台、フィールドスコープ、望遠鏡、さらにデジ一眼レフ2台に、マイクロフォーサーズ一眼、コンデジ2台と準備しました。インターバルカメラは月の動きと明るさの変化を捉え、一眼レフは一台はズームレンズ(35mm換算450mm)、一台は望遠鏡直づけ(同600mm)で撮影、マイクロフォーサーズ機はアダプターを介して、古きマニュアルカメラ時代の単焦点レンズ+テレコン(同560mm)、さらにコンデジは望遠鏡の接眼レンズに直づけ(コリメート)撮影に使用。
月食前の満月です。その明るさで文字を読むことができます。
21:45 月食の始まりです。月が右から左へ公転する過程で地球の影に入るため左側から欠けていきます。
徐々に欠けていきます。地球の影は、大気の影響ではっきりとした輪郭は見えませんが、月よりも大きいことが分かります。
1/3くらい欠けたあたりから、フィールドスコープや望遠鏡で見ると欠け始めの部分が赤く見え始めます。
暗くなっていきます。写真はマニュアル露出で撮影しています。絞りは開放(5.6近辺)でシャッタースピードを徐々に落としています。
トライ&エラーで最適な露出を決定できるのはデジカメの良いところですね。
手ぶれを少しでも防ぐためにセルフタイマーでシャッターを切っています。
このあたりから写真でも地球の大気で屈折した赤っぽい光が月を照らしていることが分かります。
23:05 皆既月食の始まりです。約50分続きました。
今回は地球の影の本影ギリギリを通る皆既月食だったので、若干、端が明るく見えていたように思います。
空全体を見渡すと、巨大な木星が出現したかと思うくらい赤茶色い天体が浮かんでいます。
普段の月はとてもまぶしく、他の星とは一線を画している存在ですが、今日に限っては他の星と同じような明るさで空に浮かぶ天体です。
また、望遠鏡を覗くと月の周りにいくつも星が見えました。これも普段ではあり得ないことです。
23:58 皆既終了。左側が地球の影から出てきます。
もっとも高度が高い時間です。まさに月天心。首が痛いです(^_^;)
私はマンションのベランダで観測していたので、ベランダの壁にすりつけるようにフィールドスコープや望遠鏡をセットしていたのですが、もはや限界です。皆既終了あたりから手持ちでの一眼レフでの撮影になります。
またマニュアル時代のレンズをつけていたマイクロフォーサーズ機は寒さのため、何度もエラーを吐きリタイヤ。意外なもろさを露呈させました。
露出を変えているので写真ではわかりにくいですが、やはり太陽光を反射する月は明るいですね。
今回は完璧な皆既月食を観察することができて、たいへん幸せに感じました。
当初は、まぁ10分おきぐらいに観察すればよいかな、などと思っていましたが、けっきょく皆既終了までほとんどベランダで過ごしました。
皆既終了後、機材を片付けつつ、カップスープやラーメンを食べました。そのときかなり体が冷えているのを実感しました。
12月、しかも夜半という非常に月の高度が高くなる→観測に適したタイミングでの皆既月食です。
昨日の3年生の授業では20分ほどマニアックな講座をいたしました(^_^;)
今朝、うちの子どもたちにも説明しました。
教室では黒板を使いましたが、家ではiPad。
(下の図は、iPad上で動くNoteshelfというメモソフトに書き込んだものです。)
iPadを使うと描き直しや色使いなど便利な点が多いことを再確認しました。
そして何といっても本体ごと回転させることができること、月の満ち欠けなど地球側からの視点で考える場合などに抜群の効果があります。
〔左〕月の満ち欠けの説明 〔右〕月食になる理由の説明
月食時の満ち欠けの形の説明
〔左〕皆既中に赤く月が見える理由 〔右〕冬の満月の南中高度が高い理由
今回は、recoloでインターバル撮影をし、天体望遠鏡で写真撮影、フィールドスコープで観察と万全の体制で臨みます。
あとは‥‥天気しだいです。