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OH!WOO!!創刊壱万日事業の一環として、万善に行ってきた。万善とは職場のある猪名川町の地名である。毎日職場の往復で通っている場所であり、校区でもある場所だ。道の駅があり、猪名川町随一の観光地・屏風岩もある。
珍しく何も予定のない休日、気温も上がりお出かけ日和だったこと、以前から屏風岩については調べてみたかったこと、相棒さんが万善にある喫茶店の噂を聞いて行ってみたいと言っていたことなど、条件が揃ったので、急遽昼から出かけることにした。
宝塚の自宅から30分ほどで到着。ちなみに交差点名は万善だが、バス停名は「川床口」である。「万善」バス停は600mほど北にあるので、お出かけの際は要注意だ。ちなみにその「万善」バス停前の鶏屋さんが夏の恒例・ビール宴会の時に買ってくる地鶏焼き鳥の店である。
普段の通勤時には開いていない道の駅だが、さすがに好天の日曜日、駐車場も車がひしめき、賑わっている。花衣ブランドの地酒やイノシシ肉入りはるさめなどの特産物を眺めた後、ジェラードを買って食べる。ここのジェラードは3年前に娘2人を連れてきたとき好評だったものだ。今回もダブル380円を2つ頼んだが結構な大盛りである。しかもおまけで違うフレーバーのものもひとさじ付けてくれる。店の横にあるベンチに腰掛けて食べる。雲一つ無い青空・畑のにおいがしてツバメが行き交う。なんとも悠長な時間である。
右は猪名川町のマスコットキャラクター・いなぼうだ。
2012年ゆるキャラグランプリでは308位という微妙なポジション。
道の駅には「そばの館」もあり、ここでは十割そばが味わえる他、そば打ち体験もできる。
さて、本日の第二目的地は、道の駅から「万善」交差点を渡った先にある「Cafe Manna」。
ちなみに猪名川町役場の近くには「まんか旅館」というおそばが有名な旅館もある。「万善」、「manna」、「まんか」と猪名川町は「まん」づくしである。
ここのカプチーノは
こんな風に細工が施されて出てくるのがウリらしい。
まぁ砂糖も入れずに飲んでいくと形も崩れず…
最後に家族を置いて1人屏風岩へ出かける。
登り口があったので登ってみた。木々が生い茂り、川面はほとんど見えないが、川遊びをしていた人たちの声が近づき、しばらくすると真下に聞こえるようになったので、ほぼ川に沿って登ったのだろうと思う。途中に赤い鳥居の並ぶ祠があった。お稲荷さんだろうか。
さらに登ると屏風岩の裏手に建つ今井病院の敷地に出る。ここからも川に近づく野道を行ったのだが、途中から藪となり、おそらく崖上になるはずなので、引き返した。
約1時間の散歩であった。
万善滞在時間、やく2時間。1万秒(2時間46分40秒)だと良かったのだが。
さて、身近なものをいろいろと拡大しては写真に撮ることを楽しめるデジタル顕微鏡であるが、透過光撮影もしたくなるというものだ。
ということでさっそく改造(笑)だ!
必要なもの
1.光源
2.透過してきた光を通す穴
今回は、100円ショップのブツを中心に工作してみた。
まず1.の光源だが、これはLEDのクリップライトを改造。
写真の青色の部分をねじり取り、電池や回路・LEDが仕込まれている白色部分だけにする。
LEDが明るすぎるので、LEDが収納されている部分を開け、LEDの向きを逆にして、白いプラ越しに光を出すようにした。
2.の穴あけは力わざだ。
まず、顕微鏡のステージの部分を外す。
せまい部分のねじを緩める際には100円ショップで買っておいたラチェットレンチが役に立った。
写真の左はステージの下部分、中央がステージの上部分。
今回の工作では、上部分の中央に穴を開ける。
使用する工具…はんだごて。
まったくの目的外使用であるが、それなりに厚みのあるプラに穴を開けるのには、実はかなり有効。
穴を開けたい場所に熱したコテを刺していく。
このとき、身体に悪そうなガスが出るので、換気扇はフル回転で。
開いた→
カッターで出っぱった部分を削り取り、
やすりで形を整える。
光源部とステージを裏側でガムテープ留めする。
見てくれ的にも強度的にも、外したステージの下部分をつけたいところだが、まぁ実用十分なので良しとする。
しかし、このままではステージに穴が開いたまま。
・従来の反射光でステージ上の物体を観察
・穴の下からの透過光でプレパラートを観察
この両方を実現するために、ステージの上に、片側に穴の開いた板を置き、元からあったクリップで半固定した。
クリップで固定しているだけなので、穴の開いた部分と穴の無い部分を必要に応じて選択できる。
穴の開いた板は、これまた100円ショップで買った「ソフトミニまな板」の指を入れる部分を切り取った。
さらに梨地の半透明プラを貼り付け、直進性の強いLEDの光が多少、拡散するようにしている。
【 完成 】
← 透過光用
クリップライトのスイッチを入れると穴の下から光が差す。
→ 反射光用
ソフトまな板を左にずらすと穴がかくれる。
で、普通の顕微鏡みたいに透過光での観察も出来るようになったわけだが…、
← 食塩の結晶〔透過光〕
うーん、残念ながら透過光で観察するにはレンズの倍率が足りなかったようだ。
まぁ工作としては面白かったから良しとしよう。
→ シラスに入っていた
チリメンモンスター
(イカの子ども)
〔反射光〕
以前からPCに接続できる実体顕微鏡が欲しかった。
そしてようやく価格的にも良い感じなものが出てきたので購入。
NewerPoint社のLCD Digital Microscope である。
(上海問屋の商品番号はDN-82291)
身近なものでも見ようとしない限り見ていないものが意外なほど多い。
新しい発見もあるだろう。
実に面白い!これはおすすめである。
気に入った点
1.バッテリ内蔵のため、屋外などで使える。
ACアダプタなしでスタンドアロンで使えるのは手軽で良い。
2.接眼部が液晶画面になっていて、多人数で見ることができる。
3.画像や映像をMicroSDカードに保存できる。
4.USBケーブルでつなげば、PCの画面で見ることができる。
またストレージとして認識させれば、MicroSDカードのデータをPCから見ることができる。
5.コンポジットケーブルをつなげば、TVの画面で見ることができる。
残念な点
1.プラ製でいかにもオモチャっぽく、ピント合わせ後に若干レンズが動くので、ピント合わせにコツがいる。
2.ステージが不透明なので、反射光のみ。
つまりプレパラートなどを使った透過光の観察は出来ない。
3.PC接続時やTV接続時は液晶モニタが消えてしまう。
またデジタルズームが使えなくなる。
しかし残念な点は慣れや割り切りで納得できてしまうほど、使う上での楽しさがある。
ティッシュの端 |
じゃこ |
5円玉 |
ブラシの先 |
講義形式の授業の時、自分の撮った写真やビデオ映像を見せたい時がある。
しかしパソコンやプロジェクター、マグネット式のスクリーンなど一式を持って移動し、セッティング、片付けとなると、けっこう大変なのである。
その一コマだけ授業をすればよいのなら、手間は惜しまないが、実際には次の授業の準備もあるし、生徒対応などもある。
どうしてもよほどの効果があるもの以外は、資料集の写真やお話で済ませてしまうことになる。
しかし。見せたい写真は山ほど有るのに、見せずに終わってしまうのは、毎回残念に思っていた事であり、写真を趣味にする私にとっては忸怩たる思いである。
そこで、意を決して持ち運びができるサイズのプロジェクターを買った。
そんなに大きく映すわけでも、屋外で映すわけでもないので、それなりの明るさでよい。
(と言っても昨年買ったプロジェクター付きデジカメは、明るさが10ルーメンでさすがに力不足であった)
買ったのはアドトロンテクノロジーのQUMI-Q2、後発のDell-M110と迷ったが、MS-Officeのデータがそのまま映せるのがポイントとなった。
写真の上の部分がプロジェクター。下は‥‥巨大モバイルバッテリである。今回プロジェクター購入と同時に注文した。
もちろんプロジェクターにはACアダプタが付属しているが、持ち運びを考え、なるだけコードレス化を目指したのだ。
(まぁバッテリとの間はコードデスが)
サイズは162x102x32mm、かなり小さい。子どもの弁当箱くらいか。
左の写真で腕時計と比較して欲しい。サイズがおわかりだろうか。
この小ささで明るさは300ルーメン。
教室内で1mくらいの距離からなら十分な明るさである。
>>>>と思ったのだが、先日実際に使ってみたところ、明るさは不十分であることが判明。冬場は室内まで光が入り込むためだ。
バッテリは23000mAhの巨大サイズ。19V3A出力のできるものを探してこれに行き着いた。
実験してみると、フル充電から、プロジェクターをつけっぱなし(3秒おきにスライドショー)にして、2時間30分ほど持った。
まぁ一日使う分には十分だろう。つけっぱなしにするような使用状況ならACアダプタをつなぐだろうし。
ちなみに外観が同じで出力が2Aのものが多く出回っているので、購入する際には注意が必要だ。
こちらは小型USBメモリ。今回買ったプロジェクターはMicroSDカードとUSBメモリに対応している。
USBならPCとのやりとりも間違いなくできる。このUSBメモリに必要な画像や映像を入れておき、プロジェクターに指せば、
上のセットを持ち運ぶだけでどこでも映写することができるわけだ。
ちなみにPPシートを使って折りたたみ式のスクリーンも作った。持ち運びを考えて写真のように4つに折りたためるようにしている。
PPシートは表面が梨地っぽくなっているので、光を適度に反射する。そしてしなやかなので、カッターで軽く切れ込みを入れると折れ曲がるけど切れないという絶妙な素材だ。
裏面には黒板に貼れるようにマグネットをつけている。収納時はこのマグネットどうしがくっついて勝手に展開しないので便利である。