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前のエントリ「高さ調整ができなくなった椅子の補修」の続きである。

このイスはリクライニング機能付きゲーミングチェアなのだが、購入して3年ほどしか経っていないのに全体的にボロボロである。表面の人工レザー革はポロポロと剥がれていき下地が見えている状態。まぁこれは我慢できる。しかしもう一つ、座面左端のクッションに何か固いものがあり、腿に当たって痛い。これは不快である。なにか金属部品が外れて座面のクッション部に食い込んできているようだ。しかも背もたれもなにか左側が不安定である。

当該部分である座面側部に穴が空いていたので中を見てみると、L字型の金具がクッションの中で浮いている状態であることがわかった。座ったら痛い理由はこれである。もちろんこの金具を外してしまえば現状は解決するのだが、この金具は背面につながる側面部を固定されている部品であることが分かった。体を預ける背面を固定する部分なので、外してしまっては危険である。

 

浮いているL字型金具を側面部から外して取り出してみると、厚みのあるものを止めたようなねじ構造(爪つきナットとボルト)が2つある。そしてそのねじが固定されていたであろう座面クッションの下は、数枚のベニヤ板があり、これがバキバキに破損していた。側面部はL字型金具を介して座面に固定されている構造だったようだ。そのL字型金具がベニヤ板から外れて座面のクッションにめり込み、何とか留まってる状態であるようだ。これでは、いつL字型金具が座面から飛び出し、背もたれが外れるか心配でならない。修理せねば。

 

 

側面部と壊れた座面部
MDF板と金具類
これを座面に差し込む

ということで補修してみた。ベニヤ板そのものの補修はできないので、家にあったMDF板を切り出し、その場所に差し込むことにした。まず電動ドリルでMDF板にL字型金具を固定するための穴を開けた。これに爪つきナットを取り付け、L字型金具をボルトで接続した。これをなんとかベニヤ板の破損部分に深く差し込み、ベニヤ板が破損した部分の代わりとした。最後にL字型金具と側面部を固定して完成である。

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MDF板に側面部も固定
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なんとか補修完了

おそるおそる座ってみたが、問題なく固定されているようである。背面の不安定感もなくなった。リクライニングしても大丈夫なようで、これにて補修完了である。

今回は電動ドリルが活躍した。安物ながら、穴を開けたりネジを緩めたり締めたりが容易にできて、手動ですることを考えるとずいぶん楽だった。

3年前に買ったオフィスチェアの座面が下がったきり高さ調節ができなくなった。原因は伸縮するシリンダ内部のガス欠である。修理に出すと安い製品を買うくらいになるので、高さ調節は諦め、一定の高さで固定する方向で補修することにした。
imageネットの「シリンダの途中をホースバンドで締め付けて座面下降を止める」という趣旨の投稿を参考にやってみた。しかし私の体重を支えるだけの締め付け力はなかったらしく、斜めに変形して座面下までズレてしまう。ズレないようにシリンダ中央に強粘着テープや水道補修に使うテープを巻いて、再度やってみたが、テープはホースバンドに巻き込まれて一緒にズレてしまい効果はなかった。この作戦は失敗である。
次に参考にしたのは、シリンダに物理的に何かを挟む投稿である。ネットには「割り箸を10本くらい縦に巻き付けて…」なんて書いてあったが、いくら何でもそれは耐久性に問題がありそうだ。
imageそこでホームセンターで売られていた「ウッドレター」という商品名の文字型のブロックを使うことにした。こいつはMDF製で強度があり、厚みが2cmあるので高さを稼ぐことができる。
U字型のものを3つ買って、シリンダの外側に挟んでみた。U字の谷の部分の幅が支柱の太さ+αであることがミソである。
結果は完璧!
 
image高さ調整はできなくなったが、そもそも私しか座らないイスなので、調整機能は不要である。
写真を見ると、挟んだブロックの上部は、ズレてしまったホースバンドで止まっているようで、もしかしたら第1弾の失敗も無駄ではなかったのかも知れない。

今年の夏は、異常に早い梅雨入りに始まり、猛暑のあとに季節外れの長雨、と不順であった。さらにコロナ禍が加わり、花火大会やビアガーデンなど夏らしいイベントも中止で、夏らしいこともせぬまま、もう夏が終わろうとしている。学校現場も明日から始動で、今日が夏休み最後の日である。

今日は何かそんな夏を取り返すかのような猛暑で、近畿各地に熱中症アラートが発令されている。エアコンの効いた室内から暑いベランダへ出てスイカを食べた。逝く夏への惜別の気持ちであろうか。

 

最近のゲームには食指が伸びない。ゲームの世界観を理解することだけで、とても時間がかかりそうなものばかりである。しかし物理的に時間は無いし、長時間何かに集中して取り組むということも難しいお年頃になってしまったこともある。
ようは面倒くさそうという先入観があり、取り付こうと思わないのである。

 

一方で先のエントリーで書いたように、ギャラリーの一体感という、私の甘美な青春の一コマは無性に懐かしく思い出される。もういちどレトロなゲームをやってみたいとは思う。

そこで新たにレトロゲーム機を買ってみることにした。幸いうちにはギャラリー役をしてくれる子どもたち(もう成人してますが…)がいることだし。

image購入したのは、ヤフオクの出品されていた古いファミコンをリストアしたもの。それなりの需要はあるようで、複数の出品者が出品している。単に外装を漂白するだけではなくて、安定化回路を組み込んでいたり、電源はUSB化されていたり、映像出力はコンポジットに、音声出力はステレオにするなど、今の環境で使えるようにリストアされているブツである。

以前にファミコンの互換機を使っていたことがあったのだが、ブラウン管仕様のゲームは画面が滲むことが前提で作られており、今の液晶テレビに映すと、画素数の少なさが目立って、とても目に悪そうに感じたので捨ててしまった経緯がある。今回のブツは前述の改良により、そういったことが感じられない良品である。唯一惜しい点は、コントローラーのコードが短いままなので、大きな液晶テレビで映すには不適であることくらいであろうか。まぁ幸い電源と出力ケーブルがそれなりに長かったので、本体を液晶テレビから離すことで解決した。

これまで自動車税の支払いは、カード決済やPay-easyを利用していた。今回は初めてPayPay払いにしてみた。手数料無料のうえに、普通にPayPayポイントもつくので、お得かと。

6年前に購入した大型液晶タブレットをリビングPC(子供用)の液晶タブレットと交換した。

私が使うには大きすぎて持てあましていたこと、上娘がたまにイラストを描くとき使用している液晶タブレットがあまりに小さく操作性が悪そうに見えたことが理由だ。

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リビングPC
手前のフルサイズキーボードが小さく見える
私のデスクトップ
右の小さいモニタが入れ替えた液晶タブレット

右写真が新しい私のデスクトップの様子である。

交換してやってきた液晶タブレットは、単なる小さなモニタとしてアイコン置き場として使っている。

さて、液晶タブレットという存在は、モニタとして画面出力とタブレットとしてペン入力の両方の用途が一台で出来る優れものだが、一方で、運用する際にはそれがネックにもなる。モニタとしては水平に近い視線の先にある必要があり、一方でタブレットとしてはペン先である手元にある必要がある、つまり目的によって位置を変える必要があるのだ。これを両立させるためにモニタアームなどを使って液晶タブレットの位置を変更できるようにしているわけだが、それでも広くない机上でモニタを動かすというのは面倒だし、大型液晶タブレットとなるとそれなりに重く、億劫に感じるのだ。最初にわたしが「大きすぎて持てあましていた」と書いたのはこういうことである。つまりノートテイキングやイラストなどのペン描き用途がメインで、机上に固定した使い方でない限り、大きな液晶タブレットというのは、面倒で億劫な存在になりかねないのだ。そして机上に液晶タブレットを固定すると、今度はキーボードやマウスの置き場所に困るというジレンマも生じる。さらに夏場は「熱い」。

image今回新しくなったデスクトップ環境で、一番手前にある液晶(右写真)は、iPadPRO12.9(初代)である。これにDuetDisplayというアプリを入れて、windowsの拡張ディスプレイとして使っている。タッチ操作とApplePencilによる詳細な描画ができるので、従来の液晶タブレット以上のパフォーマンスである。そして何より便利なのが、必要なときだけ手元に引き寄せて描けるということ。たまに画像処理をする程度である私のタブレット用途としては、これがベストの環境である。

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一般の一番搾りはすっきりした味わいが特徴である一方、コクがないため、あまり好みではない。しかし最近発売された『超芳醇』は、キレもコクも両方とも満たす絶品だと思う。

そして組み合わせとして、フリマサイトで400円ほどで購入した写真右のプレモルの神泡サーバー。超音波でビールの一部を細かい泡に仕立てるブツで、これは確かにうまい泡が出来る。

アイドリングストップ対応のバッテリが高いくせに、3年も持たずにだめになってしまう件で。

原因はアイドリングストップにある。信号待ちのたびに、エンジン停止・短時間で始動をくり返していれば、そりゃバッテリもへたるわ。

バッテリを生産するために、新たに金属を消費し二酸化炭素の排出を産む。なんのためのアイドリングストップなのか。もちろん長い時間の信号待ちであれば、エンジンを停止させることは燃料の節約や二酸化炭素の排出量を減らすことに多少は貢献するが、本当にトータルでエコノミーでエコロジーなのか???少なくともエコノミーではないと思う。

問題は、この微妙な判断となるアイドリングストップを強制されることにある。信号待ちの時間の判断をドライバーがして、手元のスイッチでそのつどアイドリングストップすれば良いのではないのか。もちろん常に動作させるモードを備えても良いが、この判断は自動車メーカーがするのではなく、ドライバーが状況に応じてするべきものだろう。

ということで、私はエコノミーの視点で、アイドリングストップを止めた。ずっとエンジン始動のたびにスイッチを長押しして、アイドリングストップ機能をOFFにして走行していた。image[3]もちろん長時間になる停車ではアイドリングストップをしている。これでいいじゃないか。

しかし「運転前の一手間」が少々面倒なので、2月に「アイドリングストップキャンセラー」なるものを購入、1ヶ月使用してみた。ハンドル下でむき出しになっていた端子(存在を知らなかったが)を、製品でキャップするだけである。

さてバッテリの寿命がどうなるか見物である。答えが出るのは2年以上先である。

この春からの料金プランを確認する。

まず大手キャリアのデータ20GB、通話込み2980円(通話無し2480円)のプランは論外。将来的に5G通信が一般的になれば必要な容量なのかも知れないが、現時点で20GBはどう考えても不要。

次にMVNOだが、IIJががんばってはいるものの、混雑時の速度の問題や後述のサブブランドの値下げによって、こちらも検討するに値しない。

ということで、今回の更新もサブブランド同士の比較ということになる。

UQモバイルは従来から大きく値下げした代わりに家族割を撤廃した。一方のY!モバイルは値下げが小さい代わりに家族割やおうち割の値引き額を大きくした。この辺の戦略の取り方は面白いところだ。そしてどちらも通話無料をオプション扱いにした。これは痛い。ほとんど通話しないとは言え、無料であるかどうかの安心感が失われるのは損失である。

そこで通話に関しては、この1年で家族全員が契約した楽天モバイルの出番である。通話のみであれば月額0円で利用できるので(いつまで続くかは不透明だが)、面倒ではあるが、通話用にもう一台携行することにする。

そして本丸のキャリアをどうするか。

うちとしては、固定のソフトバンク光を他社に乗り換える予定はなく(いろいろ検討した結果、モニタ割があるソフトバンク光より安い光回線はない)、増額されたおうち割が全員に適用されるY!モバイルが最適解であると思う。

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上記は家族4人ともY!モバイルのシンプルS契約にした例である。

ただ、Y!モバイルはデータ通信の繰り越しができず、基本の4GBだと不安なメンバーもいるので、契約を大きめのシンプルMにして、残りの3人をデータシェアプランで通信だけ(通話はできない)という契約を考えてみた。

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これだと、月額5500円(消費税込みで6000円強)となり、割引のきいた現状と同額となる。

データシェアプランだと、月内で18GBを分け合うことになる。私や相棒さんのこれまでのデータ使用料は月平均で1~2GB程度なので、子どもたちが多く使うときがあっても十分であろう。ちなみに容量を超えた場合でもシンプルMプランだと1Mbpsでの通信ができるので、使用に不都合はないと思われる(シンプルSプランだと300kbpsなのでちょっと辛い)。

通話のために2台持ちとなるが、4人とも端末は2台以上持っていて、2台持ちへの抵抗もないとのことなので、現状ではこれが最適解だろう。

まぁ秋までにまだ動きがあるかもしれないし、そもそも楽天モバイルの通話のみなら0円ということが前提となっており、これが崩れるとまた考え直しである。

ドコモの新料金プラン「ahamo」を皮切りに、モバイル通信費の値下げ合戦が始まった。

当家もこの秋に固定回線も含め2年縛りが終わるので、今から検討を始めている。

まずは現時点での契約状況である。

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家族4人のうち、私だけがソフトバンクグループのY!モバイルで契約、残りの3人がUQモバイルで契約し、家族割を組んでいる。私だけY!モバイル(ソフトバンクグループ)にしたことが、直後のソフトバンク光の利用に大変有利に働いた。

まずモバイル側に「おうちセット割」という500円割引が加わった。そしてこの割引がトリガーとなり、ソフトバンク光側で「オプションパックセット割」という、IPv6高速通信と固定電話とwifiが利用できる光BBルーターを500円でレンタルできる権利を得た。

このセット割についてだが、IPv6は必須の機能であり、固定電話も契約時点では必須だったので、不要なwifi(高機能のルーターを別途購入しているため)を除いても、500円でつけられるのなら、大変ありがたいオプションパックなのである。

つまりY!モバイルとソフトバンク光のダブル契約によって、高速通信と固定電話の基本料が0円で手に入ったことになる。これは強力である。ソフトバンク側にしても、モバイル・固定の契約を切りにくくする手法として、また他社へ流れにくくする「囲い込み」として有効に働いていると思うが、それでも利用する側として料金的なメリットが大きく感じるので満足のいく契約である。

またソフトバンク光のモニタ割が継続して利用できるのも大きい。これはこちらが止めると申し出をしない限り契約できるようで、月々1200円割引が今後も継続すると見込める。

さて、上記のイラストのように、いろいろな割引やキャッシュバックの割り当てを考えると、現状は、モバイルで月4420円、固定で1100円、合計5520円(消費税を入れて6000円強)が、現在のネット関係費用である。この秋から、キャッシュバック割り当てやUQモバイルの割引が無くなるので、このまま契約を続けるとけっこうな高額になる予定である。

そこで冒頭のモバイル通信費値下げである。各社のプランを比較して乗り換えの検討してみた。

(続く)

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