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PCモニタは3枚マルチモニタとしている。

32インチモニタを筆頭に、24インチ、24インチペンタブレットの3枚である。

(この記事の後、24インチを27インチにリプレースした)

3月の模様替えの際、メインモニタとして正面に鎮座していた24インチペンタブレットを左側面へ移動した。

このモニタはディスプレイとしては大きて良いのだが、そのぶんモニタまでの距離が必要で、そうするとペンが使いにくいというジレンマがあったためだ。

その結果、2枚のモニタが正面に並ぶことになるのだが、これまでの3枚モニタから1枚減ったわけで、どうも手狭に感じる。

 

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以前の状態 ペンタブを左側面へ 正面は2枚になった

 

そして4月の転勤で、職場から帰ってきた12.9インチのiPadPROが無聊をかこつている。

そこでこのiPadPROを第4のモニタとして利用することにした。

iPadのPCモニタ化のため使用するアプリは「SpaceDesk」である。wi-fiを利用することでケーブルレスで利用できる。ちなみに無料である。

おそらくゲームのような利用には向かないのだろうが、私はアイコン置き場としての利用なので無問題である。

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手前が追加したiPadPRO デスクトップ正面(左奥は別PC) デスクトップ全景(時計下はTV)

 

位置が低く、多少使いにくかったので、タブレットを置いているスマホスタンドに穴を開けて下からlightningケーブルを挿せるさせるようにした。そして、缶ケースの上に置くことで高さを確保した。

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スマホスタンドに穴を開けて ケーブルを挿し 缶ケースの上に置き、高さを確保

 前回の同名エントリは こちら

 今回は「ファンの音がうるさい」という異常の解消から派生したあれこれである。

 ファンが起動から終了までずーと全開で止まらない状態になってしまった。

 はじめは後付けのCPUクーラー「虎徹」を疑った。ケースを開けファンを外した。(この時ものすごい力が要った)。ヒートシンクは写真のようにほこりまみれ。ファンともども清掃したがPCからの音は変わらず。

 そしてアプリで回転数を0にしても音は変わらず。
つまりこいつはシロだった…。

 ついでにCPUクーラーを元々CPUについていたリテールクーラーに変える。

 次に電源のファンを疑う。
これもほこりまみれだったので清掃した。そして単体で動かし無音であることを確認したが、PCからの音は変わらず。
…しまった。コレでもなかった。

 ケースファンも全て清掃…しかし変わらず…。
→けっきょく爆音の原因はグラボのファンであると気づいた。

 原因が分かるまでに右往左往した。初動で問題の切り分けをしなかったのが原因だな。

 グラボのファンを清掃後も…やはり爆音は変わらず。グラボのアプリで回転数を見ると0になっている。どうやらグラボの回転数センサーが壊れたっぽい。これはグラボのファンを交換しても直らない感じだ。まぁ今使っているRX480も時代遅れも甚だしく、そろそろ限界だろう。グラボを物色し、メルカリでGTX1070を購入。

で、当初、故障と決めつけてしまい発注した電源とともに換装することにした。
まぁ元の電源はバックアップに使える。

 さて、けっきょくほぼ組み立て直しのようになった。マザーボード周りからコネクタ類を差し直し。その際に力の加減を間違えて、メモリの取り付けコネクタを壊す。
まぁ4カ所のスロットのうち、ペアの位置をずらし対応。

 もう一カ所、HDDのSATAコネクタも破損してしまった。なんでもSATAコネクタは耐久回数50回とも言われ、壊れやすい部品らしい。
 ダメージが大きかったのは、一番大きな6TBのHDDだったことだ。さらに悪いことにコネクタの破損だけではなく、HDD側のピンもろとも、もぎ取ってしまったこと。
 
 バックアップを取るには大きすぎるHDDだったので、重要なファイル以外はバックアップがない。重要ファイル以外も諦めがたく、なんとか使える状態にしたい。
 ネットの情報を元に、HDDの基板の端子7カ所にSATAケーブルを直付けすることにした。ハンダ付け作業は老眼にはツラかった。

恐る恐るPCに接続。なんとか復活したものの、いつハンダが外れるか分からないので、激安6TBのHDDを買う。1.1万円なり。
 休日一日かけてバックアップを取った。

 爆音解消からPC清掃、パーツ入れ替え、さらには電子工作をするハメになったというお話でした。

電源7300円、グラボ11000円、HDD11000円 約3万円の出費である…(泣)

昼からの休暇を利用して職場のある猪名川町の最高峰・大野山へ行ってきた。

大野山アルプスランドの名称があるこの地域は標高753mとこの地区の最高峰。デイ専用のキャンプ場や猪名川天文台があり、山中に巨石が散在するエリアもある。

猪名川展望台

大野山アルプスランドは何度も訪れたことがあるのだが、猪名川展望台は開館時間が限られている関係で、今回初めて中に入ることができた。ちなみに猪名川展望台の開館時間は、木~日曜日の13時30分~21時30分(現在は20時に時短中)である。

中は一階にプラネタリウム室があり、階段を上がると天体望遠鏡のある観察室がある。

プラネタリウム室は、中央に小さな機械が設置された半径3m程度の円形の小部屋に、いくつかマットが敷かれており、そこに寝転んでドーム状となっている天井を見る形となる。

今回お客は私一人だった。上映となると職員さんが遮光のため周りのカーテンを閉め、部屋の外へでて「じゃあ始めますね~」の声で始まった。ちょっとレントゲン撮影のようなムードである。

薄暗くなった部屋のドーム状の天井に星が映し出される。内容は一般的な、当日の夕方から翌朝までに見られる惑星や星座の解説であった。映されている星も3等星くらいまでであろうか、都市部で目視できる星に割と近いためであろうか、大きなプラネタリウムで感じる異世界感は感じなかった。

プラネタリウムを鑑賞している間にもう一人の職員さんが望遠鏡の調整をしてくれていたようで、鑑賞後、階段を上ってすぐに星の観察ができた。

この日は、天候不順の夏にしては珍しく快晴だったので、雲に邪魔されずに観察ができた。見せていただいたのは、金星・水星、うしかい座のアークトゥールス、そして太陽である。太陽はHαフィルターを通した赤い映像である。いま太陽活動は減退期に入った状態らしく、プロミネンスも活発では無いのだが、何とかヒゲ程度には吹き出している様子を観察することができた。貸し切り状態だったからスマホで写真を撮っておけば良かったなぁ…。

観察できたプロミネンスは、
こんな見事なわけはなく、
ヒゲが生えた程度の高さだった
(上のイラスト矢印先)
猪名川展望台
2020年秋にドローンで撮影
(観光振興課許可済み)

巨石めぐり

大野山を含む周辺のかなり広い範囲は、佐曽利カルデラの跡地形と言われている。しかし現在の地形からは確かめようが無い。確かめようが無いのにカルデラが存在していたとされる理由は、周辺から、熱水鉱床や溶結凝灰岩など、大規模な火山噴火があったことが推察される地質が見られるからである。多田銀銅山もそのひとつである。佐曽利カルデラができた時代は白亜紀。恐竜が大陸を跋扈し日本列島はまだ形になっておらず、その元が大陸の縁にあったと言われるころである。

ここ大野山も、そうしてできたカルデラが断層などで断ち切られて突出した部分では無いかとのこと。そしてサブタイトルである巨石であるが、これは溶結凝灰岩といわれ、滞積した火山灰がその重みと熱によって再度溶け、固まったものとされている。その際、節理という決まった方向に割れやすい性質を伴うため、風化によって今の時代に巨石程度まで細かくなってきた、という推察である。

10年ほど前に理科の先生方と訪れて以来、久々の巨石との再会を果たした。

岩石群の成因を説明する看板

岩めぐりコース
カメレオン岩
太鼓岩
太鼓岩(ドローンから)
太鼓岩(動画:59秒)

専用の製図板風デスクまで作った13インチの液晶ペン・タッチタブレットは、けっきょく老眼の身にはいかんとも小さすぎた。そしてタイミング良いことに超大型の液晶・ペン・タッチタブレット・DTH-2400の中古品がネットのリサイクルショップで放出されていた。それも超格安(送料込2万円)である。こういったガジェットはデザイン会社などからリプレースで一気に出てくるらしく、市場にあるときに拾っておくのが正解である。

こやつは総重量30kgというバケモノで、そのうち半分はスタンドの重量である。この重いスタンドのおかげで、モニターを手前に引き寄せてもバランスを保っていられるのである。これによって懸案であったモニタ中心・タブレット中心という使途によるモニターの移動の煩わしさが許容範囲まで緩和したのである。

これまで二転三転してきたが、これで自宅デスクトップのディスプレイ環境が確定した。というかもう動かせない…。

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以前、超大型の電子メモを購入した話をエントリーした。

その後、小型のものも購入し、職場でメモ代わりに使っていた。

しかしこの手の電子メモは部分的な消去ができない。使っているうちにそれで困ることもあった。そこで表題のように半分ずつ消せる電子メモを購入した。実用になりそうである。

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最近のゲームには食指が伸びない。ゲームの世界観を理解することだけで、とても時間がかかりそうなものばかりである。しかし物理的に時間は無いし、長時間何かに集中して取り組むということも難しいお年頃になってしまったこともある。
ようは面倒くさそうという先入観があり、取り付こうと思わないのである。

 

一方で先のエントリーで書いたように、ギャラリーの一体感という、私の甘美な青春の一コマは無性に懐かしく思い出される。もういちどレトロなゲームをやってみたいとは思う。

そこで新たにレトロゲーム機を買ってみることにした。幸いうちにはギャラリー役をしてくれる子どもたち(もう成人してますが…)がいることだし。

image購入したのは、ヤフオクの出品されていた古いファミコンをリストアしたもの。それなりの需要はあるようで、複数の出品者が出品している。単に外装を漂白するだけではなくて、安定化回路を組み込んでいたり、電源はUSB化されていたり、映像出力はコンポジットに、音声出力はステレオにするなど、今の環境で使えるようにリストアされているブツである。

以前にファミコンの互換機を使っていたことがあったのだが、ブラウン管仕様のゲームは画面が滲むことが前提で作られており、今の液晶テレビに映すと、画素数の少なさが目立って、とても目に悪そうに感じたので捨ててしまった経緯がある。今回のブツは前述の改良により、そういったことが感じられない良品である。唯一惜しい点は、コントローラーのコードが短いままなので、大きな液晶テレビで映すには不適であることくらいであろうか。まぁ幸い電源と出力ケーブルがそれなりに長かったので、本体を液晶テレビから離すことで解決した。

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パンや駄菓子を売っている雑貨屋の店頭に、昔はよくゲーム機が置かれていた。高校生だった頃、学校帰りに毎日のように雑貨屋に寄り、WOOの皆さんと駄菓子を食べながら、ゲーム機を囲んでいたものだ。プレイヤーが操る画面上の主人公の一挙手一投足に、ギャラリーが沸き、悲鳴を上げ、応援・助言するという、熱のある一角であった。今になって思うと、プレイヤーとギャラリーの一体感が感じられる、希有な空間であった。

その後ファミコンの発売により、ゲームの戦場は家庭へとシフトした。ゲームは一人で、あるいは仲の良い友達と、クローズドな環境で行うものとなった。私のTVゲーム史は、この辺(ファミコン、せいぜい初代プレステ)で進化が止まっていた。

高校生だった私がおっさんになり還暦も見え始めた昨今。40年近くの時間の間に、ファミコンをはじめとするゲーム機・ソフトは進化を遂げた。そして、それまでは無であったネット環境というものが整った。

リアルタイム配信によるゲーム実況というカテゴリが存在するなど、ゲームプレイを不特定多数が見て、コメントすることも可能な世の中になったのである。だがその環境が、私の青春の一コマのように、ギャラリーとの一体感を得られるものなのかどうかは、寡聞にして知らない。

自宅ベランダからの空の撮影は、タイムラプスができるアクションカメラを購入してから頻繁に行うようになった。現時点でだいぶ仕様が固まってきたので、記載しておこう。

カメラ Crosstour社CT9500(2020改)
このアクションカメラはイイ!
シャープネスが硬めで・彩度は高めの設定で、クッキリハッキリと映る。
電源 屋内コンセントから、エアコン用通気口を通して、テーブルタップを屋外へ。
そこに5mのUSBケーブルを接続。
固定 UTEBIT 三脚 クランプ C型
これまで蛸足三脚やクリップ三脚を使用していたが、不安定だった。
こちらに変えてからは強風時も心配なし。

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液晶ペンタブについて検討した結果、新たにタッチ可能な液晶ペンタブレットwacomDTH-1300を購入した。中古で2万円強で買えたのは大きい。

これを、使いたいときに特別な操作をせずに使えるように設置したい。

そのために机の上に新たに液晶タブレットを埋め込んだ板を置くことにした。

液晶タブレットが到着前だったが、寸法は分かっていたので、あらかじめコーナンで木材を調達し、カッティングサービスを利用してブロックごとに切断しておいた。ちなみにコーナンはweb登録をすると、購入した木材は10カットまで無料である(今回7カットだったので無料~!)。

現物が届いたところで、土台となるベニア板にブロックを接着していく。ここは水平を維持しながら時間をかけて行った。ちなみにカッティングサービスは切りシロがけっこう必要で、その結果、縦寸にゆとりがなくなり、キッチキチに液タブが嵌まる状態になってしまった。

 

6年前に購入した大型液晶タブレットをリビングPC(子供用)の液晶タブレットと交換した。

私が使うには大きすぎて持てあましていたこと、上娘がたまにイラストを描くとき使用している液晶タブレットがあまりに小さく操作性が悪そうに見えたことが理由だ。

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リビングPC
手前のフルサイズキーボードが小さく見える
私のデスクトップ
右の小さいモニタが入れ替えた液晶タブレット

右写真が新しい私のデスクトップの様子である。

交換してやってきた液晶タブレットは、単なる小さなモニタとしてアイコン置き場として使っている。

さて、液晶タブレットという存在は、モニタとして画面出力とタブレットとしてペン入力の両方の用途が一台で出来る優れものだが、一方で、運用する際にはそれがネックにもなる。モニタとしては水平に近い視線の先にある必要があり、一方でタブレットとしてはペン先である手元にある必要がある、つまり目的によって位置を変える必要があるのだ。これを両立させるためにモニタアームなどを使って液晶タブレットの位置を変更できるようにしているわけだが、それでも広くない机上でモニタを動かすというのは面倒だし、大型液晶タブレットとなるとそれなりに重く、億劫に感じるのだ。最初にわたしが「大きすぎて持てあましていた」と書いたのはこういうことである。つまりノートテイキングやイラストなどのペン描き用途がメインで、机上に固定した使い方でない限り、大きな液晶タブレットというのは、面倒で億劫な存在になりかねないのだ。そして机上に液晶タブレットを固定すると、今度はキーボードやマウスの置き場所に困るというジレンマも生じる。さらに夏場は「熱い」。

image今回新しくなったデスクトップ環境で、一番手前にある液晶(右写真)は、iPadPRO12.9(初代)である。これにDuetDisplayというアプリを入れて、windowsの拡張ディスプレイとして使っている。タッチ操作とApplePencilによる詳細な描画ができるので、従来の液晶タブレット以上のパフォーマンスである。そして何より便利なのが、必要なときだけ手元に引き寄せて描けるということ。たまに画像処理をする程度である私のタブレット用途としては、これがベストの環境である。

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