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PC300137

今年は中華サイトからスマートウォッチフォンを購入してはヤフオクへ流すということを繰り返してきた。

理由は電話として一日持つスマートウォッチフォンがなかったからだ。

iWatchのようにメインのスマホから通知を受け取る程度の「パシリ」ウォッチなら中華watchでも一日なんとか持つのだが、電話機として・ネット端末としてちゃんと使おうと思うと、10時間を越えるあたりで電池が切れてしまう。時計としてのサイズ相当のバッテリしか詰めないので稼働時間が犠牲になる形だったのだ。

そこで次善の策としてP9030105

1.超小型スマホ+スマートウォッチフォン(通知機能受けのみ)の組み合わせ

2.超小型スマホをバンドに接着し強引にスマートウォッチフォンにしてしまう

3.普通のスマホ+スマートウォッチフォン(sonyのSmartWatch3)の組み合わせ

を試行してみたのだが、P9180130

1.超小型スマホはスマホとして力不足、通知スマートウォッチも時計として力不足

2.時計としては大きすぎだしハンドメイドの接着の不安感。さらに電池持ちの課題。

という問題があり、けっきょく暫定的に3.に落ち着いたわけだ。

でも…けっきょくそれって、普通の時計がスマートウォッチに置き換わって通知が受け取れるようになっただけなのだ。私のケータイは着信など滅多に無いのだけど、逆に数少ない着信は本当に大事な用件だったりする。しかし私はスマホは携行しない(カバンに入れている)ことが多いので、これでは着信に対する応答やLINEやメールの返信がすぐにはできない。

変えたかったことがほとんど変わっていないわけだ。

ということで、着信応答ができ、LINEやメールの返信が打て、ちょっとした調べ物ができるスマートウォッチフォン、それも電池が一日持つもの。これをずっと渇望していたわけだ。

PC300138で、ようやくぎりぎり実用となるものが見つかった。

DOMINO社のDM98である。

従来のスマートウォッチフォンの横2倍のサイズがあり、課題だったバッテリ問題をクリア。スペック的にはなぜか昨年レベルのものでメモリが512MB RAMの4GB ROMとしょぼい。Androidもなぜか4.4である。昨年企画したものの一度ボツった端末なのかもしれない。

だが、プアーなスペックは二の次であって、とにかく一日バッテリが持つこと、スマートフォンとして一通りの役目を果たしてくれることが大事なのだ。

まぁそれでも残念な点も書いておくと

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DM98とSmartWatch3

なぜか重力センサーや近接センサーの類いがついていない。つまりスマホとしてバッテリ消費を抑えるため画面OFFやスリープに入ってしまうと、物理的に電源ボタンを押さないと復帰しない。これは時計として致命的である。本当はsonyのSmartWatch3のように常に時計機能だけは表示して欲しいのだが、せめて腕を振るとか画面をタッチするとかの動作で復帰して欲しいものだ。普通のスマートウォッチフォンには装備されている機能で、これが古い設計のためなのか、これをつけなかったために世に出すのがはばかられたのかと邪推する。

この不具合を解消するため「輝度を落としてスリープに入らない状態をキープする」アプリを入れてみたが、これを作動させると8時間程度でバッテリが切れてしまう。半日程度の外出ならアリだが、元の木阿弥である。

PC300141そしてメインメモリの少なさはやはり困りもの。どんどんアプリを入れていくという使い方ができず、インストールするアプリを厳選する羽目になる。こんな作業はandroid黎明期以来のことだ。

とまぁ次の機種では何とかして欲しいところもあるのだが、まぁそれでも、ようやく使えるスマートウォッチフォンを携行できる喜びのほうがはるかに大きいのだ。

追記20170118

*#*#4636#*#*コマンドで周波数バンドの切り替えに成功し、FOMAのプラスエリアで受信に成功した。これで職場でも使える!

どうしてもスマートウォッチフォンはバッテリが持たない。そこで超小型スマートフォンにベルトを取り付け、ウォッチ型としてみた。スマホを取り付ける土台とベルトの素材は、建築現場用のマグネットバンドだ。本来は磁石に釘などを貼り付けて持ち運ぶためのものである。

P9180124 P9180126 P9180127
ばらして磁石を取る

クラフトカッターで土台を

斜めに切り取る

こうして作った土台部分に、超小型スマホを取り付けた。ちなみに背面カバーが妙にカーブを描いているので外した状態(バッテリむき出し)で取り付けた。

P9180130

なんかもう、ものすごくバカっぽいんだけど、これでいいのだ。

(20160922追記)時刻を知ろうと思ったら画面をダブルタップしなくてはいけない。スマートウォッチフォンなら腕を動かすだけでスリープから復帰するのだが…。右腕に普通の腕時計が必要だな…。
なんかもう、ものすごくバカっぽくなってきた。さすがに3日で使用停止…
ウエアラブル…はるかに遠いな。

実はこの作業と並行して、SonyのスマートウォッチSWR50も使用中。これはandroidwearというandroid陣営の本家推奨のスマートウォッチOSを搭載している。そのうち記事にするだろう。

この夏はスマートウォッチフォンの実用実験をしていたわけだが、結果としては

・時計として使い物にならない

・スマホとしても不安

という、まぁ現状の普及具合からしても当然の結果となった。

原因はバッテリにつきる。スマホの機能を維持しつつ、時計の大きさに納めるには、バッテリの能力やスマホの省電力がまだまだ時期尚早であるということなのだ。

スマートウォッチフォンの2台持ちも実験したが、充電の煩わしさやsimの交換や複数所持が必須となり、いろいろと問題があった。

ということで次の段階として、タイトルである超小型スマホPosh社のX S240 にチャレンジした。

P9030104Posh社のX S240 P9030105 手のひらに隠れる2.45インチ 重さは53g

大きさの比較

   
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左2台のガラケーとほぼ同じ
フットプリント 右端のF-05Fも
スマホとしては今や小さい部類だが
P9030107
となりのiPadminiが大きく見える

通信は、LTEではないもののHSPA規格はあり、FOMAプラスエリアでも電波をつかむ。実はここが重要である。国内キャリアで売られていない端末は、通信規格だけでなく周波数もきちんと調べないと地方で困ることになる。私の職場がそうで、機種によっては、屋外に出ると3G電波はつかむのだが、屋内に入るとダメダメという状況があった。これは2000MHzのBand1にしか対応していない機種のためである。周波数の小さいFOMAのプラスエリアの800MHz(屈折性の高い電波)に対応していれば、このような事態にはならない。

スペックは、RAM512M、ROM4G、CPUはMT6572(DualCore)1G、antutu10000程度の低能力機だ。しかしスマートフォンにゲームや動画といった高負荷のコンテンツを求めない私としては十分である。

購入はamazonで8000円足らず。予備として中華通販からも40$で購入中。

 

プチ改造

その1 シール貼り付け

画面下のバック・ホーム・メニューキーの場所に、シールを貼り付けた。一応バックライトは点くのだが、物理的にシールを貼ることでキーの場所が常にわかるようになった。

その2 ツートン機の作成

ヤフオクでsim機能不能のジャンク品が2000円足らずだったので、落としてみた。

バッテリの予備と茶色の筐体がほしかったためである。

で、ニコイチにしてツートン機の完成。

その3 車内に簡単着脱

茶色のリアカバー部にマグネットを貼り、車の中に設置してある磁石式の小物止めに固定できるようにした。軽いので十分固定できる。

P9030112 筐体が茶色なのでマグネットが目立たない P9030110 この距離ならハンズフリーでも通話できる
   

こんなかんじで現在、日常生活で運用中である。

ポケットに入れていても気にならないサイズと大きさなので、常に携行できる。またスマートウォッチフォンでは難しかった細かいリンクのクリックや文字入力が多少はやりやすくなった(といってもほとんどの入力は音声でやっているのだが)。スマートウォッチフォンほどすぐに画面を見ることはできなくなったが、これは現状ではトレードオフだろう。

このスタイルはけっこう気に入っているので、しばらくはこのまま使い続けるだろう。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

KingWear社の KW88は、時計らしいラウンドデザイン(丸形)のスマートウォッチフォンである。ランチャーがかなり良くできていて使いやすい。D6の課題であったバッテリの持ちも、かろうじて一日持つ感じなので、現在私のメインスマホ&時計はこれになっている。

唯一残念なところはウォッチフェイスがダウンロードできない点。

 

    運用状況
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通信設定P8160018

歩数計

P8160028

   

       

通知P8160031

メールやラインのメッセージやスケジュールなどが表示される

ウォッチ
フェイス
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11種類から
選択できる
アプリランチャ
アプリの数によって数画面を上下スクロールするOLYMPUS DIGITAL CAMERA

P8160036

曲再生P8160037
           
   

天気

P8160026P8160038

       

中華な通販業者から購入した中華製スマートウォッチD6が昨日届いた。時計型をしたスマホ(android端末)である。

多くのスマートウォッチやapple watchがスマホと連携して、スマホのサブモニターとして働くのに対して、こいつは単体で作動するタイプである(もちろんスマホとの連携もできる)。つまり通信SIMを入れることで、スマホの代わりになるということだ。

スマホは多機能・高性能になると同時に大型化し、手で持ち続けたり胸ポケットに入れることができなくなった。いきおいカバンなどに入れて携帯することが多くなったため電話やメール・メッセージに対し、すぐに対応するという即時性を失ってしまった。その点、単体で作動するスマートウォッチは、腕に縛り付けている分、メッセージなどに即対応できる。

もちろん時計サイズなので、小さな画面、小さなバッテリである。できることは限られているし、電池も持たない。それでも可搬性・即時性においてはスマホよりも明確に優れていると感じた。

P7300044 P7300054 ← 時計画面。常に点いているわけでは無いので普通の時計とは使い勝手が違う。盤面は十数種類から選べる。

↓スマホ画面

P7300045 P7300052 P7300050

ライブ壁紙が使えるのでWatchMakerというアプリを使って、ネット上に公開されている様々な盤面が使い放題となった。

一方で電池が半日持たず、時計として安心して使うことは現段階では無理。すでに対応策は打っているが当面は普通の腕時計と併用することにする。本末転倒だが時計ではなくやはり時計型のスマホなのだ。(2016/08/04)

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