» 2011 » 2月のブログ記事
ようやく暖かくなってきた&仕事一段落&観察に適した月になってきたということで
朝から月の撮影をしてみた。
こちらは一眼レフデジカメ S3-PRO を直接望遠鏡に接続して撮影、トリミングと若干の色補正をした。
カメラ内で上下左右の逆転を変換してくれるので、見たままが撮れる。
こちらはコンパクトデジカメ LX-2 を接眼レンズに直づけしてマニュアル撮影、トリミングのみ。
直づけ撮影(コリメート撮影)のコツは、セルフタイマーを使うこと。手ぶれを防ぐことができる。
接眼レンズは天頂ミラーをかませているので上下は正しいが左右は逆転したまま。レタッチ時に反転させてもよかったが、比較用にあえてそのまま載せた。
コリメート撮影でもけっこう写るのには自分でもびっくり。
これはツボに来た!
マイコン世代にはたまらんDSウェアやね。
http://smileboom.com/special/petitcom/index_a40.html
発売が待ちどおしい、何を作ろうか…。
雨が降るか降らないか微妙なとき、子どもたちには傘を持って行かせますが、持って帰るのを忘れる!
そんなときに限って翌日は大雨、ってことが何度もあったわけです。
そこでそんな日の合い言葉は「さかさかさ」です。
傘は差さないけど逆さにして持って帰る、ってイメージを回文で表してみました。
「さかさかさ」を言い出してから持ち帰り忘れは無くなりました。
今日の実験は吸熱反応。
教科書の 水酸化バリウム+塩化アンモニウム→アンモニア+塩化バリウム水 は演示で。
ぬらしたろ紙でふたをするという部分は、確かに1年での気体の性質の復習になって良いのだが、本来のテーマである吸熱という部分では(演示で行うと)弱い。かといってアンモニア大量発生も好ましくないし。
そこで今回は生徒実験で、
クエン酸+炭酸水素ナトリウム+水 という実験を行った。
プラのコップに二種類の薬品を入れ、水を加えてかき混ぜるだけ。
マイナス3℃くらいまで下がった班もあった。水の量を調節すると凍ってシャーベット状になる。
プラコップは中が見えるし触って温度を確かめることもできる、これは効果あり。
たぶんクエン酸の部分はレモン汁でもできるはず。
家庭なら実験後に砂糖を加えてレモネードのできあがり。
昨日の2年生の実験
鉄が酸化する際の発熱反応について実験してみた。
鉄を速く酸化させるための食塩水、それを保持するための活性炭を、プリンカップでまぜる。
プリンカップは使い捨てできるので給食時にキープしておくと良い。
温度計はデジタル温度計を使ったが、この実験なら充分温度が上がるので、通常の温度計の方が良かったと思う(値の読みも大事なスキルだし)。
ガラス棒を使って混ぜるように指示するとやり過ぎてあっという間に70度近くまで上がってしまう班もあった。多くの班でゆげがでていた。
子どもたちにもなじみの深いインスタントカイロの説明も行ったが、時間の都合で今回の実験との違いを考えさせるまではやっていない。いかに適温を長時間維持するか、次回考えさせたいと思う。
事前にどんなグラフになるか予想させてみた。
単に定比例となる、みたいな意見が多いと思っていたのだが、上がり続けるわけがないという大人の常識的な発言もあり、良かった。実際はやってみようということで、上記の混ぜ方の違いからいろいろなグラフになったと思う。
生石灰に水を入れる反応も、やっておこうか‥。
この三日間、ブログ関係にエラーが生じていた。
何度も何度もサーバー関係のソフトを入れ直したり、レジストリクリーナーを導入したりしたが、過去のフォルダデータを活かそうとするとPHP関連のエラーが出てしまう。
けっきょくPHP関連は一から作るつもりで、フォルダを削除後、ドライブの最適化など行って、再インストールし、今日ようやく復帰。
けっきょくいくつかの記事は消えてしまったが、writerに残っていたデータは救出できたのは幸い。
校区の小学校で授業をしてきた。
中学校理科への興味付けという目的で、テーマは「何が電流を通すのだろうか」とした。
演示形式で様々な物質の紹介と電解質水溶液を約30種類、これは電流を通すかな?という一問一答にした。
始めてしばらくして金属が電流を通すということは共通認識としてできたように思う。子どもたちは水銀を見るのは初めてで興味を示していた(電流を通すことはもちろんだが、表面張力の強さによる振る舞いに驚いたようだった)。またアラザン(銀でコーティングされたチョコの粒)も電流を通すことも興味を引いたようだ。
その後、電流を通さない、水・食塩・砂糖・アルコールのうち、水+食塩の組み合わせ(水溶液)が電流を通すことを確認して、他にも塩化銅水溶液やサイダー・果汁、石灰水などが電流を通すことも確認した。濡れた手は汗などで塩分が溶けているので感電することがあるという生活実感と今回の実験が結びついたなら嬉しく思う。
本当はそのあとに、アルカリ性水溶液を酸性水溶液で中和する実験を予定していたのだが、時間切れとなった。子どもたちが活動できる場面が持てなかったのは残念だったが、テーマに対する内容としてはむしろまとまっていて良かったかもしれない。