» 2012 » 2月のブログ記事
HPのSlate2のデスクトップ。短い縦寸を節約するためタスクバーは左端です。
OneNoteを使った自作の週間予定表。見えている範囲以外に右にも下にもいくらでも拡張できる。
これは学期ごとの予定表。縦長にずらーと続く予定表は紙では作れない電子「手帳」のメリット。
授業の計画書。計画書は自宅のデスクトップで作成し、Slate2のOneNoteに同期させ、教室に持っていく。
授業中に生徒の発言をメモったり、修正したことなどをメモることができる。
計画書に授業後の板書も撮影して残しておくことができる。
この写真はEye-fiカードを入れたデジカメで撮ったものを使ったが、Slate2のカメラでも同様のことができる。
花子で作成した生徒配布プリント。
この画面をプロジェクターや大型TVに映しておいて、色や太さを変えた文字や図形を書き加えていく。図を黒板に描く手間が省け、何度でも使えるのは便利。
OneNoteというメモソフトと、Slate2というデバイスと、デジカメやプロジェクタ・大型TVなどの脇を固める役者がそろい、ようやく理想的な環境が整った感がある。
OH!WOO!!2012年0102月号で書いたように、使える手帳が欲しい。
http://www.ma-2.com/oh_woo/thema/20120102-e-techo.pdf
特に最近物忘れがヒドくなってきたので、ちょっとしたことでもすぐにメモしておきたいのだが、
情報とともにどんどん厚く重くなっていく紙の手帳を使う気はない。
iPadはメモとしては良いデバイスだが、PCとの親和性や細かい描画という部分でアウトだ。
MicrosoftのOneNoteはそうした希望にドンピシャなメモソフトなのだが、いかんせん持ち歩くデバイスがVY11F-GL-R以降、見あたら無かった。
そこで、HPのSlate2購入である。発売キャンペーンに滑り込み、定価の2万円引きで購入。
こういうキャンペーンは、なんやかや理由をつけてずーと継続するのではないかとも思ったが、本当に限定300台だったようだ。
さてSlate2だが、CPUがAtom Z670、メモリが2G、さらに8.9インチのディスプレイは1024*600と、EP121に比べるとかなりプアな構成。
しかしストレージが64GBSSDで割と速いので、メモ帳使いとしては何ら不満はない。そして重量は690g、なんとか、まぁなんとか携行できるレベルだ。
ウリは、OneNoteが動くためのWindows機であること、図や文字などを手早くメモれる電子ペンが使えること、教科書などと一緒に持ち歩ける大きさであることだ。
N-Trigの電子ペンとマルチタッチスクリーン。wacomだったら良いのだが‥‥。
ペンが選べないのとペン先がプラスチックでタッチがカタい感じが慣れないけど、ペン先に小さなフェルトを貼り付けたらちょっとマシになった。
OneNoteでは普通に筆圧が効いているので、細かい描画もまぁまぁできる。
裏側はマットなゴム貼り仕様。そこに100均で買ったコーナープロテクトや、ホームセンターで買ったD型ゴムを貼り付けて、ホールドしやすくした。
さらにD型ゴムはペンホルダーにもなっている。ワシこういう小賢しい?加工がたまらなく好きだ‥‥
オプションのドックに載せてみた。充電端子が下にあるのはドックを使うことが前提の設計。滑り止めが若干干渉するが無問題。
ドックは小さく軽い。作りの割に高価だがACアダプタが一つ付いてくる。ちなみにACアダプタはやたらデカい。
ACアダプタが複数あるので、自宅と職場に配置して、ドックと本体を接続したまま、自宅<>職場の移動もできる。けっこう便利かも。