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夏の最後を彩る伊丹花火。今年は伊丹空港に見に行きました。

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普段使いのデジカメ XZ-1にて。

雨雲と残照と夜景と朝焼け

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午後には大雨洪水警報が出ていたが、夕方には小雨になり実施。

写真的には華やかな感じはあるのだが、正直規模が小さくなっている感がアリアリ。

写真は全て自宅ベランダより撮影。

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P1050434 ← 鑑賞時のイメージに近い写真がこれ。

P1050438 ← 伊丹空港に着陸する飛行機とのツーショット。

 

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風のせいかもしれないが、低空でバチバチ破裂するタイプが多かったように思う。

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このあたりがフィナーレの写真。大玉ボーーンって打ち上げてお終いというお決まりパターンではなかった。

04:00 起床
05:00 沼津

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ムーンライトながらが停車していた。
またしてもロングシート、もう慣れた。真ん中に座り大きな窓の正面に富士山を見る。朝日を浴びた雲をまとい神々しいばかり。

 

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05:11 富士 05:18226201208XZ-226

身延線も初乗車。

2時間48分のロングランなのに、まさかのロングシート。徹底してるなJR東海。

まぁ空いているから両側の景色が見えてイイかも。

身延線といえば、塗装が普通の湘南色ではなく、ワインレッドに白の細線という独自カラーの115系というイメージだったのだが‥‥、いったいいつの記憶やねんというツッコミが入るところです。自分の中の20年以上古いイメージがそのままであるということにそれなりに長い人生を感じるよ。

 

富士山が見えなくなったところで昨夜買ったエビ天弁当980円、誰よりも豪勢な朝食であろう。一晩おいたせいか、天つゆがいい感じに飯になじんでいる、熟成の味かも。

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身延で16分待ち、駅前散策、一軒だけ開いている店があったのでおみやげの信玄餅を買い、弁当ガラを捨ててもらう。最近一般のゴミ箱が少なくて旅行者は困ってしまう。

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08:06 甲府 08:16

下車した4番線と乗車する1番線がつながっていることに気づかず、一度コンコースにあがって2/3番線の隣にあるはずの1番線を探すが見あたらず焦った。

中央東線の甲府~小淵沢も初乗車。中央東線は予想以上の山岳路線だった。

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10:17 松本 10:54

松屋の牛飯280円で早い昼食、短時間で十分な食事、都会は便利だ。
車窓を見ていて、外から虫が窓に当たり気づいたのだが、今まで乗った列車すべてにエアコンが入っている。

当たり前のようだが、昔に比べると快適な旅だ。

夏の旅だというのに、一日目の早朝以降では汗一つかいていないように思う。季節感がかなり薄くなり物足りなさを感じるというのも事実。

姨捨駅はスイッチバックとともに風光明媚で有名な駅である。

待ち時間があったので駅風景を撮影した。

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12:20 長野 12:45

普通列車「妙高3号」は189系特急車両である。6両のうち、1両だけが指定席。

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関山駅は線路が分かれていくような跡があったのでネットで調べてみたらスイッチバックの駅だった(1985まで)。

そして続く二本松駅はスイッチバックのままだった。
二本松駅停車中に初めて車内でトイレに行く。昔は停車中に使うなとか注意書きがあったなぁ。今はタンクにためている屎尿も昔は垂れ流しだったから、線路を歩いているとトイレ紙やブツが落ちていたりしたもんだ。

14:17 直江津 14:51

駅から出てそばを食べる(月見そば340円)。

暖かい食べ物が嬉しいって、どれだけエアコンtoエアコンなのか。まるでチルド便の荷物のようだな。

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3両編成475系という交流区間も走れる電車だ。北陸本線は敦賀~糸魚川間は交流区間なのだ。

ここからはこの旅の帰路となる。9時間あまりかけて戻る旅だ。

ここからはまるで押し戻されるように大阪方面へ短時間接続が続き9時間ですむが、けっこうな距離である。

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黒部で10分停車の間に下車、駅トイレ、10分あれば駅外に出るようにしている、エコノミー症候群になりかねん。
魚津が近づくと富山湾を挟んだ対岸の七尾が見えてくる。ただし西日の方向なので実にうっすら。

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16:54 富山 17:14

富山駅は改築工事中(北陸新幹線対応だろう)でホームから改札までが遠くて大変だった。

だが後は短時間乗り継ぎが多いので、ここで食料を調達しないと大変。おにぎりや鱒のすしを買う。

457系、エンジとクリームの旧塗装車に乗る。
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隣のホームからサンダーバードが先発、アレにのったら20:30過ぎには大阪かぁ。その時間にはまだ敦賀にも着いてないよ。

18:12 金沢 18:23

2時間40分の今日2本目のロングラン。

乗車率100%超え、かろうじて座れました。何か買いに行ってたらアウトだった。
途中で日没、きれいだったので席を立って扉付近で撮影。

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小松あたりでかなり降り、小松から一人席となり、一心地。318201208XZ-318

小松を過ぎても金沢から通しで乗っている人も多い、また小松からも高校生などが新たに乗ってきたので乗車率は100%弱だが、短距離客は座らない人も多い。

大聖寺でかなり降りる。30%くらいになり、空いている感じになった。ここで富山で買った夕食スタート。
福井15分以上停車時間があったので、駅前に出て見るも特にすることもナシ。敦賀まで1時間を切った。

21:02 敦賀 21:10

ここでまさかの乗車率200%、花火大会だと。はじめて立ち乗車となる。

しかも2両編成って。JRも全く対応する気ナシというのが何とも。40分とは言え、直前寝ていたので、ダメージでかいわ。
途中、湖西連絡や木之本やそれなりに降りるかと思ったがほとんど乗降ナシ。

21:51 長浜 21:58

新快速8両に乗り継ぎ。長浜発車時はガラガラだったが、米原から東海道線乗り継ぎでけっこう埋まり、そのまま京都へ。

出入りがあるものの大阪までほぼ100%。ほとんど寝ていたが。

こんな遅い時間の列車でもけっこう混んでいることは意外だった。さすがアーバンだ。

23:45 尼崎 23:47319201208XZ-319

00:02 川西池田

やっと帰ってきた。

青春18きっぷは0時を超えて初めて停車する駅まで有効なので、下車予定の川西池田直前で0時を回るこの列車に乗ることも酔狂の一つだった。

二日目 810.9km 乗った列車11本

二日間合計 1493.2km 26本

 

ひたすら列車に乗る旅でした。

よく汽車に乗って旅をしていた30年前を思い出しつつも、変わっていることもたくさんあり、当然自分自身も変わっているということにも気づく旅でありました。

青春18切符を使った2日間の旅。

今回はひたすら列車に乗る修行のような旅を企画してみた。

03:00 起床

04:10 出発

さすがに暗い

04:25 雲雀丘花屋敷

始発で梅田へ

04:55 梅田—大阪 5:15

朝から蒸し暑い。入線待ちの間に汗をかく。

06:02 京都 06:05

07:11 米原 07:27

食料を調達しようと駅外へ出るも東口は何もナシ、すがすがしい広っぱ。ホームでコーヒーを飲み、かえって空腹感が増す。
昨日の雨の影響で新快速大阪方面行きが運休とか。西に向かってたら影響受けてただろう。
快速は昔の新快速車両、2扉の117系、塗装も昔のまま。北陸線遅れの影響で出発5分遅れ
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関ヶ原付近は天気悪し、低くたれ込めた雲

08:01 大垣 08:15

大垣駅で10分乗り継ぎの間にトイレとサンドウィッチ無事購入。食料の調達は重要なミッションだ。

ウトウト。お盆のため、車窓のお墓には提灯、広場には万国旗。

名古屋をすぎた頃から青空が見えてきた。

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09:46 豊橋 09:49

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浜名湖あたりから曇天→しだいに大雨に。

10:25 浜松 10:29

よもやのロングシート3両編成、乗車率100%超え。ここからJR東海のロングシート攻撃が始まった。

 

11:13 島田 11:24195201208XZ-195

後続列車の読み違いで島田駅でいったん下車(後続の静岡行きが沼津まで直通すると読み間違い、始発の島田から乗ろうと思ったのだ)。

雨、一つ前の金谷では土砂降りだった。御殿場線で富士山を眺める予定だったのだがなぁ。しかし仕方なし。

駅前特に店などなし、コンコースのコンビニで昼食用おにぎりを買う。
静岡行6両だがまたしてもロングシート。

このロングシート戦略は、JR東海は少ない車両(や短いホーム長)で乗客をさばくためのものなのだろう。

1時間程度の短距離列車を多くすることでロングシートで我慢させるということか。

11:51 静岡 11:53

静岡からまたもロングシート、なんとか席はあったが、その後、100%超え。リュックを持った人が目に付く。

向かいに座っていた30前後のおねーさんが山リュックを股に挟み、その上にマクドの紙包み、満員の車内でマクド食を始める。

よほど腹が減っていたのだろうか、車内にマクド臭が充満してるんですけど‥‥。

まぁ外聞を捨てた姿は一種の清々しさもあり、若干共感する部分もあった。しかし一般的にはイケてないわな。

かくいう私も両側は暑苦しい男性に挟まれ、向かいのおねーさんから見たら暑苦しい3人衆に見えたことだろう。この53分は長かった。

雨が強く、本来なら相模湾の眺めが美しい場所なのだが、何も見えない。

12:46 沼津 13:02

今まで乗ったことがなかった御殿場線に初乗車。

しかし国府津行きもロングシート3両。JR東海は徹底しているな。対向車はクロス車の方が多かったので偶然だろうが。

この車内で島田で買ったおにぎりを食べ一心地。空が少し明るくなってきた。残念ながら富士山は見えない、広大な裾野が見えた。

足柄の次が駿河小山、ここが童話・金太郎の生地らしい。

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思っていた以上に山間部を走る。気に入った。

酒匂川の上流にあたる、右に左に流れを変える川を串刺しにするように鉄橋とトンネルが貫いていく。

御殿場線は今では山岳ローカル線であるが、新丹那トンネルができるまでは東海道線だった路線なので、地形に従順と言うよりは、可能な限り時間重視の直線的な線路配置なのだろう。

14:35 国府津 14:39

快速アクティ、まずは15両編成、一気にアーバンな感じ。さらにE230系?というのだろうか、4扉なのにクロスシート車両がほとんど。さらに2両は2階建てグリーン車とJR東日本のボリュームを感じさせる。

JR東海のロングシート戦略に対し、JR東日本のボリューム戦略か。ロング席の長さの部分にクロスを入れた方が座席数が増える。そのかわり通路が狭くなるので立てる人数が減る。それを補うための15両という長大編成やそれができるホーム長なのだろう。

 

15:08 熱海 15:27

ホーム内コンビニでおにぎり購入。ここからの伊東線、さらに伊豆急行線も初乗車。
伊豆急の一般車両は、片側が4人ボックス席でもう片側ロングシートという座席配置。ボックス席に座るがロング席の客からの視線を感じるようで居心地が悪い。しかも窓がとても汚れていて、曇ガラスのよう。そんな窓越しに景色を眺めていたら目がおかしくなったように感じる。
ボックスに座っていたら後から来た3人家族がはまり込み、身動きができなくなる。

伊東からは伊豆急線、伊豆急下田まで1570円。
晴れてくる。この好天で裾野を通りたかった。
3両+3両の6両編成、後ろ3両が伊豆高原まで。

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17:04 伊豆急下田 17:38

下田では駅前の目立つ山へのロープウェーがあったので乗ってみようと思ったが、5時までだったようで断念。

駅の売店で金目鯛の塩焼き弁当などが半額で販売開始されたが、今日の夕食は沼津と決まっているので断念。

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片瀬白田駅あたりでで貨物船が座礁していた。ネットで調べたら、どうやら今朝未明のことらしい。

18:43 伊東 18:44

1分乗り継ぎで対面ホームでないとは。このあたりで日暮れ。

19:08 熱海 19:11

19:30 沼津

富士登山前泊の際に夕食に行った店を再訪。再び刺身定食を注文した。今回は旬の金目鯛が入っていた。

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駅から5分ほどの安いビジネスホテル泊。本当に泊まるだけの施設だ。今年は楽天トラベルをよく使ってるわぁ。

一日目 682.3km 乗った列車15本

夏休み前に青春18きっぷ赤券を旅オタ先輩の桜石から買っていた。

5枚すべて使う予定はないのだが、家族で出かけるなら一気に消費するし、余ればチケット屋で売ればよい。

 

さてようやく使う日がやってきた。前日に子どもたちを日帰り旅行を誘うが断られてしまう‥‥。まぁ久々の一人旅、これはこれで良し。

4時起床、車で最寄りの川西池田駅に行き、定額駐車場に入れる。時刻表がなかったので行き当たりばったりだったが、大阪方面行き始発の10分前についた。

  4:59 川西池田発

尼崎駅なら構内で時刻表を売っているコンビニか本屋があると思ったが、開いていなかった。

とりあえず姫路方面に先行しそうな普通列車・加古川行きに乗る。

5:32 尼崎発

横座りの列車で加古川まで。6:48加古川着、ようやく改札外のコンビニでいつもの小型時刻表を購入できた。ついでに朝飯・お茶なども購入。しかし6:58発播州赤穂行きは座ることもできず。立ちながら時刻表操作。姫路からは姫新線や播但線方面へ行くこともできたが、先の接続が悪く、そのまま西をめざすことにする。

 

  7:32 姫路発(新見行き)
座席は確保できたが乗車率100%超え、上郡あたりまで混んでいたので食事せず。この列車は岡山倉敷を通って新見まで行くロングラン列車だ。このまま新見に行って木次線乗車のプランニングも考えたが、日帰りが難しそうだったので、このプランはお蔵入りとなった。で、本日の行き先は四国とし、目的を秘境駅・坪尻駅の探訪と徳島線に乗ることとした。

進路も決定し、その後食事。ひと心地ついたら少し寝てしまった。

  9:32 岡山発
岡山からは快速・マリンライナー。これで四国に渡り坂出で折り返すように琴平行きに乗るつもりだったが、車内案内で各停・琴平行きがあることを知る。私が岡山に着く1分前に出ていた列車なのだが、マリンライナーが途中で追い抜くためだ。こちらに乗り換えた方が琴平に一本早くつくことが解ったため、マリンライナーを児島で降り、琴平行き各停に乗り換える。しかし、こんな事にも気づかないとは‥‥しばらく時刻表を繰っていないと呆けてしまったようだ。鉄道マニアとしては恥ずかしい限り。

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10:00 児島発
姫路から乗った列車と同じ黄色一色に塗られた113系電車。車内はガラガラ。琴平までのんびりできた。

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琴平では以前WOOの取材で行ったことのある温泉旅館のウラの製麺所を探すが、場所が変わったのか記憶違いか迷走してしまった。

やっとたどり着いた店は確かに見覚えがある。システムも同じ。

醤油うどんはぬるくて正直大してウマくなかった。ただ安いのはさすが。2玉入った「大」が180円、これにおかずを2品つけて380円。

 

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11:52 琴平発138201208XZ-138
歴史を感じさせる琴平駅を出発し、秘境駅坪尻目指す。ワンマンカー。

12:33坪尻着。

山間の谷底にあるスイッチバックの駅である。秘境駅として知られていて周囲に人家はない。GoogleMapを見ると、両側とも山を越えたところに集落はあるようで、昔はそこそこ利用者もいたらしい。今では継続的に利用されている方はお一人だという。
川側の廃屋を越えたところまで散歩してみる。眼下に川が見え、せせらぎが聞こえる。また山の上方に国道が通っているので、トラックの走行音が聞こえる。あとは虫の声だけである。

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何列車か通過していく様子を撮影した。駅に入る列車以外は本線を高速で通過していく。踏切も警報機もないので、いきなり列車がトンネルから現れたと思うと爆音を残して瞬く間に見えなくなってしまう。

屋外は暑い、屋内は快適だが虫多し。子どもたちを連れてきていたら困ったことになっていただろう‥‥。

意外にも携帯の電波がつかめたので、用もないのに家に電話してみる。そして時間つぶしにこの原稿を書いている。昔では考えられないことだ。昔はローカル線の撮影地で列車を待っている間とか、寝るために終列車が通過するまでの間とか、ものすごい時間があったのだが、どのように時間をつぶしていたのだったか‥‥。本や時刻表を読んでいたのだったか‥‥。そういう時間を過ごした経験を懐かしく思う。今は効率的であるが、是非は決めかねる。

2時間あまりを秘境駅で過ごした。

車内から、坪尻駅引き上げ線へ入線する様子を撮影
ホームから、坪尻駅引き上げ線から入線する様子を撮影

 

14:53 坪尻発。

坪尻からは下り。そして箸蔵からは吉野川を渡るために山の斜面を一気に下る。川を渡るために直角に曲がり、長い鉄橋で吉野川を最短距離で渡り、下った向きとは逆向きになるよう(全体としてはU字を描くように)また直角に曲がる。

そして佃駅である。ここは高校生の頃、鉄橋を渡る列車の撮影のために降りたことがある。

私が高校時代につくった鉄道模型のモジュールで一番の思い入れのある作品は、ここ吉野川に架かる鉄橋をモチーフにしたものだ。

15:04 佃発
0分乗り換えで徳島線の列車に乗る。発車直後におばちゃんがホームに荷物を忘れたとのことで停車、ローカル線ならではだ。
ずっと左手側に吉野川が見え隠れする。しかし暑さに疲れたのかウトウトする。穴吹で対向待ちの間にお茶を買い一息。

17:00 徳島
徳島からはショートカットのため高速バスを利用する。以前に本州側の舞子駅を訪れた時から使ってみようと思っていたルートだ。発車までの間に徳島線の車窓から見えていた川田屋まんじゅうを買ってみる。こんな機会がなければ一生買わないだろう田舎饅頭だが、両親の田舎・卯之町の名物である山田屋饅頭に語感と形が似ているので買ってみた。
高速バスは鳴門まで地道を走り、そこから淡路・鳴門自動車道へ。淡路島内はかなり寝ていた。

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18:30前 高速舞子下車
明石海峡を渡ると半日前に通った明石神戸が見えてくる。陸地全体が建物に覆われている。水際まで建物が迫っている感じで急にコンクリート社会に舞い戻る実感がわく。下車後、エレベーターで下りたら小洒落たショッピングモールにファストフード、空気も滞留しているようで、もう都会の空気だ。

18:34 舞子発
ホームに降りるやいなやすぐに快速列車が来る。乗った快速列車の横を新快速列車が抜き去っていく。実にアーバンだ。

19:28 尼崎発

朝加古川行きに乗ったホームと同じホームで帰路につく。

19:40 川西池田着
早朝から15時間の旅の終了。今回もGPSロガーにて旅程を記録してみた。なんか小豆島を遠巻きに一周したみたいな行程だな。

 

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職員旅行で伊勢・鳥羽へ。

初日はお伊勢さん参り。ウケ狙いで金比羅さんの笠と富士山の金剛杖を持って行ってみる。貸し切りバスならではの無駄荷物だ。

 

初めて伊勢神宮に行ったのは小学校の修学旅行だった。ここでエラい目にあった話を。

人の話を聞かない児童だった私は、お土産として一括注文する赤福の代金を持ってきていなかった。

そこでお伊勢さんに着いたら速攻で土産の餅を買ったわけだが、これが赤福に似ているが異なる岩戸餅である。イケてない。

そしてそれを持ちバスに乗ったわけだが、その後、隣の席の女の子が車内で見事に口花火を炸裂、吐瀉物にまみれたお餅を持ち帰ることになった。

‥‥苦い思い出である。

 

さて、そんな思い出を秘め、車内で差し入れのビールを6缶あける。

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あっという間に伊勢神宮に到着。運転してもらうってのもいいもんだね。

真夏の炎天下、血中アルコール濃度かなり高めで、御神域をへんてこな格好で歩く。

 

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その後、本物の赤福を食べ、さらに餡を凍らせたという「おふくアイスマック」なるものを食べる。

 

宿泊は鳥羽シーサイドホテルである。海側の眺めの良い部屋。

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鳥羽は6年前に青春18切符を使って訪れたことがある。

そのときは、JR鳥羽駅から歩いて、赤福のお店に立ち寄り、ミキモト真珠島や鳥羽水族館を横目で眺めながら、鳥羽港から伊良湖崎へフェリーに乗ったのだった。そのときのフェリーから眺めたであろう温泉旅館に泊まったわけだ。

 

翌日は鳥羽水族館へ。小学校の修学旅行以来か。

数日前に清水の東海大学海洋科学博物館にいったばかりだが。

さすが老舗の博物館。見せ方が上手である。

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040201208XZ-040なんか情けないフェイスマークみたいだが、カブトガニが砂の中に潜っている様子である。

 

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053201208XZ-053055201208XZ-055ラッコの予想外のジャンプ力には驚いた。

 

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065201208XZ-065080201208XZ-080クリオネとピラニア、どちらも肉食生物。

 

086201208XZ-086089201208XZ-089ゴンズイのかたまりとタカアシガニ

 

その後、海女小屋での漁師料理を堪能し、石神神社を参詣、お土産に赤福を買って帰路につきました。

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以前はお土産の赤福なんて硬くて大して旨いとも思わなかったが、柔らかくておいしかった。賞味期限も2日だったし、偽装事件以降真っ当にやっているのだろう。名物に旨いものなしというが、赤福は安いし良いと思うな。

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夏の満月は赤っぽく見えることが多いです。緯度の高いヨーロッパではその傾向が顕著で、ストロベリームーンと呼ばれるそうです。

夏の満月が赤っぽく見えるのは、月の高度が低いためです。夕日が赤く見えることと同じ理由で、目に届くまでに多くの空気の層を通過し、波長の短い青色系の色が散乱し、赤っぽい色が残るためです。また夏は他の季節と比べて空気が停滞しやすく、空気中に塵が多いことも理由ではないかと思います。

 

写真は同じ時刻に撮った写真を合成しています(サイズは変えていません)。

上娘の自由研究用の写真

ある程度変形しやすいペットボトルを使用する必要がある。

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11:25 砂走館出発(標高3120m)

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201207XZ-499201207XZ-503〔徐々に宝永山が近づいてくる〕

7合を過ぎると下り専用ルートとなり、砂走りが始まるのだが、宝永山までは岩も多く、スピードは出せない。

12:05 御殿場6合(標高2800m)

宝永山分岐まで下りてきた。ここからプリンスルートで富士宮ルートへ戻ることもできる。しかし大砂走りの魅力はここからである。

一歩で3mも、まさに跳ぶように下れるというのが魅力大砂走りである。

しかし私は‥‥、頂上からの下りでムリをしたのが右膝に来てしまった。体重をかけるたびに痛みが走る。ヤバい!

たった一度の登山でムリをして、何ヶ月も痛みを引きずるなんて愚の骨頂、とか思っていたのに、やってしまった。

ここを通りたいがために、あえて下山ルートに距離がむちゃくちゃ長くなる御殿場ルートを選び、全体計画を決めたというのに。

いや問題は大砂走りが楽しめないということより、このまま下山できるのだろうかということである。しかし‥‥車は御殿場5合にある。

もう、だましだましでも御殿場ルートを行くしかない。ということで痛い右膝をかばいながらの大砂走りスタートとなった。

まったくの直線ルートで標高1500mまでまっしぐらのルート。元気になった子どもたちがどんどん先行する。

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201207XZ-516_thumbときどき止まって待ってくれている。

13:40 次郎坊(標高1900m)

201207XZ-517201207XZ-521[まるで月面のような世界である]

次郎坊からは、私の膝が悪くスピードが出ないので、五合目の大石茶屋でまちあわせをすることにして、先行してもらう。

ここから頂上アタックとは別の意味で一人となる。

後ろ向きに歩くと膝が痛くないことは早い時期に分かっていた。最後の500mはほとんど後ろ向きに富士山を眺めるようにして歩く。

まっすぐな道で、障害もなく、仮にこけたとしてもふわふわの砂なので安心である。

この後ろ歩きは非常に助かった。膝を伸ばす効果もあったのか、絶対に後遺症が残ると思っていた右膝も旅行後に何ともなかった。

まぁこの姿を人が見たら変に思うだろうが、幸いガラガラの御殿場ルートである。

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〔大砂走り 左が下山者のまきあげる砂煙 右のジグザグが登山道である 右上のピークが富士山頂上〕

14:45 御殿場5合 大石茶屋(標高1520m)到着201207XZ-529

imageようやく戻ってきた、というのが実感だ。達成感というよりは無事に帰ってこれて良かったという安堵感が強かった。201207xz-528_thumb

かき氷で乾杯をする。

子どもたちはここで金剛杖に最後の焼き印を押してもらう。

休憩した山小屋全てで押してきたので、富士宮5合から8合までと御殿場8合~5合までの全ての焼き印が押されている。富士宮ルートと御殿場ルートの両方の焼き印が押されたゴージャスな金剛杖の完成に、山小屋の方には大げさに感心してもらった。

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16:10 御殿場5合駐車場(標高1440m)

一日半ぶりに車に戻り、着替えや荷物整理をする。

砂だらけである。軍手や靴下の下まで砂が入り込み、皮膚の凹みにたまって黒い筋になっているのには驚いた。

このあと、富士市まで移動し、宿泊した。

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