» 2013 » 1月のブログ記事

講義形式の授業の時、自分の撮った写真やビデオ映像を見せたい時がある。

しかしパソコンやプロジェクター、マグネット式のスクリーンなど一式を持って移動し、セッティング、片付けとなると、けっこう大変なのである。

その一コマだけ授業をすればよいのなら、手間は惜しまないが、実際には次の授業の準備もあるし、生徒対応などもある。

どうしてもよほどの効果があるもの以外は、資料集の写真やお話で済ませてしまうことになる。

しかし。見せたい写真は山ほど有るのに、見せずに終わってしまうのは、毎回残念に思っていた事であり、写真を趣味にする私にとっては忸怩たる思いである。

 

そこで、意を決して持ち運びができるサイズのプロジェクターを買った。

そんなに大きく映すわけでも、屋外で映すわけでもないので、それなりの明るさでよい。

(と言っても昨年買ったプロジェクター付きデジカメは、明るさが10ルーメンでさすがに力不足であった)

 

買ったのはアドトロンテクノロジーのQUMI-Q2、後発のDell-M110と迷ったが、MS-Officeのデータがそのまま映せるのがポイントとなった。

P1260118

写真の上の部分がプロジェクター。下は‥‥巨大モバイルバッテリである。今回プロジェクター購入と同時に注文した。

もちろんプロジェクターにはACアダプタが付属しているが、持ち運びを考え、なるだけコードレス化を目指したのだ。

(まぁバッテリとの間はコードデスが)

P1260120

P1260121サイズは162x102x32mm、かなり小さい。子どもの弁当箱くらいか。

左の写真で腕時計と比較して欲しい。サイズがおわかりだろうか。

この小ささで明るさは300ルーメン。

教室内で1mくらいの距離からなら十分な明るさである。

>>>>と思ったのだが、先日実際に使ってみたところ、明るさは不十分であることが判明。冬場は室内まで光が入り込むためだ。

P1260122

バッテリは23000mAhの巨大サイズ。19V3A出力のできるものを探してこれに行き着いた。

実験してみると、フル充電から、プロジェクターをつけっぱなし(3秒おきにスライドショー)にして、2時間30分ほど持った。

まぁ一日使う分には十分だろう。つけっぱなしにするような使用状況ならACアダプタをつなぐだろうし。

ちなみに外観が同じで出力が2Aのものが多く出回っているので、購入する際には注意が必要だ。

 

 

P1270127

こちらは小型USBメモリ。今回買ったプロジェクターはMicroSDカードとUSBメモリに対応している。

USBならPCとのやりとりも間違いなくできる。このUSBメモリに必要な画像や映像を入れておき、プロジェクターに指せば、

上のセットを持ち運ぶだけでどこでも映写することができるわけだ。

 

 

 

JISAKU_screen

ちなみにPPシートを使って折りたたみ式のスクリーンも作った。持ち運びを考えて写真のように4つに折りたためるようにしている。

PPシートは表面が梨地っぽくなっているので、光を適度に反射する。そしてしなやかなので、カッターで軽く切れ込みを入れると折れ曲がるけど切れないという絶妙な素材だ。

裏面には黒板に貼れるようにマグネットをつけている。収納時はこのマグネットどうしがくっついて勝手に展開しないので便利である。

iPhone用のアプリだが、もちろんiPadでも使える。

マイクから拾った音の波形を表示するアプリである。

いままで理科室や技術室のオシロスコープは重く、画面が小さく、波形を見るのがたいへんだった。

このアプリを使い、大画面テレビに映せば一気に問題解決。

しかも動画や静止画がキャプチャーできるので、波形と音の大小/高低などの検証にも使える。素晴らしいアプリですな。

 

下の写真は、下娘にソプラノリコーダーを吹いてもらい記録したもの。

音が高くなるほど波長が短く(波の数が多く)なることが分かる。

oto_1_do 低いド
oto_2_mi
oto_3_so
oto_4_si
oto_5_takaire 高いレ
oto_6_takaifa 高いファ
   

2つの数字の最大公約数と最小公倍数‥‥これをプログラム的にどうするのか考えて見た。

 

まず最大公約数を求めて、二つの数を最大公約数で割った商をかけ合わせれば最小公倍数になる。

そのためには、共通して割れる素数を見つけ、どんどん割っていけばよい。割れなければ次の素数へ、これを繰り返す作業だ。

二つの整数を a,bとする。
最大公約数になる数字をcとする。

二つの数字を共通して割れる数字(約数)をiとする。

 

表の右端は例として、a=48 b=36 の場合を表示している。[]内の数字はループの回数。

コード   説明 具体例
c=1   最大公約数の初期値は1  
i=2   約数の初期値は2  
       
Do   Loop まで繰り返す  
   If (((a mod i)=0) and ((b mod i)=0)) then   もし
aもbもiで割り切れるなら
   以下の処理をする
[1]OK
[2]OK
[3]NG
[4]OK
      a=a/i      aをiで割る [1] a=24
[2] a=12
[4] a=4
      b=b/i      bをiで割る [1] b=18
[2] b=9
[4] b=3
      c=c*i     最大公約数になるcをi倍する [1] c=2
[2] c=4
[4] c=12
   else   a,bどちらかが
i で割り切れないなら
以下の処理をする
 
      If i=2 then      
         i=3   割る数を3,5,7,…と増やす [3] i=3
      Else      
         i=i+2   [5] i=5
      End if      
   End if      
Loop until  ((a<i) or (b<i))   aかbが 割る数 i より
小さくなったら終わり
[5] i=5
a=4,b=3
ループ終わり
       
print c   最大公約数はc c=12
print a*b*c   最小公倍数はa*b*c a=4、b=3

※   本来ならiは素数なのだが、簡略化するために3以降は奇数にしている。
 

a=48 b=36 の場合、最大公約数は12、最小公倍数は144となる。

子供のころからずっと4つの数字の合計をしてきたが、最近はボケ防止に複雑な計算をしている。

 

たとえば 5708なら

(0は10として考えることにしている)

4個の数字の足し算 5+7+10+8=30
4個の数字のかけ算 5*7*10*8=2800

左右二つずつをかけ算して、その差(絶対値)を出す。

5*7-10*8→45

その値と4個の合計との最大公約数と最小公倍数。

45と30なので 15と90

最大公約数が大きな値になると何となく嬉しい。

ma-2.comのブログは全てWordPressを使っている。

サーバーのドメインを昨年にma-21.netからma-21.comに変更、そして今回ma-2.comへ変えたわけだが、ブログに埋め込まれている画像データのアドレスはそのときのブログのドメインが使われている。

これを一つ一つ直していくというのは気の遠くなる話だ。

そこでWordPressのプラグインツールとして、「SearchRegex」を導入している。

image

一瞬で、文字列の変換ができる便利モノだ。

今回ma-2.comにアドレスを統一したわけだが、今まで使っていたma-21.comもまだ数年は契約が残っている。

そこで、一つのサーバーで複数のドメインを使う実験をしてみた。

 

www.ma-21.comのDNS設定でAレコードを無効化、CNAMEをwww.ma-2.com に訂正した。

これで ma-21.com も ma-2.com も同じIPが振られることになる。

もちろん今まではDiCEによって両方のドメインをDDNSに通知していたので同じ事なのだが。

 

そしてサーバー側を二つのドメインごとにディレクトリ分けして、apacheのhttpd.confで、バーチャルサーバー設定を追加した。

これで、両ドメインを独立して存在できることになった。

現在 www.ma-2.com は従来どおり。www.ma-21.comは実験用のトップページのみ置いている。

いままで独自ドメイン(ma-2.com)はgoogleAppsを利用して主にメールのみ使用していた。

ホームページのトップページこそ、googleAppsで作っていたものの、他のページは自宅サーバーに振ってあるma-21.comという違うドメインを利用していた。

Googleのサイトを利用しない理由は10Gまでの制限があることや修正が面倒であるためだ。

しかしトップページと他のページのドメイン名が微妙に違うというのも気持ちワルい。

 

そこで今回、ma-2.comに統一することにした。

具体的には、

1.新たにトップページを作ること

2.googleに振られているma-2.comのDNSを自宅サーバーに振り直すこと

この2点だった。

実は2.が不勉強で今までできないと思っていたのだが、DNSの設定を変更することであっさりできてしまった。

ポイントはドメインを管理しているお名前.comのレンタルDNS設定で、CNAMEでgoogleに振られていたものをAレコードで直接現在のIPアドレスを指定することだった。そしてサーバー側から変動するIPアドレスをお名前.comのDNSに通知してやること。これだけのことだった。

ちなみにIPアドレスをお名前.comに通知するのはフリーソフト「DiCE」を使っている。DiCE DynamicDNS Client

ここ三日ほど、メインのパソコンが起動しなくなった。というかリセットをかけると2度目は起動するので、初回起動に失敗するようになったと書く方が正確か。

とにかくBIOSが起動して、WINDOWSのロゴまでは出るのだが、その後、モニタへの出力が消え、ウンともスンともという状態だ。

2度目は起動するし、その後おかしな動きをするわけではないので、ハードディスクやマザーは問題なさそう…、となるとアヤシいのは電源だ。

1年半前にマイナーなBTOメーカーから購入したこのパソコン、調べてみるとかなり安価な電源(その名も明智光秀)が使用されている模様。

そこでKEIANというメーカーの「GORI-MAX2」 を購入。KT-S650-12A パッケージ

BULLーMAX2という商品もあり、この手の安価な電源のことを自作マニアは動物電源と呼び、小バカにしているそうな。

まぁ私はこれで十分と思っている。

 

さて、交換…

久々にケースを開ける。中のホコリが凄い。特にCPUクーラーのファン、その下のヒートシンクあたりにかなりホコリが詰まっている。さらに吸気ファン前のフィルタや排気ファンにもかなりのホコリが。ハンドクリーナーでホコリを吸い取る。きれいになると気持ちよい。ちなみに私は洗濯機のホコリフィルター掃除も好きである。けっしてきれい好きではないのだが(むしろ掃除は嫌いなのだが)、成果が見えるコノ手の清掃は快感を覚える。

 

清掃して新しい電源に取り替えたわけだが…。やはり1度目は起動しない。

電源の問題ではなかったようだ。

いろいろとググってみた。SATAのケーブルの差し込みとか、マザーの電池とか、コンセントの位置(たこ足排除)とか、いろいろ試してみたのだが、どれも違う。

けっきょく原因は、12月に購入した外付けのHDDで有ることが判明。起動停止後にHDDからのUSBケーブルを抜くとあっさり起動した。

WINDOWSロゴの後は、USB関連の電源チェックという話は、ネット上に上がっていたのだが、しっかり切り分けができていなかった。HDD自体には専用の電源を取っていたので、まさか起動の際の電源不足に関与するとは思わなかったのだ。

一つ勉強になった。そしてPCはきれいになった。よしとしよう。

201301XZ-003

201301XZ-008201301XZ-010

今年も初日の出を自宅にいながら見ることができる幸せをかみしめる。

過去の記事