» 2015 » 3月のブログ記事
IchigoJamなる超小型PCのキットが紹介されていたので買ってみた。1500円+メール便送料。
いくつかのパーツがセットになっており、完成図と同じようにハンダ付けしていくと完成。
電源となるMicroUSB端子、画面出力のためのNTSCコンポジット出力端子、キーボード入力のためのPS/2端子をつなぐと、簡単なBASICプログラムを組む準備が整う。
36年前、「これからはマイクロコンピュータの時代だ!」の煽りとともに、夢に見たBASICのプログラムが、今やこんな値段と簡単な手間でできてしまうのだ。
さっそくプログラムしてみましたよ。小学生向けプログラム教材らしいので、できることはほんとに限られるけど、制限の元で目的を達するコードを書くというのもまた一興。むかし少ない文字数で(しかも一行で)アナログ時計を作るということに取り組んだことを思い出したよ。
日曜日の午後から天気が良くなってきたので急遽,小旅行へ。
半日で行けるところは限られているので車で1時間程度の福崎へ行くことにした。元は生野銀山に行くつもりで、その立ち寄り地程度のつもりだった。留守番の子どもたちには「生野に行くの!」とシャレを言って出かけた。だが福崎だけで十分に見るものがあったので、けっきょく生野には行かなかった。
さて私ごとだが、今年50歳になる。今年はいままでの半生を振り返る旅をしたいとも思っていたので、福崎という地は格好である。というのは、福崎は40年ほど前に私の父の会社が研究所をつくり、父がその初代所長として単身赴任した地なのだ。何度も車で連れて行ってもらった。研究所の近くには播但線の線路があり、そこで列車の撮影をしたり、父の単身赴任先を拠点として福崎駅から方々に出かけたりしたものだ。
そして「青春18のびのびきっぷ」が発売された1982年3月、事件が起こった。詳しくは拙筆「青春18のびのびきっぷのお話」をご覧いただきたい。まぁかんたんに書くと偽造キップ扱いをされて、その後、私をモチーフにしたかのような「青春18キップ」の宣伝看板が掲げられたということだ。
事件当日に福崎駅で撮影した写真→