» 2015 » 5月のブログ記事
風呂場の水道の蛇口(温水混合栓・シャワーカラン切り替え)が2~3年前から調子が悪くなっていた。コックを「閉」の位置にしても、ぽたぽたと水が漏れる。
ちょっとしたコツで止めることができていたのが、だんだんと常に水が漏れる状態になっていた。
メーカーと型番で検索をかけると、同様の問題に対する修理記事を見つけることができた。
どうやら原因は、切替弁というものが劣化しているためらしい。
部品そのものの値段は大して高くないし、作業も何とかなりそうだ。DoItMyself!
切替弁がネットで一番安いところで3000円弱(送料込み)、それとウォーターポンププライヤーという水道管工事用のプライヤーも購入(1000円)。
作業にはいくつかコツがあって、ここでは細かいことは書かないがネットの記事がたいへん参考になった。
ネットの情報がなければとてもできなかっただろうし、そもそもやろうとしなかっただろう。
ひとつ、できることが増えた。またしても単純だが嬉しい。
今年から全学年の家庭科の担当もしている。調理・保育は実生活である程度は経験済みなわけだが、裁縫は40年前に小学校で習って以来である。そして実生活でも避けてきた分野であり、これに関してはイチから勉強することとなった。
この連休は、1年生の実習でつくるクツ袋を作成した。
まぁ材料などワンパックになったキットなので、説明書通り作ればよいのだが、基本的な言葉の意味が分からないこともあり、相棒さんに教えてもらいながら、そしてネット動画も参照しつつ作っていった。
1.必要なサイズに切り | 2.袋状にするために重ねて | チャコペンで設計 |
3.半返し縫いで縫っていく | 3歩進んで1歩戻る、半返しだ! | 4.布端をかがり縫いする |
5.ひっくり返して表面 | ヒモ通し部の周囲を本返し縫い | 裏側 |
6.上端部を2つに折って | まつり縫い | まつりだまつりだまつりだ豊年… |
7.ヒモ通し部の下を並縫い | 8.ひもを通して | 9.完成! |
できるにはできたが、教えるレベルにはまだまだ。失敗したときのリカバリーなど学ぶことは山積みだ。
一方で、できなかったことができるようになるというのは、この年になっても何だか嬉しいものだ。
実は4月から相棒さんに、まつり縫いやボタン、スナップ付けなどを教えてもらっていて、実際に衣服の補修をしたりしていたわけだ。大げさかもしれないが、人間的な成長?丸というか完全体にすこし近づけたような、そんな喜びがある。
明暗差があるものを見る際、人は暗い場所では感度を上げ、明るい場所では感度を下げる。その両方を脳内で合成しているのでディティール(細部)の再現が成立して見えるわけだが、カメラだとそうはいかない。とくにコントラストが激しいシーンだと黒白どちらかが犠牲となる。それを目で見たように再現する技術がHDRである。
今回、うす暗い環境での滝を撮影してみた。普通は岩肌が黒くつぶれるか、水が白く飛ぶか、どちらかになる。薄暗い雰囲気を出すために(暗めに写るように)露出は-1補正してある。
通常撮影したもの。
滝の水や右の陽の当たる岩肌はきれいに出ているが、中央から左の岩肌が黒く沈んでしまっている。
ストロボを焚いて撮影したもの。
どう考えてもカメラ内蔵のストロボの届く距離ではないのだが、カメラががんばってISOを800まで上げて(感度を上げて)撮影している。そのせいか暗い岩肌はそれなりに写っているが、滝の水や右の岩肌は飛んでしまっている。
カメラ内HDR機能を使って撮影したもの。
一回のシャッターで3枚撮影し、撮影後に合成している。暗い雰囲気を保持しつつ、岩肌や水のディティールをけっこう再現している。
HDRは時間がずれた3枚の写真を合成するので、動きのある被写体には向かない。今回の滝の水は、1/60でも流れてしまうので、あまり気にはならないが、それでも色味に影響が出ているように思う。
このようにHDRも万能ではないが、見たように写るというのはやはりありがたい機能である。
こどもの日だが将来のリタイヤ時の練習も兼ね夫婦2人でお出かけ。
行き先は養父市にある天滝(てんだき)。日本の滝百選に選ばれている名瀑である。
宝塚の自宅から県北方面へ行くときは、宝塚ICを使わず、西谷を抜けて舞鶴道へ入るのが正解である。とくに行楽シーズンは宝塚IC付近が渋滞する(定番の宝塚西トンネルだけでなく、ICの出入り口も渋滞する)ので、山中のドライブの方がよほど楽しい。今回は往復とも三田西ICから高速を使った。高速代金を節約したければ、猪名川町・西峠を経て丹南篠山IC、またはそのまま地道で春日ICまでいけば、無料の豊岡自動車道につながる。
途中多少の渋滞とトイレ休憩を含めても二時間半で到着。
所属団体「鉄道研究会WOO」の会報誌『OH!WOO!!』が今年で30周年を迎える。
30周年を記念した次回の会報誌のテーマが「30駅めの取材」だったので、「阪急阪神1dayパス」の範囲内で、30駅ごとに乗り降りをしてみた。
ちなみに「阪急阪神1dayパス」とは、阪急電鉄全線・阪神電車全線・神戸高速全線が乗り降り自由で1,200円というもので、今回のように乗ったり下りたりを繰り返すにはもってこいのチケットだ。
30駅めの設定は、桃太郎電鉄というゲーム内に出てくる「リニアカード(現在地から30駅進めるカード)」の設定に従うことにする。つまりぐるっとループすることはできるが、行き止まりでの往復には使えない…ということだ。乗り継ぎに関しては、阪急と阪神の両社がつながる神戸高速鉄道の「高速神戸」駅、そして「梅田」駅と「今津」駅を同じ駅として扱うことにする。また厳密に30駅を実践するため、各駅停車のみ乗車することにする(急行・特急等は各駅停車区間のみ使用する)。さて朝の8時から日暮れまでの約11時間、上記のルールで乗り降りを実施してみた。