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201201G2-040車検待ちの間に写真を撮ってみた。寒い日だった。

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千里中央の高層マンション

住みたいとは思わんが、景色は見てみたいな。

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オリンパスのE-PL1sをひょんなことから入手して以来、オールドレンズカメラとして急に注目しだしたマイクロフォーサーズ機なわけだ。で、試し撮り目的で京都にふらっと行ってきたってわけだ。

前述の写真を撮る楽しさ、そしてそれが手軽に行えるシステムを得たという良感触を得た。

その一方、オールドレンズをE-PL1sで使う際に不便だと気づいた点もあった。それは縦位置でピントを合わせる際、クローズアップボタンがファイダーと顔の間に来て操作しにくいことであり、後付けのEVF(電子ビューファインダー)が向きを変えられることが災いして、中途半端に傾き、あらぬ方向にカメラが向いてしまうことがあることであった。またEVFと液晶画面をいちいち切り替えるのも手間に思えてきた。そして使い出して気になってきたのは、シャッターボタンの位置。あまりにグリップ間際にセットされており指が余る。私はそんなに手の大きい方でもないと思うが、女性の手に合わせて作られる昨今の製品は、若干指を曲げるようにしないとシャッターが押せない。これは撮影のちょっとしたストレスになり、積もり積もれば「楽しくない」。

 

さて、ここからはますます表題の買い物の言い訳くさくなっていくが、全く無秩序に無駄買いをしているわけではないのだということを理解していただきたく(誰に?)書き進めることにする。

 

この1ヶ月、E-PL1sが吐き出す写真を眺めて、写真そのものは普段使っているコンデジ(の中ではかなり良いものなのだが)に比べてすばらしいことが分かった。マイクロフォーサーズというシステムが、デジタル一眼黎明期(D70のころ)と同等か、それ以上の信頼を置いて良いものだと判断できたのだ。となるとこれからはデジタル一眼の立ち位置をマイクロフォーサーズ機に置き換えていくことになる。そのためには、エントリー機ではなく、ファインダーの付いたミドルクラスの機種も試してみねばならない、これからのカメラシステムの行く末を占うためにも‥‥。

大層なこと書いてすんません、盛り上がりを見せるマイクロフォーサーズ機の魅力にようやく気づいたってところですね。

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さて、そんなこんなで、PanasonicのDMC-G2なわけだ。パナのM4/3機(マイクロフォーサーズ機をこれからこの表記にする)としては2代目だ。あらかじめEVFの付いたデジイチタイプのボディ、大きさもM4/3機にしては大きいのでシャッターボタンまで指が余ることもない。オールドレンズをつけたときのバランスも良い(右写真)。ピント合わせ時のクローズアップもジャマにならない位置にあり、もちろんファインダー固定だから妙な方向に向くことはない。またアイセンサーと呼ばれるEVFと液晶が自動で切り替わる仕組みも便利。液晶はバリアングルなので、ローポジションだけでなく、ハイポジション時にも使える。さらに液晶はタッチセンサーになっていて、液晶タッチでシャッターまで切れるようになっている。

こんな機種が2010年春に発売されていたのだ。ちなみに今は次の代のG3になっているが、小型化されてしまい、指が余るサイズになってしまった。またアイセンサーもなくなり、こちらにはまったく食指が動かない。

とりあえず夕方のお散歩写真を掲載する。一眼タイプはしっかりホールドできるので、手ぶれ補正と相まって、シャッター速度1/2秒でも安心してシャッターが切れる。

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大学時代の先輩である桜石氏から京阪の株主優待券を安く譲ってもらっていたので、久々に単独でお出かけ。

ちょっとでも元を取るべく始発の淀屋橋から終点の出町柳まで乗り、初めて下鴨神社に行った。201112PL1s-072

風そよぐ楢の小川の夕暮れは禊ぎぞ夏の証なりけり

楢の小川は上賀茂神社から流れてくる川と初めて知った。奈良の小川かと思ってました。

 

平地でも雪が降るかもという寒波の中、ゆっくりと歩き、のんびりとシャッターを切る。カメラは前出のPL-1sとXZ-1。

PL-1sにマニュアルレンズをつけ、構図決め/ピント合わせ/露出合わせ/シャッターという原始的なスタイルで写真を撮った。

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輪橋(そりばし)と光琳の梅(の実) ・ 御手洗川(みたらしがわ)‥‥みたらし団子発祥の地

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下鴨神社の境内には糺ノ森(ただすのもり)と呼ばれる原生林があり、紅葉の名所。

ただ楢の木が病害虫の被害に遭っているとのこと、少々だが募金をしてきた。

冬は昼間から影が長い。上の写真も夕方のように見えるが、実は1時頃。

 

帰りも京阪、今度は京橋で特急を降りて、新しくできた中之島線に乗る。終点・中之島から歩く。

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この時点で3時ごろ。斜めからの弱い光がビルを立体的に浮き上がらせる。

堂島からは地下に入り撮影は終了。そのまま梅田まで歩き阪急に乗って帰った。冬の日は短い。

 

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善し悪しだなぁ‥‥レベル調整できると良いのだが‥‥。

 

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左がHDR、右がノーマル。

左の青空のように不必要な濃淡が出てしまうのは何とかならんのかね。

カメラ内での編集には限界があるなぁ。

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最近の見頃は12月になってきたか?

近所のオープンハウスを見に行ってきた。もともと一軒の土地にペンシルハウスを三軒建てる予定らしい。

丸窓とか、赤瓦とか、雲雀のムードを上手に取り入れているとは思ったが、2×4建築にしてはちょっと高いような‥‥。

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オクで入手したマイクロフォーサーズ機であるOLYMPUSのE-PL1sが未だ手元にある。201111LXa-009

XZ-1用のライブビューファインダーが目的だったのだが、E-PL1sとレンズとのセットで激安だったので‥‥さっさと本体・レンズは売るつもりだったのだが、手の大きさにしっくりくるサイズ、そしてPanasonicの14mm単焦点レンズも気に入ってしまった。そしてXZ-1につけるはずだったライブビューファインダーはそのままE-PL1sに。完全に目的が変わってますね。分かってます。(^^;)

こうなるとマイクロフォーサーズの世界にどっぷり‥‥ミイラ取りがミイラになるというパターンは今まで何度も経験しているわけだが、今回は魅力的なレンズが見あたらず、幸いレンズ沼にはハマっていない。かわりに過去のマニュアルフォーカスレンズをつけるアダプタを3000円弱で購入、いままで絶賛お蔵入り中だった小学生の頃から使い続けていたPENTAXのマニュアルレンズが息を吹き返した。(ちなみに本体であるPENTAX-MEとかSUPER-Aなどはシャッタ201112XZ-019ーが押せなくなって人知れず壊れていた。LXとME-superはちょくちょく空シャッターを押していたためか無事、機械ものは使わないとダメだね。)

E-PL1sでマニュアルフォーカスが使えるのは、ピント合わせの際にライブビュー画面でクローズアップしてくれるから。完全にピント合わせができる。もともとマニュアルフォーカスのPENTAXを使わなくなったのは、近視のためちゃんとしたピント合わせができていないと感じるようになったためだからこれはデジタル時代の朗報だ。

昔ながらの、絞り優先による露出決定、ピント合わせ、シャッターという手順で写真を撮ることになる。

 

手軽ではない。

しかし楽しい。

これは、一昔前、写真が今のように子どもでも簡単に撮れてしまうものではなかった時代の優越感だ。露出を自分の意志で決定し、ピントを合わせ、タイミングを合わせてシャッターを切る、それが快感。そういったものが沸々とよみがえってきた。(あとはフィルム現像とか焼き付けとか‥‥あぁ昔は手間だったなぁ)今のカメラは手軽で日常の記録にはもってこいなんだが、作品づくりというか過程を楽しむ部分がざっくりと削られている、いや巧妙に隠されてしまっている。そんなことに気づかされただけでもE-PL1sを入手した価値があったのかもしれないな(と後付けで正当化してみる)。

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E-PL1s+RIKENON 45mmF2.8(35mm換算90mm)

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