今年の夏は、異常に早い梅雨入りに始まり、猛暑のあとに季節外れの長雨、と不順であった。さらにコロナ禍が加わり、花火大会やビアガーデンなど夏らしいイベントも中止で、夏らしいこともせぬまま、もう夏が終わろうとしている。学校現場も明日から始動で、今日が夏休み最後の日である。

今日は何かそんな夏を取り返すかのような猛暑で、近畿各地に熱中症アラートが発令されている。エアコンの効いた室内から暑いベランダへ出てスイカを食べた。逝く夏への惜別の気持ちであろうか。

昼からの休暇を利用して職場のある猪名川町の最高峰・大野山へ行ってきた。

大野山アルプスランドの名称があるこの地域は標高753mとこの地区の最高峰。デイ専用のキャンプ場や猪名川天文台があり、山中に巨石が散在するエリアもある。

猪名川展望台

大野山アルプスランドは何度も訪れたことがあるのだが、猪名川展望台は開館時間が限られている関係で、今回初めて中に入ることができた。ちなみに猪名川展望台の開館時間は、木~日曜日の13時30分~21時30分(現在は20時に時短中)である。

中は一階にプラネタリウム室があり、階段を上がると天体望遠鏡のある観察室がある。

プラネタリウム室は、中央に小さな機械が設置された半径3m程度の円形の小部屋に、いくつかマットが敷かれており、そこに寝転んでドーム状となっている天井を見る形となる。

今回お客は私一人だった。上映となると職員さんが遮光のため周りのカーテンを閉め、部屋の外へでて「じゃあ始めますね~」の声で始まった。ちょっとレントゲン撮影のようなムードである。

薄暗くなった部屋のドーム状の天井に星が映し出される。内容は一般的な、当日の夕方から翌朝までに見られる惑星や星座の解説であった。映されている星も3等星くらいまでであろうか、都市部で目視できる星に割と近いためであろうか、大きなプラネタリウムで感じる異世界感は感じなかった。

プラネタリウムを鑑賞している間にもう一人の職員さんが望遠鏡の調整をしてくれていたようで、鑑賞後、階段を上ってすぐに星の観察ができた。

この日は、天候不順の夏にしては珍しく快晴だったので、雲に邪魔されずに観察ができた。見せていただいたのは、金星・水星、うしかい座のアークトゥールス、そして太陽である。太陽はHαフィルターを通した赤い映像である。いま太陽活動は減退期に入った状態らしく、プロミネンスも活発では無いのだが、何とかヒゲ程度には吹き出している様子を観察することができた。貸し切り状態だったからスマホで写真を撮っておけば良かったなぁ…。

観察できたプロミネンスは、
こんな見事なわけはなく、
ヒゲが生えた程度の高さだった
(上のイラスト矢印先)
猪名川展望台
2020年秋にドローンで撮影
(観光振興課許可済み)

巨石めぐり

大野山を含む周辺のかなり広い範囲は、佐曽利カルデラの跡地形と言われている。しかし現在の地形からは確かめようが無い。確かめようが無いのにカルデラが存在していたとされる理由は、周辺から、熱水鉱床や溶結凝灰岩など、大規模な火山噴火があったことが推察される地質が見られるからである。多田銀銅山もそのひとつである。佐曽利カルデラができた時代は白亜紀。恐竜が大陸を跋扈し日本列島はまだ形になっておらず、その元が大陸の縁にあったと言われるころである。

ここ大野山も、そうしてできたカルデラが断層などで断ち切られて突出した部分では無いかとのこと。そしてサブタイトルである巨石であるが、これは溶結凝灰岩といわれ、滞積した火山灰がその重みと熱によって再度溶け、固まったものとされている。その際、節理という決まった方向に割れやすい性質を伴うため、風化によって今の時代に巨石程度まで細かくなってきた、という推察である。

10年ほど前に理科の先生方と訪れて以来、久々の巨石との再会を果たした。

岩石群の成因を説明する看板

岩めぐりコース
カメレオン岩
太鼓岩
太鼓岩(ドローンから)
太鼓岩(動画:59秒)

専用の製図板風デスクまで作った13インチの液晶ペン・タッチタブレットは、けっきょく老眼の身にはいかんとも小さすぎた。そしてタイミング良いことに超大型の液晶・ペン・タッチタブレット・DTH-2400の中古品がネットのリサイクルショップで放出されていた。それも超格安(送料込2万円)である。こういったガジェットはデザイン会社などからリプレースで一気に出てくるらしく、市場にあるときに拾っておくのが正解である。

こやつは総重量30kgというバケモノで、そのうち半分はスタンドの重量である。この重いスタンドのおかげで、モニターを手前に引き寄せてもバランスを保っていられるのである。これによって懸案であったモニタ中心・タブレット中心という使途によるモニターの移動の煩わしさが許容範囲まで緩和したのである。

これまで二転三転してきたが、これで自宅デスクトップのディスプレイ環境が確定した。というかもう動かせない…。

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以前、超大型の電子メモを購入した話をエントリーした。

その後、小型のものも購入し、職場でメモ代わりに使っていた。

しかしこの手の電子メモは部分的な消去ができない。使っているうちにそれで困ることもあった。そこで表題のように半分ずつ消せる電子メモを購入した。実用になりそうである。

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最近のゲームには食指が伸びない。ゲームの世界観を理解することだけで、とても時間がかかりそうなものばかりである。しかし物理的に時間は無いし、長時間何かに集中して取り組むということも難しいお年頃になってしまったこともある。
ようは面倒くさそうという先入観があり、取り付こうと思わないのである。

 

一方で先のエントリーで書いたように、ギャラリーの一体感という、私の甘美な青春の一コマは無性に懐かしく思い出される。もういちどレトロなゲームをやってみたいとは思う。

そこで新たにレトロゲーム機を買ってみることにした。幸いうちにはギャラリー役をしてくれる子どもたち(もう成人してますが…)がいることだし。

image購入したのは、ヤフオクの出品されていた古いファミコンをリストアしたもの。それなりの需要はあるようで、複数の出品者が出品している。単に外装を漂白するだけではなくて、安定化回路を組み込んでいたり、電源はUSB化されていたり、映像出力はコンポジットに、音声出力はステレオにするなど、今の環境で使えるようにリストアされているブツである。

以前にファミコンの互換機を使っていたことがあったのだが、ブラウン管仕様のゲームは画面が滲むことが前提で作られており、今の液晶テレビに映すと、画素数の少なさが目立って、とても目に悪そうに感じたので捨ててしまった経緯がある。今回のブツは前述の改良により、そういったことが感じられない良品である。唯一惜しい点は、コントローラーのコードが短いままなので、大きな液晶テレビで映すには不適であることくらいであろうか。まぁ幸い電源と出力ケーブルがそれなりに長かったので、本体を液晶テレビから離すことで解決した。

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パンや駄菓子を売っている雑貨屋の店頭に、昔はよくゲーム機が置かれていた。高校生だった頃、学校帰りに毎日のように雑貨屋に寄り、WOOの皆さんと駄菓子を食べながら、ゲーム機を囲んでいたものだ。プレイヤーが操る画面上の主人公の一挙手一投足に、ギャラリーが沸き、悲鳴を上げ、応援・助言するという、熱のある一角であった。今になって思うと、プレイヤーとギャラリーの一体感が感じられる、希有な空間であった。

その後ファミコンの発売により、ゲームの戦場は家庭へとシフトした。ゲームは一人で、あるいは仲の良い友達と、クローズドな環境で行うものとなった。私のTVゲーム史は、この辺(ファミコン、せいぜい初代プレステ)で進化が止まっていた。

高校生だった私がおっさんになり還暦も見え始めた昨今。40年近くの時間の間に、ファミコンをはじめとするゲーム機・ソフトは進化を遂げた。そして、それまでは無であったネット環境というものが整った。

リアルタイム配信によるゲーム実況というカテゴリが存在するなど、ゲームプレイを不特定多数が見て、コメントすることも可能な世の中になったのである。だがその環境が、私の青春の一コマのように、ギャラリーとの一体感を得られるものなのかどうかは、寡聞にして知らない。

自宅ベランダからの空の撮影は、タイムラプスができるアクションカメラを購入してから頻繁に行うようになった。現時点でだいぶ仕様が固まってきたので、記載しておこう。

カメラ Crosstour社CT9500(2020改)
このアクションカメラはイイ!
シャープネスが硬めで・彩度は高めの設定で、クッキリハッキリと映る。
電源 屋内コンセントから、エアコン用通気口を通して、テーブルタップを屋外へ。
そこに5mのUSBケーブルを接続。
固定 UTEBIT 三脚 クランプ C型
これまで蛸足三脚やクリップ三脚を使用していたが、不安定だった。
こちらに変えてからは強風時も心配なし。

camera kuranpu 20210718_075133

液晶ペンタブについて検討した結果、新たにタッチ可能な液晶ペンタブレットwacomDTH-1300を購入した。中古で2万円強で買えたのは大きい。

これを、使いたいときに特別な操作をせずに使えるように設置したい。

そのために机の上に新たに液晶タブレットを埋め込んだ板を置くことにした。

液晶タブレットが到着前だったが、寸法は分かっていたので、あらかじめコーナンで木材を調達し、カッティングサービスを利用してブロックごとに切断しておいた。ちなみにコーナンはweb登録をすると、購入した木材は10カットまで無料である(今回7カットだったので無料~!)。

現物が届いたところで、土台となるベニア板にブロックを接着していく。ここは水平を維持しながら時間をかけて行った。ちなみにカッティングサービスは切りシロがけっこう必要で、その結果、縦寸にゆとりがなくなり、キッチキチに液タブが嵌まる状態になってしまった。

 

これまで自動車税の支払いは、カード決済やPay-easyを利用していた。今回は初めてPayPay払いにしてみた。手数料無料のうえに、普通にPayPayポイントもつくので、お得かと。

WindowsLiveWriter から Elementor へ

WordPressの記事は、windows7時代の古いエディタである[WindowsLiveWriter]で書いていた。手軽に書けるので重宝していたのだが、一方でサポートも終了したアプリは、最近の動画とか360度画像の埋め込み表示には対応しておらず、その部分だけHTML構文を直打ちするというしんどいことをやっていた。

 直打ちは一度打ってしまえば、コピペで他の記事にも使えるので大した問題ではないのだが、再び[WindowsLiveWriter]で編集しようとすると、素のHTMLテキストに戻ってしまう。これはさすがに使えない。

 ということで遅ればせながら、WordPress用のプラグインである[Elementor]を導入してみた。これによって画像や動画などのコンテンツを、ドラッグ&ドロップでページに埋め込むことができる。

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